Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

D732の自宅試聴 その2

2009年05月02日 | ピュアオーディオ

D7321

スチューダーのCDP A727をD732に交換して試聴を続けています。まだ3日目ですので「本領発揮」にはまだまだの様です。

現在の処、「音数や空間再現性、音のキレ」は非常に良いモノを感じています。まだ「ふん詰まっている」様な感じを受けます。重心はまだ高いです。プリアンプのボリュームも9時の方向まで上げますと「うるささ」を感じます。従来のA727でしたら11時の方向まで「うるささ」は感じませんでした。この辺が「本領発揮」出来ていないから出て来る所です。

フジコ・ヘミングさんの「永久への響き」のCDを聴きますと、リストもショパンもシューマンもみんな「ショパン」の曲の様に感じてしまいます。結構個性が強そうです。

昨夜は試聴を始める前に「Lchからノイズ」が出て困りました。これはパワーアンプの整流管の寿命が原因でした。予備でストックしていたCV378の太管もLch不良で音が出ませんでした。仕方なくムラードの珍しい5U4Gに交換しましたら「ノイズ」がピタリと止まりました。

ヤフオクで購入した真空管は購入した時に使用できるか確認しておくべきですね。半年前に買ったモノへ交換や弁済を求めても仕方のない事です。

さて次に、EMT#981の事ですが、現物は入手しています。「トレーの開閉不良」がジャンクの理由でしたが、内部のヒューズが1本入っていなかっただけで、取りつけましたら開閉不良は直りましたが「接触不良かリレーの不具合」が有る様で、昨日「ドック入り」させました。直るものかどうか現在では判りません。