Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

今一番のお気に入り

2009年05月25日 | ピュアオーディオ

今1番のお気に入りのSPは LE8T(16Ω)を使ったSP-LE8Tのシステムです。解放された様な鳴り方をします。

Le8t1

21日に「断線修理」を終えて帰って来てからは、D130 3ウェイシステムを押しのけて使っています。

Le8t4 Le8t5 オリンパスやRCA箱システムを聴いてからでもこのSPを聴くと「ホッ」とします。オーディオ的には、オリンパスやRCA箱、D130システムには周波数レンジの大きさやダイナミックレンジの大きさ、音数の多さ等々で及ばないと判っているのですが、何故だか「LE8T」のサウンドを聴くと「ホッ」とします。

STM-22のサウンドトレールに私の理想の「SPセッティング」をして、Trail仕様の管球プリ+管球パワーの組み合わせで、CDPはSD-9500やipodです。アンプ間の接続はSCX-23、SPケーブルはSCS-34「ルシファー」、電源ケーブルはSCE-43、SP内配線もSCS-34とこのクラスのベストのケーブルを使用しています。

SP-LE8Tだけでは高域が不足しますのでフィリップスのT8を追加している事は先日のブログで紹介しています。上の写真の状態で周波数的にも不満はなくなりました。もともと20㎝フルレンジSPですので低域を欲張ってはいけません。

艶の有る高域と軽く反応するサウンドで「弾む」音を手に入れています。「音楽」を聴こうと本気で向かって行っても、BGMで軽く聴こうと云ってもどちらにも柔軟に対応してくれます。

JAZZもクラシックもヴォーカルもこれ1セット有ればそう不満には思いません。パワーをかければ38cmクラスの量感も出して来ます。シンバルの金属の質感もピアノの打鍵の強打をも再現できます。特筆すべきは「まとまりの良さ」(質感のまとまり)でしょう。だから「ヴォーカル」が特にお気に入りです。

もしかしたら私にとって「最後に残るSP」になるかも知れませんね。