Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

私のX-Day

2008年06月16日 | ピュアオーディオ

自宅のSPシステムの「オールルシファー化」の準備がほぼ出来ましたので、明日から2日間の予定で取り掛かります。

まず、SPBOXに穴を開けてルシファーケーブルをバックロードの裏面に入れます。SP端子をつけますのでΦ10mmくらいの穴を6個開け、ケーブルの半田付けをします。そのケーブルの先端をユニットに取り付けますが、バックロードの板が邪魔して取り付けがうまく行くかは予断を許しません。何せ40cmの板材を上に下にくぐらせないといけませんから・・・。ルシファーケーブルはものすごく大きく曲がりません。

現在接続しているSCS-33のケーブルは取り外します。・・・後に残る穴の処理も待っています。とりあえずSPを完成させたいと考えています。その後にネットワークとの配線をやり直します。ここまでやってやっと音出しになります。

SPBOX内のルシファー化が終われば名実共に「オールルシファー化」の完成です。出てくるサウンドが楽しみです。現在気になっている低域の伸びや高域の伸びと質感、音数や鮮度や音色の統一が出来ると共に、今まで聴いたことのないサウンドが出てくるものと思います。

早く自宅を完了して次は「オリンパスシステム」のオールルシファー化です。こちらはインコネのみですので早いです。電源ケーブルの最高級プラグ化は後でのんびりとやっていきます。


自宅SP-707Jシステムのサウンド

2008年06月16日 | ピュアオーディオ

Sp707j1 自宅の707JTrail仕様システムのシステムは約90%がルシファーケーブルになっています。残るはSP箱内配線のみ。現在交換準備に入りました。ケーブルを作成中です。

現在出ているサウンドでも「ふるいつきたくなるような」美音です。これでも相当な満足度です。オリンパスシステム(こちらはインコネのみがシリウスシリーズ)でもこの質感にはかないません。

しっとりとした質感で、超繊細で雄大で、活き活きとした瑞々しさにあふれたサウンドです。C40のボリュームは1クリックから使えます。これでも曲のディティールを損なうことなく38cmウーハーの醍醐味を味わう事が出来ます。もちろん大音量でも使えます。するするとボリュームを12時の方向まで上げても(爆音状態)音のバランスや質感に破綻は有りません。

私の耳的には、D130と175DLH・2405(箱の中のユニット)がまだ鳴り切っていません。ルシファーで接続している#375に引きづられて鳴っているように感じます。これらのユニットが全て「ルシファー」で直結されれば、その潜在能力が直接飛び出してきて、現在の#375の質感と対等に響きだすでしょう。

現在のサウンドが出るようになって「お酒」をたしなむようになりました。実に気持ちが良いものですから「水割り」を少しづつ飲みながら「音楽」を楽しんでいます。深夜12時前後ですのでボリュームはせいぜい2クリックまでですが不足は感じません。

「音が瑞々しく漂ってくる」この感覚は普通のシステムでは絶対に出てこない「質感」です。昔、福岡のブルーノートにMJQやオスカー・ピーターソン、レイ・ブラウン、チック・コリア、ウェイン・ショーターを聴きに行ったときの感覚です。彼らとの距離2~3mのかぶりつきの席で聴いたシーンを彷彿とさせます。彼らの演奏は距離が近いからといってけっして「粗い音」はしません。ここが1流のその上のスーパー級のプレーヤーのゆえんでしょう。(とんでもなく素晴らしい事だとその時に感じました)

これでクラシックも絶品です。音楽の種類を選びません。演奏家の質が高ければ高いほど、録音がよければ良いほど「音楽性」を高めて聴かせてくれます。

コツコツと完全オールルシファー化を進めていきます。来週くらいまでに自宅のシステムを終らせ、心の安堵感を得たいものです。