Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

音のこもりが取れている

2008年06月24日 | ピュアオーディオ

自宅のシステムの件は昨日報告したとおりでしたが、今日は最初から「こもり」が取れています。低域がボン付いていたわけですが綺麗になくなっています。ジェット・ストリームの城卓也さんの声もこもっていません。いよいよこれから本格的なエージングが始まります。使えば使うほど音が良くなっていきます。ちょうど1週間ですね。

今まではJAZZをメインに聴いていましたが今日はクラシックの室内楽を楽しんでいます。ボロディン四重奏団のボロディン「夜想曲」やプロコフィエフ「束の間の幻影」では弦楽器の質感が申し分なく出ています。目の前で「生演奏」を聴くが如しで、右側のSP全体がコントラバスの胴の質感を出しているように感じます。左のSPの#375がヴァイオリンそのもののようです。全ての音が「有機的」な繋がりがあるようで線の細いヴァイオリンの音も(曲の単旋律)の今まではかすれたような質感でチョッときつめに感じていたものも、生のヴァイオリンが目の前で牽いているように感じます。生々しいです。

次にボザール・トリオのドボルザーク「ドゥムキー」。ピアノの音色も弦楽器も音色も自然な感じです。美しい音色で低音域の下の方の伸びが出ています。今までで最高の「演奏」が出来ています。聴いているだけでその場を離れたく有りませんね。このままズーッと聴いていたいと願いたくなります。

事務所のオリンパスシステムも「オールルシファー化」が着々と進んでいます。昨日2本目のXLRケーブルをチャンデバ~低域パワーアンプ(M-100)が済み、本日トランスポートのA730~DAC(SD-9500)間のデジタルケーブル(XLR→RCA変換)を接続しました。

チャンデバからパワーアンプ間が揃っていませんのでバランスが低域増大の状態で崩れています。後4セット必要です。最後の1セットを繋ぐとサウンドは「激変」します。すべてのケーブルが「ルシファー」になって初めて「情報量」の伝達がスルーレイトになります。

他にFI-50のプラグ交換をパワーアンプ以外は完了しました。これだけで自宅のシステムで出ている「音色」に近づきましたね。心をくすぐるような良い音色になりつつ有ります。

このペースでいきますと今週中にはオリンパスシステムの「オールルシファー化」は完了しそうです。これが最後のケーブル交換であって欲しいと願っています。

フル化け物ケーブル(シリウスケーブル)で「スーパーマニアクラス」の音質が十分有ります。オールルシファー化では「超スパークラス」になります。これで私の「ケーブル彷徨い」も終点が見えてきたようです。そう実感しています。