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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

節電は東電への抗議

2011-04-11 21:24:43 | 読書/新聞/映画など
計画停電は、原子力発電がないと大変なことになるという「東電の威嚇だ」という記事があります。柏崎原発の事故の時に、もっと電力不足があったのに、停電などなかったなどということが根拠としてあげられています。

それが本当ならば、徹底的に節電をして、「計画停電」などしなくてもいいようにしようという意思が国民のなかにうまれているのでしょうか。力をあわせた節電の結果、ついに、「計画停電」は、中止となりました。原発などいらないと証明できたのでしょうか。

ならば、夏の電力不足はすさまじいぞ。冷房なしで過ごせますか?これも、あらたな「東電の威嚇」なのでしょうか。

ならば、いっそうの節電を工夫して、冷房はしっかりつかって、すずしい夏を実現してしまえという国民の共通の意志がうまれるのかどうか。あるいは、冷房などなくても平気、かえって健康的だ、原発などいりませんとなるのかどうか。

節電は、東電の減収です。節電は、原発のない世界へつながります。

あいつぐ地震

2011-04-11 21:17:06 | 読書/新聞/映画など
きょう、17時16分ごろ東京でも大きな地震を感じました。震度4と発表されています。

震度1以上の地震を公表している気象庁のホームページによれば、それから21時までに観測された地震は、37回におよんでいます。

地震という面でわれわれが現在かかえているリスクは、福島第一原発の爆発を誘発するような大きな地震と関東大震災でしょう。

可能な限り、備えはしておこうと思います。

地震の原発への影響
”An official for the operator of the Fukushima plant, Tokyo Electric Power Company, said a temporary loss of external power at the plant following the aftershock had briefly knocked out pumps sending water into the facility’s three most severely damaged reactors.”(NYTimes)
注水の停止は、外部電源が停止(停電)した50分間。福島で大きな地震が頻発している。冷却が外部電源に依存する現在、命綱の電力が途絶える長時間停電にならないことを願うばかりだ。

堅調なeラーニング市場

2011-04-11 20:54:23 | eラーニング市場
地震と原発事故以降の、eラーニング市場の動きを慎重に観察し分析しています。

3月には、ほんのいくつか、きまっていた受注の延期などもありました。また、延期のあと、すぐに再開されるケースもありました。そんな中で、集合研修があいつぎ中止されている情報もあって、eラーニングの市場にどのような変化がおきているのか慎重に情報をあつめました。

このような環境の激変のなかで、在宅勤務やネットの会議なども注目を集めているので、かえってeラーニングの需要が大きく伸びることも予想されないわけではありません。

一方、経済の停滞から市場の縮小もありうるので、社内の緊急の会議で、顧客情報の分析などもおこなってきました。

4月の中旬にさしかかって、現在のeラーニング市場の動向は、しっかりしているという印象です。現在の地震や原発の小康状態のなかで、ほぼ前年と同程度のニーズがあります。ここに、環境激変に対応した思い切った新サービスを投入し、新しい顧客にアクセスするならば、チャンスがありそうです。


やっぱり寒い

2011-04-10 20:31:03 | 島の生活
羽田について、バスでターミナルにむかう車中で、「やっぱり寒い」という声が聞こえた。「天気図でみると、あんまり違わないのにね。」会話が続いていた。

確かに、寒く感じる。「八丈島は、やっぱりあたたかいのだ。」だれかが答えていた。

あとで、気象庁のサイトで温度を調べてみた。八丈島で搭乗したときの気温と、羽田空港の気温は1度あまりしかちがわない。なのに、この体感温度のちがいはなぜなのだろうか。

どうも、午後2時ごろの最高気温の大きな差に原因がありそうだ。そのころ、八丈島では20度をこえている。東京は、15度を下回っている。5度以上の差があるのだ。

実際、八丈島の野山の新緑は、東京周辺の山の5月の景色だ。若葉が新鮮だ。

強風で全便欠航

2011-04-09 16:20:45 | 島の生活
きょうの八丈島は、10メートル前後の強い南風が吹いて、羽田からの飛行機は全便欠航となりました。

ときどき雨がぱらつき、ときには雲の間から強い日差しがさしています。庭では、キジの鳴き声が聞こえている。

朝ごはんに、いただいたのびるとトビウオの白子を食べました。野に生えるのびるは、野生の味がします。

この時期の草取りは、勢いをます草の大群との時間を争う戦いです。きょうもユンボで草一面となった畑の跡地を掘り返しています。

庭のガジュマルの大木をながめながら、念願のツリーハウスをつくれるだろうかと構想をめぐらせています。あと2本、この近くに大きな木があります。つり橋でつなぐこともできるかもしれない。

バックアップオフィス

2011-04-08 21:06:27 | NetLearning Group
われわれもまた、多くの想定外をかかえてはいないか。

すべてに対策をとるわけでは、もちろんありません。そうなったら、もう対応策はないというような極端なケースにまで準備することはできません。

しかし、企業活動の継続性、企業の継続性は、社会的な責任をかんがえるならばきわめて重要な課題です。

現在の震災や原発事故から考えられる最悪の事態に対するシミュレーションと一定の準備は必要でしょう。それは、高濃度の放射性物質が予期せぬ原子炉の爆発により拡散されるケースや、関東大震災のケースなどです。
そのような場合、ネットによる教育・学習は社会的にますます重要になります。

準備のひとつは、バックアップオフィスです。この間のさまざまな検討をとおしてあきらかになったことは、全員在宅勤務とした場合、現在のサービスレベルをいくつか落とさざるをえないということです。一方、少人数でもオフィスに在勤すれば、大半が在宅勤務でも、ほぼ現在に近いサービスを維持できます。

であれば、少人数が在勤する司令塔を東京以外にも用意すれば、在京の全員が在宅勤務でもほぼ現在のサービスを維持できるということになります。

ネットラーニンググループがサービスを提供するサーバーは、何重にも安全策をとっていますが、万が一関東地区のサーバーが停止するほどの事態がおきても、自動的に関東以外にあるサーバーに切り替わりサービスが継続されます。

おなじように、オフィスも、別の地区で対応して事業を継続できるように準備をはじめています。たとえば、八丈島や関西、九州、沖縄などに2つ以上のバックアップオフィスを用意したいと思います。

とくに、八丈島は、最大50名程度の社員や家族の緊急避難を受け入れることができる準備もしたいと思う。

3か国語で新入社員研修

2011-04-06 22:34:01 | NetLearning Group
3か国語で新入社員研修ーーーーとはならなかったようですが、アメリカ人、中国人、日本人をふくむ今回の新入社員研修は、いよいよ多国語で実施となりはじめています。

社内では、英語、韓国語、中国語、日本語がとびかっています。

現在は、社内のオフィシャルなビジネス言語は日本語ですが、すでに、一部の部署では、会議が英語になりました。

現実に、全社員にいっせいに流れるメールなどは、英語の要約をつける必要がでてきました。

民主主義の基礎は多様性に

2011-04-06 22:11:44 | 読書/新聞/映画など
多様性は、変化に迅速に対応するための最大の武器のひとつです。

一方、多様性こそは、安定して民主主義が機能する基礎です。

圧倒的な多数派が存在する場合、多数決でものごとが決められるならば、少数派の意見は、たえずおさえこまれます。しばしば、少数派は弱者であり、差別される側でもある。

しかし、徹底的に多様化がすすめば、すべてが少数派であり、単一で同質の過半数をこえる多数派はなくなります。少数派がそれぞれの意見を尊重しながら多数の意見を構成していく必要にせまられます。そこに、真の民主主義が確立されるのです。

多数決の意味もかわってきます。

多様性の概念が、ひとつの価値あるものとして人類の歴史に登場したのは、それほど古いことではありません。それは、18世紀の啓蒙主義をこえて、はじめて登場しうるものでもありました。

「多様性の本質的な価値の発見は、その両側面において、またそれに潜在する危険のすべてにもかかわらず、人間精神による偉大な発見のひとつである。」(アーサー・O・ラヴィジョビ)

多様性は、個がそれぞれちがうことに価値を見出し、民主主義の根底にある個の確立と個の尊重にふかくかかわりがあります。

まさに、「多様性の本質的な価値の発見」は、「人間精神による偉大な発見のひとつ」です。

わがグループが、理念を形成発展させてくる過程で到達した「多様性の本質的な価値の発見」は、わがグループの歴史においても、画期的なことでした。


New Threats at Japan’s Nuclear Plant

2011-04-06 21:43:00 | 読書/新聞/映画など
”United States government engineers sent to help with the crisis in Japan are warning that the troubled nuclear plant there is facing a wide array of fresh threats that could persist indefinitely, and that in some cases are expected to increase as a result of the very measures being taken to keep the plant stable, according to a confidential assessment prepared by the Nuclear Regulatory Commission.”(NYTimes)

「福島第1原発事故で、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は5日、原子炉が余震によって壊れたり、水素爆発が起きる危険性が高まるなど、新たな多くの問題が起きていると指摘する記事を掲載した。」(日経新聞)