eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

バックアップオフィス

2011-04-08 21:06:27 | NetLearning Group
われわれもまた、多くの想定外をかかえてはいないか。

すべてに対策をとるわけでは、もちろんありません。そうなったら、もう対応策はないというような極端なケースにまで準備することはできません。

しかし、企業活動の継続性、企業の継続性は、社会的な責任をかんがえるならばきわめて重要な課題です。

現在の震災や原発事故から考えられる最悪の事態に対するシミュレーションと一定の準備は必要でしょう。それは、高濃度の放射性物質が予期せぬ原子炉の爆発により拡散されるケースや、関東大震災のケースなどです。
そのような場合、ネットによる教育・学習は社会的にますます重要になります。

準備のひとつは、バックアップオフィスです。この間のさまざまな検討をとおしてあきらかになったことは、全員在宅勤務とした場合、現在のサービスレベルをいくつか落とさざるをえないということです。一方、少人数でもオフィスに在勤すれば、大半が在宅勤務でも、ほぼ現在に近いサービスを維持できます。

であれば、少人数が在勤する司令塔を東京以外にも用意すれば、在京の全員が在宅勤務でもほぼ現在のサービスを維持できるということになります。

ネットラーニンググループがサービスを提供するサーバーは、何重にも安全策をとっていますが、万が一関東地区のサーバーが停止するほどの事態がおきても、自動的に関東以外にあるサーバーに切り替わりサービスが継続されます。

おなじように、オフィスも、別の地区で対応して事業を継続できるように準備をはじめています。たとえば、八丈島や関西、九州、沖縄などに2つ以上のバックアップオフィスを用意したいと思います。

とくに、八丈島は、最大50名程度の社員や家族の緊急避難を受け入れることができる準備もしたいと思う。