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電気ウナギならぬ放射性ウナギ

2013-06-08 16:15:01 | ニュース
高速増殖炉・もんじゅが相変わらずやる気のなさっぷりを見せつけているようです。


 もんじゅ:設備点検中にヒーター30分停止 作業ミス原因

 日本原子力研究開発機構は7日、高速増殖原型炉もんじゅ(福井県)で、
 冷却材として使用しているナトリウムを固まらないように温めているヒーターが、
 約30分間停止したと発表した。電源設備の点検中だった。
 手順書の不備に伴う作業ミスが原因という。

 機構によると2日午後4時半ごろ、タービン建物の電源設備の点検作業中、
 遮断器に試験用の信号を送ったところ、別の遮断器にも流れ、ナトリウム配管の
 ヒーターが約30分間停止した。原因を調べたところ、点検時に別の遮断器に
 信号が送られないように回路を隔離することが、手順書に記載されていなかった
 ことが分かったという。発表が発生から5日後と遅れたが、
 機構は「プラントの安全性に影響はないため」と説明している。

 ナトリウムはヒーターで200度前後に温めながら配管内を循環しているが、
 停止で約40度下がったという。ナトリウムは98度以下で固化する。

 もんじゅをめぐっては、約1万個の機器の点検漏れ問題で、
 原子力規制委員会から運転再開準備の禁止命令を5月30日に受けている。


はいはい。

機械にトラブルはつきものとはいえ。
大事に至らず済んだのならまぁよしとするとしても、発表に5日もかかってるのですね。

これもね、なんか知らないけど5日経っちゃたね、ってんじゃなくて、
意図的に休日前の夜ってタイミングを狙ったのではないですかね。


どうせ何年もまともに動いてないのですし、再稼働なんて言ってないで
さっさと廃炉を進めたほうが前向きだと思うのですけど。
アメリカのサンオノフレ原発みたいにね。

ま、廃炉といっても、その原資の積み立てさえまともにやってないようですがね。


 原発廃炉、上限40年超は3基 費用不足、最大は美浜1号

 原発の廃炉に備えて電力会社が積み立てなければならない費用が、
 運転期間の上限の40年を超えた3基でも不足していることが7日、分かった。
 40年超で最も不足額が大きいのは、関西電力美浜原発1号機の94億円。
 原発の稼働率が想定を下回ったためで、見通しの甘さが露呈した形だ。

 経済産業省資源エネルギー庁が7日の自民党部会に提出した資料で判明。
 国内の50基について、2013年度に廃炉を決定する場合を試算した。

 営業運転開始から40年超は、美浜1、2号機と日本原子力発電敦賀1号機の計3基。


費用が不足してるといっても、知ったこっちゃないですけど。
本来積み立てるべきところを積み立ててないなんて自らの失態なんですから、
国民や政府に負担をかけることなく遂行していただかないと。

しっかし本当に原発ってのは、普段の運用から事故対応から情報公開から、
こうした廃炉の準備もまともにできてないのですね。


自分はもともと原発には反対だったのですが。
その理由はただ一点、事故が起きたらどうしよもないから、でした。
それ以上のことは特に詳しく知らなかったのです。

311後、やっぱり事故に対してはどうしようもないことははっきりしました。
そして、もっと多くの問題が原発にあることもわかってきました。


核廃棄物を棄てられないということ。

作業員に被爆という負担をしいてしまうこと。

地域を分断してしまうこと。

それから、たくさんの嘘。
安全という嘘、低コストという嘘、クリーンという嘘。

嘘をつきつづけ、それを隠すためにカネで人を懐柔する。
要はインチキ、インチキをし続けることで危険に蓋をして国民を騙す。

やっぱり原発なんてあっちゃいけないのです。


我らがアベちゃんは今度はフランスのオランドと原発推進協力で合意したとか、
お手柄のようなんですけどもね。

最高の技術なんて言うなら、せめて福島の事故を収束させてみていただきたいものです。
この間も汚染水の貯蔵タンクから漏水が見つかったって言うじゃ、あーりませんか。

福島周辺の海からは高濃度に放射能に汚染されて魚も見つかっているようですが、
それは関東も無縁じゃないのですよね。わかってはいるのですけど。


 江戸川のウナギ、千葉県調査でも基準値超すセシウム検出

 東京都と千葉県の境を流れる江戸川のウナギから、研究者の調査で国の基準値
 (1キロあたり100ベクレル)を超す放射性セシウムが検出された問題で、
 千葉県は7日、県による調査でも基準値以上を検出した、と発表した。

 県によると、下流部で3日に採取したウナギから140ベクレルの
 放射性セシウムを検出した。県内には江戸川で漁業としてウナギを取っている
 漁協はなく、県は「市場には流通していない」としている。趣味としてウナギ釣りを
 している人が多いため、釣具店などを通じて、取らないように求めていく。

 一方、都は7日、江戸川などでウナギを年に計約11トン取って
 市場や料理店に販売している都内の2漁協に出荷自粛を要請した。


あらあら、江戸川のウナギが放射性物質に汚染ねえ。
しかも都によると、すでに流通してたってことですか。

しかしこのウナギの問題ね、研究者が水産庁に通報したのは3月だったのですが、
都と千葉県はしばらくほったらかしにしていたようですね。


 ウナギから基準超セシウム 研究者通報、都県は調査せず

 東京都と千葉県の県境を流れる江戸川で釣り人が取ったウナギから国の基準を超す
 放射性セシウムが検出されたとする研究者の調査結果について、3月末ごろ把握した
 都と千葉県が、独自調査や情報の公表を先送りしていたことがわかった。
 両都県は「漁業でなく流通しないので調査しなかった」と説明している。

 調査したのは近畿大の山崎秀夫教授(環境解析学)。
 東京都葛飾区で自営業女性(47)が3月9日に釣ったウナギから、
 国の基準値(1キロあたり100ベクレル)を上回る147・5ベクレルの
 放射性セシウムが検出された。ゲルマニウム半導体検出器で調べた。
 女性は、報道で江戸川下流にセシウムがたまっていると知り、山崎教授へ送ったという。

 公的調査の裏付けや、他の魚種への影響を調べる必要性を考えた山崎教授は3月末、
 水産庁へ通報。同庁は都と千葉県へ知らせたが、両都県は16日までに調査をしていない。


これは、都と県が川の汚染、魚の汚染を隠蔽したと取られかねないことですよね。

っつうか、それより、やっぱり関東も、南関東も十分汚染されているということです。
それは河川が汚染されているなら土壌も汚染されているのでしょう。

関東の作物は、流通している作物は、本当に安全なのでしょうか。
 
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