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iPS細胞のウソなのか知らないけど彼一人でできることなんすか

2012-10-12 22:40:04 | ニュース
時節柄、ノーベル賞関連のニュースが多いのですが。
文学賞では受賞が期待された村上春樹氏の受賞はなりませんでした。

そのなりませんでした、ってのがまたニュースになるワケですが。
今年もダメかと、残念かと。

ま、獲れそうな賞を獲れなかったとしたら残念でありましょうが、
だからって村上氏の価値に変わりはないのですし、
獲った獲らないで価値が左右されるとしたらそれはおかしいってものです。

もうちょっと、静かに村上氏を見守ってあげることはできないのでしょうか。


そのノーベル文学賞は中国の莫言氏が受賞しましたね。


 中国ネットで愛国心むき出し「日本打ち負かした」 莫言氏ノーベル文学賞

 中国在住の中国人作家として初めてノーベル文学賞を受けた
 莫言(ばく・げん)氏(57)の快挙に中国国内が沸いている。
 大本命だった日本の村上春樹氏(63)を差し置いての受賞に、
 インターネット上では「日本を打ち負かした」など愛国心をたぎらせた
 書き込みが相次いでいる。

 11日夜、中国国営の新華社が速報したのを皮切りに、
 テレビやネットのニュースサイトが続々と
 「国内在住の中国人作家によるノーベル文学賞の初受賞」を報道。
 中国件メディアはお祝いムード一色件に染まった。

 莫言氏は1955年、中国件山東省出身。
 87年発表の長編小説「赤い高粱」はチャン・イーモウ監督が
 「紅いコーリャン」として映画化し、88年にベルリン国際映画祭で
 金熊賞を受賞したことで国際的に名を知られるようになった。
 ただ、中国国内での知名度は今ひとつで、代表作の1つで最も売れている
 とされる「蛙(邦題・蛙鳴)」でも、発行部数は約20万部に留まるという。

 沖縄・尖閣諸島をめぐり日中関係が緊迫する中で、中国版ツイッターの
 「新浪微博」では、「恭喜(おめでとう)」といった受賞を祝うもののほか、
 「小日本を打ち負かした」「文化面でも日本を超えた」などと
 ナショナリズムを刺激するような書き込みも相次いだ。

 もっとも、莫言氏は約10回の来日経験がある知日派で、
 かつては「文化に国境はない。(日中の)国民は開放的な意識を持つべきだ」
 と語っていた。中国国内の“ネトウヨ(ネット右翼)”は、この言葉をどう聞くか。


なんかねえ、こうやって中国が業績を挙げると、それをやっかんで、
こうして中国を蔑むような声ってのが必ず出てきますよね。

ノーベル賞でお祝い一色なんて日本だってそうですし、
相手国に対する優越感なんて日本こそ持っているってもんでしょう。


ま、賞を中国に持っていかれたのか?なんて考えもあるかもしれませんけど。

物理学賞や医学・生理学賞みたいに研究成果が客観評価できそうな
分野と違って、文学賞とか平和賞とかはそれがよくわかりませんからね。

政治的な駆け引きがあるってのも考えられるでしょう。
だとすると、中国の外交力が発揮された、のかもしれません。


それは置いておいても、中国をやっかんで、受賞を中傷するような
言動はみっともないからやめたらどうでしょうかね、日本人も。

そんな日本人が日頃、みっともないと非難する行動を、
そのまま日本人がやってるってことじゃないですか。


さて、京都大学の山中教授がノーベル医学・生理学賞を受賞したことで
注目されているiPS細胞を、世界で初めて臨床応用したとのニュースが
駆け巡りましたが、どうやらそれは怪しいと、騒ぎになっておりますね。

日本人研究者の森口がそう発表したのですが、治療を行ったとする大学は
そんな事実もないし、そんな日本人研究者もいない、と。


なんだったんでしょうね、iPS細胞・臨床応用の報道は。

これを真っ先の報道したのがナベツネ新聞ということですが、
ナベツネオンラインではもはやそんな記事は見当たらず、
代わりにこんな記事が掲載されています(笑)


 「iPS心筋移植」報道、事実関係を調査します

 読売新聞は11日朝刊1面「iPS心筋を移植」の見出しで、森口尚史氏らが、
 あらゆる種類の細胞に変化できるiPS細胞から心筋の細胞を作り、
 重症の心不全患者に細胞移植する治療を6人の患者に実施したことが分かったと
 報じました。また、同日朝刊3面「スキャナー」でも「iPS実用化へ加速」の
 見出しで、iPS細胞の実用化に向けた手続きや倫理上の問題点を指摘しました。
 同日夕刊1面では、ニューヨーク市内で行った森口氏のインタビュー記事も掲載しました。

 ところが、この成果を口頭で発表するはずの日本時間11日、
 ニューヨーク幹細胞財団主催の国際会議の会場に森口氏が現れず、
 ハーバード大は同日深夜、「森口博士の研究に関連するいかなる臨床研究も
 ハーバード大及びマサチューセッツ総合病院の倫理委員会によって承認されていない」
 との声明を発表しました。森口氏の成果に疑義が浮上したのです。

 本紙記者は、事前に森口氏から論文草稿や細胞移植手術の動画とされる
 資料などの提供を受け、数時間に及ぶ直接取材を行った上で記事にしました。

 森口氏は本紙記者のその後の取材に対し、「(取材に)話したことは真実だ」
 としていますが、報道した内容に間違いがあれば、正さなければなりません。

 現在、森口氏との取材経過を詳しく見直すとともに、関連する調査も実施しています。
 読者の皆様には、事実を正確に把握した上で、その結果をお知らせいたします。


はいはい。
最初から「事実を正確に把握した上で」記事にしてくださいよ。


そして、コトはこれだけではありませんでした。


 記事の研究「事実ない」=iPS問題で東京医科歯科大

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って米国で移植治療を行ったとされる
 日本人研究者の発表内容に疑義が生じている問題で、東京医科歯科大学は12日、
 研究者の森口尚史氏がiPS細胞を利用してC型肝炎の薬の効果的な組み合わせを
 発見したとする2010年5月の読売新聞の報道について、同大で研究を行った
 事実はないと発表した。
 同大によると、森口氏は1995年、同大大学院を修了。
 97年から09年にかけ、同大医学部保健衛生学科で非常勤講師を務めたが、
 iPS細胞を用いた実験や研究は全く行っていなかったという。
 一方、森口氏の今回の発表や、読売新聞が報じた10年のiPS細胞に関する
 発表では、恩師だった同大の佐藤千史教授が共同研究者として名を連ねていた。
 ただ、佐藤教授はiPS細胞の研究をしたことはなく、森口氏から送られてきた
 データの結果と考察に矛盾がないかチェックする作業にとどまっていた。

 読売新聞は10年5月1日付朝刊で、「iPS活用、初の創薬」の見出しで報じていた。

 読売新聞グループ本社広報部の話 「現在、事実関係を調査中です。」


へえぇ、、ここでもナベツネ新聞が。。。

iPS細胞とナベツネ新聞との間に、何かあるのでしょうか?


ま、それはさておきまして、
こりゃー森口氏が絡んだこの2件、捏造の疑惑が大きく膨らみますねえ。

どう考えてもそうでしょう。

東京医科歯科大もねえ、今になってこういう発表するってなんなのでしょう。
バレるまではそのままにしとけ、ってことだったのでしょうか。

それが、ハーバードが否定しちゃったもんだから、
火の粉が自分ところに飛んでくるのを察知したんじゃないでしょうかね。


もう世界的には、日本人ってのは名誉と賞賛のためには、
捏造を平気でやる民族だと、そう笑われてるんじゃないでしょうかね。

かつては、古代遺跡の捏造なんてのもありました。

原発の安全神話もウソと捏造でした。

日本人はよく中国や韓国のことをいろいろ蔑んでいるように、
こうした捏造をする民族と、日本が他国から蔑まれてもしょうがないですよね。

こんなに捏造するのなら、歴史だって捏造してるだろう、と。
領土問題や戦争犯罪も捏造してるだろう、と疑われるでしょうよ。


それにしてもiPS細胞の捏造?の件については、森口氏が注目されてますが、
これって、森口氏ひとりでできたことでしょうかねえ?

何らかの組織的なバックアップがなければできないのじゃないでしょうか。
むしろ森口氏はその勢力に使われた駒でしかない、って可能性はないでしょうか。

それに、臨床応用の件と東京医科歯科大の件と、
どちらもナベツネ新聞が報道してるってのが、ただの偶然とは思えませんもん。


では、その勢力とは?

もちろん、自分にはわかりませんが。。

ま、iPS細胞はこの後、確実にカネのなる木になると踏んでる方々は多いでしょう。


あ、関係ありませんが、以下は11日朝刊に掲載された
日本経団連新聞の山中教授ノーベル賞受賞のお祝い広告です。