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東京2020は2021? 2022? いや2040?

2020-03-23 05:42:02 | ニュース
新型コロナウィルス対応の件で急遽テレビ会議が開催されたG7で我らがアベちゃん、
東京オリンピックは予定通り開催することで同意を得た!と、またナニより、
アメリカのトランプ大統領から支持を得た!と、ドヤ顔だったワケでありますが。

そのトランプがアメリカで急拡大している新コロ感染について、
終息には夏ぐらいまでかかるんじゃね?と言い出しましたね。

ってことは、アメリカのオリンピック関係者が来日するのは難しいってことですね?
コレだけで予定通りのオリンピック開催ってワケにいかなくなると思うのですが。

でもまあ日本としては、いくら日本国内は新コロ対策ばっちり、東京都も準備万端、
とは言っても、開催の決定権はないワケで、IOCの判断に従うだけですよね。

だとするとIOCの判断がはっきりしないうちは、
予定通りに準備を進める態度をとり続けるしかありません。
自分達で開催・延期・中止を口にするワケにはいきません。

そういった意味では、トランプやらG7の首脳がオリンピック開催になんか言ったところで、
大した意味はないのですが、なんでアベちゃんは同意を得たと必死に強調するのでしょうね。
アタマ悪いんでしょうか。


そんなIOCも、のらりくらりとオリンピックは予定通り、いや他のプランも検討と、
今のところは曖昧な言葉で濁してますが、どうやら中止か延期にはなりそうです。

世界中のスポーツ団体や選手達から延期を求める声が挙がっているほか、
ドイツのフェンシング選手が今夏のオリンピックから出場辞退を表明しました。

大会に向けてのトレーニングができないことなどが理由のようですが、
その他世界中のどの選手も同じような状況でしょうし、代表選考の大会さえも実施できず、
ナニより選手始め人の移動が制限されていては、いくら東京が大丈夫でも大会になりません。
無観客開催とのアイディアもあったと思いますが、その前に選手が来日できません。

まあ、今の各国による渡航制限措置・入国制限措置があと3,4ヶ月も続くとは思えませんが、
かと言って通常に戻る保証もありません。


とにかく、仮に7月に渡航制限が解除されて国際間の移動が可能になるとしても、
選手の準備がままならない現状では、少なくとも今年7月開幕のセンはほぼないのでしょう。
じゃあ中止か延期か、延期としたら1年後か2年後か、といった判断になるのでしょう。

個人的には中止でいいですけどね。
もともとオリンピック開催には反対でしたし、都合良く「復興五輪」なんて言って、
311の被災地が大商業スポーツ大会に利用されることも気に入らなくてですね。

しかしま、1年後か2年後かわかりませんが、会期が変更されるとして、
ま〜た企業活動も市民生活もオリンピックに振り回されるとか勘弁です。

だいたい1年後とか開催可能なんでしょうか。
特に今年夏の開催を見込んでオリンピックに協力する会場やなどは、
来年の使用予定はほぼ決まっているはずで、ソレをまた貸せと言われて、
どれだけ応じることができるのでしょう。

その会場でイベント開催を予定する各主催者もあることですので、1年後にせよ2年後にせよ、
その主催者達に納得してもらわねばならず、主催者は主催者でまた代替会場や開催手法に
アタマを悩ませることになってしまいます。

ということで企業活動を大きく狂わせてしまうので中止でいいです。
もしくは、延期というか20年後くらいの開催地に優先決定とかでいいのでないでしょうか。
東京2040!とか、今回の代わりに招致活動なしで決めさせてもらうとかですね。

ソレか、日本に来られる選手達だけで予定通り開催、ってのもアリかもしれませんけどね。


しかし、もし中止か延期かということになったら、会場に予定されていた施設もそうですけど、
オリンピックに向けて開業する筈の都内のホテルとか大丈夫なんでしょうか。

2ヶ月くらいほぼカラの状態になってしまいそうですし、ソレだけで火の車なんじゃないかと。
競技などに予定されていた施設には延期か中止の際でも営業補償はありそうですが、
こうしたホテルとかにはどうなんでしょうか。

そこはなんとかスカスカのオリンピック期間は乗り切っても、
中国からの旅行者が回復しなければ経営は相当やばいのではないでしょうか。

ソレでいうと選手村もですね。
選手達の宿泊施設は確かオリンピック後はマンションとして売り出されるといいますが、
1年か2年、使われないままになってしまうワケですよ。その間どうするのでしょう。

まあナニか、一般に見学させるとか解放するとかで収益化は考えられるかもしれませんが、
次の会期までほったらかしはないにしても、維持するのも難儀なハナシです。

 (追記:選手村後のマンションはもう販売開始してたんですね。延期だと選手村の確保も難しいと)


というワケで東京オリンピックパラリンピックについては中止か延期かの判断がされるでしょうが、
他に重要な検討事項としてはスポンサー関係があるでしょうか。
中止だろうが延期だろうが協賛料金はどうするのか、ってハナシです。

もうスポンサー企業はさんざんオリンピックをマーケティングに利用しているワケですけども、
だからといって中止となった場合、満額支払ったままでは納得できないでしょうから当然、
協賛金の一部返還を求めてくるでしょう。

または延期となった場合の協賛金は据え置きなのか、追加料金を求めるのか。
企業側としたら追加なんてなかなか納得しないところでしょうし。

会場とスポンサー、そのへんの折り合いが見えてくれば、
ようやく中止か延期かの発表にこぎつけるのではないでしょうか。


そんなこんなで予定では今週、日本では聖火リレーが始まるのですけども。

埼玉で開催されたK-1に対して国や自治体は開催自粛を主催者に要請したということですが一方、
屋内と屋外の違いはあっても、聖火リレーは実施というのなら整合取れないと思うのですがね。
どうやらオリンピックは特別ということですか。

聖火リレーなんて別に競技と関係ないですし、なくても大会に支障ない筈ですが、
やらなきゃいけないとしたらやっぱりスポンサーの関係なんでしょうかね。

もともとナチスがプロパガンダで始めた聖火リレーなど固執することはないでしょうにねえ。
あ、だからやりたがってるのですか。そうですか。