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新潟県知事選は原発再稼働慎重派が勝ったものの、大丈夫だよね

2016-10-17 20:43:46 | 社会・経済
先週はノーベル賞の発表が相次ぎましてね。
日本では毎年のように期待される村上春樹の文学賞ですが、
なんとミュージシャンのボブ・ディランが受賞となりました。

え、ミュージシャン?っていうと確かに意外ですが、
ディランだったらなんとなく納得、っていう部分もありますね。

当然、この住所については批判も巻き起こっているワケですが。
なんで文学賞なのにミュージシャンが受賞するのかってことですね。

こうなると純文学界以外の音楽界からこぞって次の候補者が出てくるかもしれませんからね。
ジョニ・ミッチェルとかポール・サイモンとかニール・ヤングとか。

まぁ結局、文学の定義ってどこからどこまでってハナシなんでしょうけど、
そのうち音楽だけじゃなく演劇や映画の脚本も対象とされていったりとかですね、
そうなると現文学界の危機感も確かにあろうってものですが。


さて、この週末は日本では新潟知事選という大イベントがありまして、
原発再稼働に慎重な米山氏が与党の推す森氏らを退けて当選となりました。

これで、柏崎刈羽原発の再稼働は難しくなったのではないかと見られており、
東電株も下げとなったようですね。え、東電株ってまだ下げる余地があったんですか。


この知事選の直前には現職の泉田知事が出馬をドタキャンするという事態があり、
こりゃ相当に原発ムラからの圧力もあったんだろうと思ったのですが、
準備期間もない中で泉田知事の路線を引き継ぐ原発再稼働慎重派の候補が勝ちました。

けっこう以外というか、与党や原発ムラのことですから、新潟県知事選に勝つためには、
投票集計の操作とかさえしかねないと思ったものですが。

でもま、新潟といえば海の幸も山の幸もあり、いい水といい空気があって、
うまい米とうまい酒が獲れるところで原発なんて辞めてほしいものですからね。

新潟の有権者にはよく既得権益に惑わされずに投票いただいたものです。


しかし、新潟県民でもないのでわからないことも多いのですが、
原発ばかりが争点としてクローズアップされていた印象なんですけど、
そうだとしたらそれでよかったのかと、下世話ながら思うところですけども。

それと農業県としてはTPPも大いに気になるところですね。
もちろんTPPの懸念は農業の問題だけじゃないワケで、
政府が言うTPPのメリットなどの胡散臭さには敏感でしょうから。
そういった意味でも与党候補には投票しずらかったでしょうか。


そもそも柏崎刈羽原発なんて数年前の大地震で被災しているんですから、
もはや原発立地としても不適格なようなもんじゃないかと思うのですがね。


  柏崎刈羽原発内部の破損状況


なのに、そして東日本大震災があったにもかかわらず、
この柏崎刈羽を再稼働させようっていう意志がどうかしてますから。


ってなことで、原発再稼働慎重派勝利はいいんですけど、気になるのは、
新知事の米山氏はもともと条件付きではあるものの、原発再稼働容認だった、ってところですね。

心配なのはそんな彼が今後、再稼働のハードルを低くして容認、なんてことはないのかな、という。
そのために原発ムラの息がかかった人物だった、なんてことはないだろうね、という。

悪賢い原発ムラのことですから、知事選敗北でガス抜きしておいて再稼働を狙う、
そのためにそれが可能な候補を擁立しておいて勝たせる、というような、
それくらいの策略を練っていたとしてもおかしくありませんからね。

穿ちすぎでしょうか。