古いディスプレイは購入した当初の初期設定のまま使っていると機械的に損傷が出てきて壊れやすくなります。そこで若干の調整が必要です。NECのディスプレイ一体型デスクトップ機種では、デスクトップ画面でマウスカーソルを右クリックして、「グラフィックプロパティ」を左クリックしてから「色調整」もクリックすると下図が表示されます。ここでは、相当古い機種の場合はデフォルトの復元をクリックすると色バランスが崩れてしまう場合があります。そういう場合は「コントラスト」と「ガンマ」と「色合い」を左端に設定します。そして明るさは51、彩度は1に指定します。これで、色バランスがほぼ正しく表示されます。
どういうことかと解説すると、左下の円ですが、白い円が同心円状で明度の差が8段階でグラデーション表示されていますがあまり明度の差が極端に目立たない状態になっています。マニュアルによれば、正常な状態ではグラデーションが無段階で明度が変化しますが、ディスプレイが経年劣化で何らかのトラブル=ちらつきや縞模様に見舞われた症状が出た場合は、こういう状態に近づくように可能な限り調整してください・・・というような意味のことが書いてあります。実際、このような試行錯誤の調整を行うと、チラツキや縞模様が完全に抑えられたとまでは言えないにしても改善されました。
具体にい追えば、HTMLソースエディタの窓を開けた状態では、バックグラウンドの画面ひどく縞模様やチラツキが出ていましたが、現在は下図のように安定して薄く映っています。
また、それでもなおかつ画面が多少ちらつく場合は相当ディスプレイが消耗していますから、デスクトップは真っ黒にして明るい部分を少なくした方が消耗が進みにくいと思われます。そして、ブログを投稿する場合は、テンプレートを全画面にしない方がいいでしょう。ブログを全画面にしたら文字列がやたらと長くなるので投稿時に書きにくなっても困りますから横幅を画面の半分ぐらいのテンプレートに設定にします。これで、白い部分の面積が減ってチラツキが軽減されます。