動画編集関係の記事をぐぐってみると、CPUがcore i5以上でないと難しいとかi7が望ましいので、Celelon機種は論外で到底無理・・・とか書いてあることが多いように見受けられます。これは、これで正しいとは思いますが、肝心な条件としてどんな解像度の動画をどのぐらいの時間編集するのか?ということが全く書かれていません。おそらく筆者はハイビジョン1920ピクセルの高ビットレートの動画を少なくとも1時間程度に仕上げているのだと推測されます。そして、たとえば、スポーツとか祭り、イベントなどで動きの激しい場面を多く撮影している場面では、ジャギーが表れないように細心の注意を払って最高画質での画像調整を行っているため、必然的にとても編集に手間と時間がかかるのだと思われます。
ところが、これを320×240ピクセルの低画質の動画で行えばどうなるのか?というと、単純計算で約36分の1の時間とCPU能力で編集が出来るわけです。もちろん、これならばCelelonMの1.3GHZ程度の貧弱なCPUでも十分可能です。
実際、自分がスマホでとっている動画は、孫の動画ですが、せいぜい4分間程度です。すでに圧縮をかけているので、10MB程度の動画を編集して、320ピクセルのWMV形式に変換して出力するだけですので、エンコードに要する時間は10分以内です。これを親戚の人にLINEで送るのですが、サイズを極端に小さくしないと駄目ですので、これで十分なのです。
それで、自分は動画編集にはどんなアプリを使うのかというと、それはvideopadという市販のソフトの体験版です。これは、家庭の非営利目的の使用のみに限定されますが、編集した動画はWMV形式だけに変換して出力できます。それ以外の形式は使えませんので、気に入れば有料版を購入することになります。とりあえずは、動画編集はこれで、十分だと思います。