The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

百年の古木・・・?

2008-10-08 21:50:02 | ワイン
『百年の古木』と言いましたら、『百年の孤独』と聞こえたようです。
何しろワタクシ、最近かつぜつ悪いので・・・

さて『百年の孤独』は、非常に高価な本格焼酎の事・・・
でもワタクシにとっては、ノーベル文学賞を取ったブラジル人作家のガルシア・マルケスの作品を思い出しますが・・・

まあともかく、『百年の古木』であります!

これは、先日のキュイジーヌの会に出展されました、89年物のシャトーヌフ・デュ・パプの特別キュベ、すなわち『キュベ・ジェネラシオン』の意味を言ったわけ・・・
つまり、『キュベ・ジェネラシオン』は100年以上のヴィエ・ヴィーニュで造られているという事です!

造り手の『シャトー・ド・ラ・ガルディーヌ』(ガストン・フィリップ)は中堅ですが、このキュベに関しては特筆物・・・

既に、19年の熟成期間を経過し、
ボルドーの2級クラスの熟成香を放ってくれはしないか?
と思いブラインドで出題いたしました。

しかしながら実際、ローヌはやはりローヌでして、スパイス感と土っぽさ、
更には味わい的には、隠しようもない熟れた甘みがあるんですね・・・

まあデモ、素敵に熟成したヌッフの佳作と言ってもいいでしょう!

もちろん、牛肉とトマトとたまねぎをバルサミコとアーリオ・オーリオで絡めたパスタとの相性はグンバツ・・・

まずは、楽しめました♪

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PS:『第36回ワインとキュイジーヌの夕べ』の写真集がアップできました!
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