The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

☆麗しのマグドレーヌ☆

2005-12-08 00:01:04 | ワイン
思い出して見て下さい。今までに、本当に感動させられた右岸の古酒は、どれほどあるでしょうか?わたしも様々飲んできましたが、数えるほどの経験です。
今回、第95回のオテル・ド・ヤマダでメインを張った、N野先生のフランス土産69’マグドレーヌは、本当に見事な熟サンテミリオンでした。

記憶に残るワインを思い出して見ますと、サンテミリオンでは47’のシュバル・ブランでしょうか?でもそれはベルギーのネゴスの物で、とても感動と言える代物ではありませんでした。

ポムロールにはいくつかあります。たとえば45’トロタノア、66’ペトリュース(ラコステのMG)等など・・・これらは俗に言う世紀のヴィンテージ物であります。尚且つ流通経路もよく、最高の状態の物・・・

69’ですよ69’・・・マイケル・ブロードベントはこのヴィンテージのボルドーを『長く置く必要なし、飲んでしまう事』と評価しております。

その69’のマグドレーヌが涙物でした。
決して濃厚なワインではありません!むしろ意外にシリアス!滋味の多いスタイリッシュ系とでも言いましょうか?とにかくしみじみと心に訴えかける、長い年月を見事に耐え切った物だけが勝ち取る事ができる何か・・・・・
あるんですね~~このマグドレーヌには・・・
そして土の風味やシャンピニオン、更には麝香やプラムのドライフルーツなど、気持ちの良い本格的な熟ボルドーの香気を楽しめるわけであります!

こんな見事な熟右岸、めったにお目にかかれないでしょう!
本当にN野先生に大感謝であります。

ではまた・・・

これもカルト?シー・スモーク・セラーズ!!

2005-12-02 21:25:15 | ワイン
さて昨晩は酔いにまかせて投稿してしまいました。それも最後にいただいた濃厚系ピノ・ノワール、それはどう見てもブルゴーニュではない!ひょっとしたら南半球もありうる・・・そんな久しぶりやの驚異のアルコール度数14.5%をたっぷりと飲み干してしまったからであります。

そのワインは

2003 Sea Smoke Cellars Southing Pinot Noir Santa Rita Valley

データはありません!
でも産地はオー・ボン・クリマやブリュワー・クリフトンを生むサンタ・バーバラであること。2001年がファースト・ヴィンテージであること。ここのフラッグシップのピノ・ノワール『テン』の03’物に、ロバート・パーカーが96ポイントをつけたということなどは漏れ聞いております。

作者はクリス・カーラン、僅かにサウシングは1000ケース、テンに至っては500ケースの希少性です。

とにかく濃うございました。それはタンニンの重さではなく、エキストラクトであります!カリ・ピノ好きにはたまらない開放型厚化粧・・・
この迫力はブルゴーニュではドメーヌ・ルロアの他にありますか??

テンも飲んでみたいですな~~

その後どうですか?ヌーボー!

2005-12-01 23:44:40 | ワイン
ヌーヴォー解禁後、2週間たちました。その後どうでしょう、ヌーヴォー飲んでますでしょうか?・・・・・飲みませんよね?・・・・・でもわたくし飲んでます!!

今日は今日とて、ヌッフで美味しいヌーヴォー飲みました!ジャン・クロード・ラパリューのヴィラージュ・ヌーヴォーは見事でした。フランク・サンカンより濃いめです。ドミニク・ローランよりエレガント!このヌーヴォー、バランス良いですよ!!旨味系です!!
12月の声を聞いて、後半には船便が届きます。これまたしっかりと落ち着いたシリアスなヌーヴォーを楽しめる季節となるわけです。
イトウゾ店長によりますと、ドメーヌ・ド・シャサーニュの船便3ケース届くとの事・・・グッド・チャレンジですよね・・・楽しみです!

その日のブラインド、惨憺たる結果でしたので書き込みません!
でも美味しかった!!
イトウゾ氏にサンキュウ!!