The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

クラヴリエは翌日も凄いんです!

2008-09-15 23:06:17 | ワイン
例によって、フォルスターの下段にしまい込んでいたデキャンターを何本か取り出しまして、そこでテースティングを致します。

赤の残りは6本でしょうか?

グルジアの甘口は一舐めで判りますでしょ・・・

それと濃厚さとシンプルな味わいで、03’ペルドリのACもすぐOK!

石灰を感じる清廉さと、軽めの味わいと、風味のエレガンスで01’ジャン・クロテも揺るぎ無しでした。

わずかに感じる日向臭さと古酒でしか見つけることができないニュアンス・・・
そして98’っぽいタンニンの舌触りと酸味傾向?
これらで98’グロも決まりでしょう・・・

そうすると、03’のクラヴリエのレ・ボーモンとエシェゾーの類推になるわけですが、際立ったフィネスとあまやかな品格でクラヴリエに手が挙がりました!

確かに03’ペルドリのエシェゾーも凄いですよ・・・
スペクテイターでは03’DRCに匹敵との評価も受けました♪
実際に豪華で味わいの広がりもあります。

でも・・・それってどうしようもない、
ワタクシのタイプって事なのでしょうか?それとも・・・

そのワインに『神に選ばれた畑のテロワール』を感じたのはワタクシだけではないでしょう・・・

すでに市場にないこのクラヴリエ・・・
誰かどうにかしてくださいマシ

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05’村名マジェールでこれくらい・・・
残りわずかです!



紫波フルーツパーク、行脚いたしました♪

2008-09-15 22:36:35 | ジャーニー
秋の八幡宮の例大祭の折も折、交通渋滞を潜り抜け、
紫波町の『自醸ワインーフルーツ・パーク』へ出かけてまいりました。

紫波町は赤沢の『道の駅』は連休の行楽客でごったがえしておりました。

葡萄、りんご、季節の野菜やキノコなどを買い込みまして一段落!
そこで売店のお兄さんに『ワイン工場は何処ですか?』と聞きましたところ、
『そこの道を登ってすぐです・・・』との事で、
さっそく『紫波自醸ワイン』の工場へお邪魔いたしました。

実は少し前になりますが、そこの醸造担当のTさんと『いわて果実酒研究会』で同じテーブルで話す機会がありまして、では伺いましょうか・・・
ということになっったわけであります。

今年度の仕込みの直前で、クリーンに保たれた醸造設備がガラス越しに見ることが出来ます。
ちょうどTさんがワイン販売所におりまして、07’のリースリングリオンとメルロをテースティングさせて頂きました。

白のリースリング・リオンは凝縮感はこれからの課題としましても、
風味と酸味そして果実のノリが、辛口でまとめ上げられ食中酒としてOK!
美味しく頂きました!

メルロはボルドーの主要品種のティピシテを出来る限り出すために、
いま少しの収穫物の集中性を高める期間が必要だと思います。
是非これまで同様に、生産農家の方々とのコミュニケーションの場を欠かさないことが大事でしょうか?

いずれにしても、難しいだけに見守りたいメルロ!
これからも期待しております!

Tさんにはまたよろしく!