The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

週末のヴォーヌ・ロマネは桃源郷ですか?

2008-09-14 14:02:01 | ワイン
秋の3連休の初日の土曜日にいつものメンバーが集まりました。
ワインとキュイジーヌを楽しみながら、早35回を数えます!

夏場に入ってここ4回は、ボルドーを入れずにブルゴーニュ三昧!
ジュブレイ、モレ、シャンボールと来まして、今回が恐らくこの流れの最終章となるでしょう・・・ヴォーヌ・ロマネをテーマにリストを作って見ました。

さてその料理のメニューとワインリストは以下の通りであります↓

Menu

自家製フォカッチャとアミューズ色とりどり

鱸のペルシャード焼き

トリュフ風オムレツ

牛フィレ肉のグリル、根野菜のカポナータを添えて(写真はこの一品)

デザート

Wine

2004 Cremant de Bourgogne Blanc de Blancs Didier Montchovet

2005 Staete Landt Chardonnay Marborough New Zealand-Blind-

1996 Pouilly fuisse Tre Vielles Vigne Roger Lassaras

2006 Alsace Riesling Cuvee Particuliere Gerald Scheuller-Blind-

2003 Bourgogne Pinot Noir Domaine des Perdrix

2001 Vosne Romanee Les Raviolles Jean Crotet

2003 Vosne Romanee Les Beaumont Bruno Clavelier

2003 Echezeaux Domaine des Perdrix-Blind-

Georgian Dessart Wine

という流れでしたが、03’クラヴリエのレ・ボーモンと同じく03’ペルドリのエシェゾーは本当にナミダ物でありました。

ペルドリはワイン・スペクテイターでのDRCのエシェゾーに匹敵との評価を得、確かに大物ぶりと女性醸造家に有りがちなガチンコ仕込には驚かされましたが、なにせまだ熟成の初期段階!
約束された将来性を創造しながら、舐め舐めしつつ味わうという感じでしょうか?

一方、クラヴリエは現在最高の状態!
ピノを何年も熟成させてから飲むことに疑問の一石を投じるほどの素晴らしさ!
柔らかく、しなやかで、味わいも深みがあります!
果実の熟れグアイも丁度良く、炎天下で冷えた赤い実を汗をかきかきほうばる感覚でしょうか?
とにかく、それくらい旨かったという事・・・

ヴォーヌ・ロマネの底力を思い知らされました!

それ以外の個別のコメントは後ほど・・・
参加くださった皆様に感謝です!

では・・・