The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

秋の気配・・・そしてペトリュースの誘い♪

2007-08-26 22:27:32 | ワイン
今日は生憎の雨ですが、先日のトゥワイライト・タイムは秋の気配がしました。
山の稜線が凛とした空気で、こころなしかくっきりと見えます。

秋はそこまで、と言う所でしょうか?
なんと、来週の週末は9月に突入ですね~!
早、一年の3分の2が終ろうとしています。

さて、業務連絡です!
来る9月9日の日曜日8:00には、
皆様お待たせの『第108回オテル・ド・ヤマダ』の開催となります。
お題は『秋の夜長のポムロール・・・』
本当はワタクシとしては『ラ・ミシオ~ン・・・』と行きたい所でしたが、
極めてプライベートな事情により、今年は秋のしょっぱじめにポムロールを行きます!

まあ、それでも気迫の篭もったラインナップですよ!
決して気は抜いておりませんです!・・・はい!!
ここで一部を紹介しますと、以下の通りであります↓

1995 Champagne Reserve Le Mesnil Bruno Paillard(Tチャン出すよ!御免!!)

2003 Ch. Teyssier Blanc St-Emilion

2003 Ch. Monbousquet Blanc St-Emilion

1995 Ch. Clinet Pomrol

1990 Ch. Clinet Pomrol

1985 Ch. Clinet Pomrol

1994 Ch. Lafreur Pomrol

1984 Ch. Lafreur Pomrol

1990 Ch. Petrus Pomrol

もちろん、狙いは100点ペトリュースをどう美味しく飲むか?
ですが・・・
その前に、5年飛びのクリネと10年飛びのラフルールがありまして、
トリで90年ペトリュースを開ける算段!
もちろん、心温まるブラインドもあります。

酷暑の去らぬ、初秋には美味しく飲める、
逆にチャンスがあるはず・・・

登録の皆さんは、とにかく御油断なさらぬように・・・
よろしくお願い致します!では!!



ヴェルナッチャでアンティパスト

2007-08-26 11:46:47 | ジャーニー
前菜(アンティパスト)はいわゆる食事の始まりのウォーミングアップです。
イタリアンの流れなら、辛口の爽やかな軽めの白が定番ですよね・・・

とすればソアーベ、ヴェルメンティーノ、ヴェルナッチャなどが来るでしょう。
先日の『ヴィーノ・デラ・パーチェ』でも泡物フランチャコルタに続いて、
「ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ」が出てきました。

サンジミニャーノは御存知、トスカーナ近郊の『世界遺産』の都市の名前であります。
ヴェルナッチャは白ワインの品種という事・・・
いわば『賀茂茄子』ってかんじでしょうか?
賀茂は土地名、茄子は野菜の名前・・・(ちょっと違うかな・・・??)

そのヴェルナッチャなる品種ですが、
今まで何故かしっかりした物に出会ったためしがなかったんですね!

でも今回N藤ソムリエ御紹介のヴェルナッチャはなかなかの物でした。
ヴィンテージは06’、造り手は「テヌータ・ル・カルチナイエ」であります。

薄い黄緑の純度の高い透明感!
ミネラリーにタイトなトップに、スイカや洋なし、
更にはプロヴァンスのハーブを感じます。
味わいはフレッシュ感と爽やかさの中にも、適切なボリュームを感じ、
エレガンスのフィニッシュが心地の良い余韻を漂わせます!

もちろんアンティパストとのアッビナメントはこれ!

いまならコスパで軍配が上がるでしょう・・・

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05’ですが、どうでしょう↓