The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

ジャック・フレデリック・ミュニエ

2006-01-23 22:06:01 | ワイン
シャンボール・ミュジニーには、三つの至宝といえる畑があると言われております。それはグラン・クリュのミュジニーとボンヌ・マール・・・それにプルミエのレ・ザムルーズと言う事になります。

この三つの至宝を全て所有するシャンボール・ミュジニーの造り手は・・・
もちろんヴォギュエ、それとあのジョルジュ・ルーミエ・・・
そしてジャック・フレデリック・ミュニエであります。

ミュジニーのヴォギュエに次ぐ2番目の所有者にして、ボンヌ・マールとレ・ザムルーズをも所有するこの造り手・・・他の二つの造り手の輝かしい歴史と比べれば、目立つ事のない、控えめな物と言えるでしょう!

00’のボンヌ・マールを飲みました!
程よいクリムゾンの色合いで、花系の美しいトップです。微かなハーブとみずみずしいレッドチェリーの熟したアローマ!味わいは低めの温度で、出だし好調!!しかしながらグラスの中でほどけ出すと、ある線から生気を失います。
柔らかくエレガント・・・ボンヌ・マールの力感よりは、シャンボール・プルミエのしなやかさです。

コストにも濃慣れがあれば、テロワールの投影に手を挙げるのですが・・・
良い畑なんで、しょうがないのでしょうか?