The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2005年に飲んだイタリアワイン!

2006-01-01 22:19:10 | ワイン
やはりなんといっても、幻の銘酒95’モンテプルチアーノ・ダブルッツォ ヴァレンティーニを飲む事が出来たのは、2005年の一つのエポックでしょう。

何度か、そこの造り手のトレッヴィアーノを飲み、弥が上にもそれを飲みたいという欲求が高まりつつありました。絶妙のタイミングで手に入った95’ヴァレンティーニ!!
放っておく理由は何処にもありません!

濃厚なヴァイオレットの色合いで、僅かな微発泡です。95’ですよ・・・95’
でも、微発泡でした。
僅かな焙煎コーヒーの香りに、ブラックフルーツのジャム・・・
言い過ぎと前置きをして敢えて言えば、どこか若いロマネ・コンティに繋がる、心温まる、滋養を連想させるブケ!
適度な酸味の裏打ちのある球体のフルーツ!ふんわりと舌先を包み込みます。
とにかく美味しいんです!

エミディーオ・ペペもマシャレッリとも何処かが違う・・・
神懸り的なモンテプルチアーノ!
97’でもう1度ためしましょう!!

さて、他に記憶に残るイタリアワイン・・・
熟成したものでは・・・

71’ブルネロ・ディ・モンタルチーノ レゼルバ ビオンディ・サンティ
88’アマローネ・デラ・ヴァルポリッチェッラ ジュゼッペ・クィンタレッリ
85’バローロ・グラン・ブッシア アルド・コンテルノ

若いものでは・・・

02’ジョセフ・マイヤー ラマレイン アルト・アディジェ
00’バローロ・ヴィネート・カンペ スピネッタ
00’バローロ・ブリッコ・ロッケ・ブルナーテ チェレット
98’ブルネロ・ディ・モンタルチーノ ラ・フィオリータ
98’ブルネロ・ディ・モンタルチーノ チェルバイオーナ
96’ブルネロ・ディ・モンタルチーノ レゼルバ カーゼ・バッセ ソルデーラ

などでしょうか・・・
イタリアもなかなかでした。

2005年の記憶に残るワイン達

2006-01-01 15:41:22 | ワイン
昨年も、いろいろなワインを飲ませてもらいました。思い出すままにツラツラと並べてみますと・・・

まずは年末に凄い出会いがありました!
もちろん、1917年のラフィット・ロートシルトでしょう・・・
こんな状態の良い1910年代のワイン、まずはお目にかかれないでしょう!

そして、オテル・ド・ヤマダでの1969年のマグドレーヌMG!
本当に素晴らしい状態でした。N野先生に大感謝であります。

更には、70’シャトー・ラトゥール、同じく70’レヴァンジル、そして90’のレグリーズ・クリネでしょうか?

一方、ピノ・ノワールでは最近のT氏提供の74’ラ・ターシェ!少し小さめのヴィンテージながらも、ラ・ターシェらしい力強さも感じ得る、素晴らしい熟ピノでありました。

そしてある記念日の82’エシェゾー モンジャール・ミュニレは絶品でした!
別な機会にモンジャール・Mの90’リッシュブールも85’エシェゾーも飲みましたが、これが一番!!茫然自失の芳香とどんぴしゃの味わいでした。

新しい物では02’ジュブレイ ドメーヌ・ルロアが素晴らしかった!
実の詰まった、生気溢れる、鮮烈なピノ・ノワールの迫力に莞爾とするわたくし・・・
とにかく見事でした!

2005年に飲んだフランスの赤ワイン!おそらくそれ意外にも、美味しいワインはあった筈です。ひょっとしたら忘れているかもしれません。

皆様はいかがでしたでしょうか?
イタリアや新世界は後の機会に・・・ではまた!!