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The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

Carpe Diem 『その日を摘め(つめ)』

2012-03-18 11:42:52 | ライフ
先日、暇に任せてBS放送の『世界待ち歩き・・・』のシチリア編かなんかを見ていましたら、
街のカフェのテラスに老若男女が集まって、豪勢な料理を食べながら、
ワインで乾杯をする様子が映っておりました!

楽しそうな食事風景でしたが、その中の一人がカメラに向かって言うには、
『Carpe Diem(カルペ ディエム)』だと・・・

その時にワタクシ何かを思い出しまして、そう言えば!となったわけ!

実は『Carpe Diem』とは、70年代半ばにフランスで活躍していたプログレ・バンドの名称でして、
当時ヨーロッパのプログレに傾注していたワタクシは、
このバンドのアルバムを、御茶ノ水あたりの洋盤屋で購入していたんですね・・・

それがこれ↓



ナンともおかしな浮遊感の漂う、管楽器をともなうフレンチ・プログレでしたが、
当時はさすがのワタクシもチョット付いてゆけず、レコードラックのすみに放って置いたのですが、
その放送の終了後、聴きなおしてみますと中々イケテるんですね♪

まあ、耳も肥えるということでしょうか・・・

さて、それはそれとして、本題に入りますが、
この『Carpe Diem』!書物で調べてみたのですが、どうやら『その日を摘め!』という言葉らしい!

実は紀元前一世紀の古代ローマ時代の詩人『ホラティウス』の詩に登場する語句で、
『一日の花を摘め!』からきているとのこと・・・

それは英語で言えば『Seize The Day』となり、
つまり『今、この瞬間を楽しめ!』という事なんですね!

聖書には『飲み、かつ食べよ!明日は死ぬのだから・・・』ともありますが、
何か自分の応援歌のように聞こえるのは気のせいでしょうか?

いずれ本日『オテル・ド・ヤマダ』を開催いたします!
もちろん、言わせて貰います!

『Carpe Diem』

あんたはん、刹那的やおまへんか?と言われますかね?

またしても『お惣菜』とミュージックな日曜日!

2012-03-15 04:24:03 | ライフ
いつものように、朝は食材の買出しに付き合い、
昼過ぎには戻って、2時46分の鐘の音とともに黙祷をする・・・

これは3月11日の日本人であれば、ごくあたりまえのことで、
その証拠に午後2時ともなれば、さっきまで満車状態のスーパーの駐車場も、
あちらこちらで空きが出始めておりました。

やはり同じ事を考えているんですね・・・

その時報を聞いて、いろんな事が頭をめぐり、
自分としても『喉もと過ぎれば、熱さを忘れる』だな・・・

あれだけ、無駄を無くそうと、率先して進めたエコ生活も元の木阿弥、
バス乗り継ぎのキツイ通勤なども、今は楽チン車通勤!に戻っているではないか・・・

これじゃあダメだ!

また頭を使って、無駄を無くそう!などと温い湯船に浸かった我が身を悔いつつ、
あの大変な時期に、どう過したかを思い出すひとときがありました!

そしてその日も夕刻からはいつもの日曜日に戻り、読書とミュージックな文化生活!

『後白河院 井上靖』を完読し、『無趣味のすすめ 村上龍』を読み始め、
古いLPレコードを聴きました。

『スティーミン ウィズ ザ マイルス・デイビス・クインテット』

『ソーサラー マイルス・デイビス』

『インカンテイションズ(呪文) マイク・オールドフィールド』



時を同じくして、台所では週の初めの『お惣菜』造りに腕を振るうK子さんがいて、
ここだけはいつもと変わっていない、などと暫し感心・・・







『後白河院』も真っ青!と独り言をつぶやく始末!

そしてその日は『1998 ヴォーヌ・ロマネ ポール・ミセ』を舐めながら、
軽めの晩酌で明日に備えました。



また明日から始めましょうぞ、エコ生活・・・



あの日から、一年がたちました・・・

2012-03-12 05:52:34 | ライフ
3月11日、この日も家で過す日曜日。

一年前のあの日は、金曜日の午後一番の患者さんの治療が終わって、
さて次の準備にかかっていたところ、グラグラッと大きな揺れが来たところから、
この悲劇が始まったわけです・・・

電気が止まり、水道が出なくなり、午後の診療は中断を余儀なくされ、
通信手段もだめ・・・

周りでどんな事が起こっているのか、皆目見当が付かず、
暗くて寒い夜を迎えることになりました・・・

家に帰って初めて、東北3県の海岸地方の大津波による甚大な被害を知るわけですが、
とにかく動きがとれず、どうにもならない状態が次の日まで・・・

しかも翌日土曜日は親戚のご祝儀があって、それがどうなるのかも分からず、
こちらからも出席できないことも連絡できず、不安と焦燥の状況は翌日日曜日まで続きました。

そして、一年がたって、一昨日の土曜日、その結婚式が挙行されました。
ああ!一年がたったんだ、という実感・・・・

一方では世の中を見渡しますと、未だ一年、未だ未解決なことどもがあまりに多く山積しており、
たゆまぬ支援と停滞する政治を注視することを思わずには居られません!

明日からまた自分で出来得ることを始めましょう!
そう決意する、鎮魂の日曜日、静かに過ぎて行きました。



『Y田類の酒場放浪記』見ながら、『後白河院』を読むか?

2012-03-07 05:40:05 | ライフ
最近では珍しく、NHKの『大河ドラマ』を欠かさず見ております。

まあ第一回目を何気に見てしまったのが、その取っ掛かりなのですが、
その中でも実は最も興味を引いたのが、なんとその挿入曲なんですね・・・

『エマーソン・レイク、&パーマー』の『タルカス』




これはそのグループの2枚目のアルバムで、1971年の作品!
当時プログレ狂いのワタクシは、これをリアルタイムで聴いていましたので、
さあタイヘン!

ナンだ!この挿入曲は!!となったんですね・・・

で、その日は最後の曲の紹介のテロップで『タルカス』であることを確認をし、
そんないきさつで『平清盛』を毎回見ているわけです!

そして、今週の『平清盛』には、とうとう若かりし日の『後白河帝』が登場しまして、
ワタクシとうとう若かりし日に読み込んだ『井上靖』の『後白河院』を再読し始めました!



このようにして、興味を持てば次から次・・・
というのが、典型的Bの特徴と言えば特徴でしょうか?

書籍『後白河院』の向こうにはTV写っておりますが、へへ!『酒場放浪記』!
あまりにミスマッチな状況ですが、B型ではそんな事どもも起こりうるわけ!



食事が終わって『フランチェスコ・リナルディ』の『ドルチェット・ダルバ』飲みながら小一時間!



『ヨッパライ』見ながら、眉間にシワ寄せ、壮大な歴史文学を読む!
そんなことやるか?と思いながら、実際やってしまうんですよね♪

皆さんは、出来ますか?