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The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

アンダーグラウンドの貴公子

2006-06-09 22:42:40 | ミュージック
昨晩は久しぶりに『お花B』にお邪魔をし、肴を食べました。
かみさん、82’娘、義姉と一緒の四人連れ・・・いつものカウンターではなく、テーブル席で頂きました。

どうも、オーナーの五十肩治りつつあるとの事・・・
小生も3年前に経験し、その苦しみをイヤと言うほど知っているだけに、
早めの完快を祈っております。

さて、雨の四号線・・・
CD聞くなら、ヘヴィーで、じっとりとした、アンダーグラウンドなプログレが一番です。
もちろん『ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター』の『ゴッドブラフ』!!
1曲目の『アンダーカヴァーマン』から3曲目の『アロー』まで、あたかもジェネシス初期のピーター・ガブリエールのような・・・
重く、語りかけるような、渋くしわがれた、エキセントリックなヴォーカル!!

ピーター・ハミルが最高です!
今『ゴッド・ブラフ』『スティル・ライフ』『ワールド・レコード』VDGR最盛期の3部作購入できます!

焼酎麦をロックでナイトキャップに、今日は早めの就寝とするか?
そうできるかな??

見張り塔からずっと・・・

2006-06-04 01:30:08 | ミュージック
『アフィニティ-』を久しぶりに聞いてみました。

圧巻は何と言っても最後の曲!
『見張り塔からずっと・・・』作者はもちろんボブ・ディラン(実は小生の妻の甥もディランという)
約12分にも及ぶ大作に仕上がっています。

リンダ・フォイールのセクシーでハスキーなヴォーカルに始まり、リントン・ネイフのスリリングなオルガン ワーク!
70年代のジャージーでスピード感溢れるサウンドが甦る!
カーCDで何度も聞きなおしてみました。

この幻想的なジャケットを見て下さい!
ヒプノシスの向こうを張った『マーカス・キーフ』!!
我が家の所蔵アルバムでは、ベッガーズ・オペラのアクトワン、インディアン・サマーのアルバム・ジャケットなどが同じ作者・・・
何とも摩訶不思議で、妖しげな空間は『キーフ』だけの物・・・

その晩は業界の総会・・・
帰りにMJに寄りました。

秀逸なシャトー・モンブスケのロゼ、80’ルイ・レミーのモレ・サン・ドニ・1ER クリュ等をいただきました。
そこで、なんとNサンわいん屋F氏とばったり・・・
『オテル・ド・ヤマダ 別枠』の打ち合わせとなりました。

家に帰って、3日前のクロ・デ・カイユーをナイト・キャップに
グッド・ナイト・・・

木曜街中漫歩

2006-06-01 18:09:53 | ミュージック
木曜日は散歩の日・・・
最近のパターンであります。

マイ・カーで久しぶりに機屋へ
オールドのケニヤをいただきました。

ケニヤ特有のソヴァージュも、数年間の待ちでフィネスが備わる
この醍醐味も、コーヒー豆の熟成と絶妙のタイミングでしかける技量が必要でしょう!
味わいも極めてスムーズ、馥郁たる香り・・・これまた至福の時間であります!
しばらくの間、店主殿とワイン談義・・・

さて、マイ・カーは機屋駐車場に置かせてもらい、大通りへ
サワヤを物色するも、成果はなし・・・
そのまま大通りを闊歩し、岩手公園は池に面した『ニート・レコード』で目当てのCD捜しに3〇分・・・
ありました、ありました!
70年代のジャズ・ロックの雄『アフィニティー』!!
これ知ってる人、いるでしょうか?
メイン・ヴォーカルのリンダ・フォイールが叫んでおります!

更に闊歩・・・
パイロン前を通り、県庁交叉点から『よしだや』へ
顔見世興行をし、これまたワイン談義・・・ギオンのサヴィニー買っちゃいました!

本町を駈け抜け、振り出しの機屋に到着!
今日もこれで、酒が旨いはず・・・

それにしても、アフィニティーのジャケット!幻想的ですよね!!

百眼の巨人アーガス

2006-05-14 12:52:52 | ミュージック
久しぶりのレコードジャケットであります。
これを見て、懐かしいと思う人も何人かいるでしょう・・・
もちろん、その時代のジャケットデザインの売れっ子『ヒプノシス』
正体不明の制作集団であります!

このレコードは、70年代にツインリードギターで一世を風靡した『ウィッシュボーン・アッシュ』の三作目・・・
『光なき世界』『巡礼の旅』に続く物であります。
(マッサーウオ司教としては心に訴えるアルバムタイトルですな~~!)

Side1は『いつか世界は・・』など、ツインリードのギターの掛け合いがえんえんと続きます。
アンディ・パウエルはギブソンのフライングV、テッド・ターナーはフェンダーのストラットキャスターとギブソンのレスポール!!

ギターを奏でた経験のある方なら、懐かしい響きでしょう?
日中の遠出に良くこのCD聞いています。

21世紀の精神異常者

2006-05-07 00:54:48 | ミュージック
1969年のビルボ-ド紙で、その当時アルバム第1位だったビートルズを蹴落として彗星のごとく登場した『キング・クリムゾン』・・・

そのファーストアルバムが『クリムゾン・キングの宮殿』であります。
いわゆる、プログレ・・・
この手のアルバムがトップセールスを挙げる事は、ほとんど奇跡に近い現象でした。

その輝かしき一曲目が『21世紀の精神異常者』
20世紀の中盤過ぎに、21世紀を予見するかのような凄まじい楽曲・・・
驚きました!!
そして、今・・・21世紀になっても、その曲の輝きは失せる事はありません!!

その流れは『エピタフ(墓碑銘)』へと続き、A面全てがコンセプトされた、一大抒情詩となっております。

ジェネシスの前にキング・クリムゾンあり・・・
わたしの『イタ・ロックスアリス』であります。