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The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

ギター・ライブINワイン・バーO様

2007-09-23 15:51:44 | ミュージック
秋の夜長に、ギターのライブっつうのも御ツな物・・・

ワイン・バー店主O様のマブダチのギタリストが来盛と聞いて、
興味深々で『O様引越し一周年祈念イベント』に出かけてみました。

本当の所、その実力は未知数でしたが、
聞いてビックリ、見てビックリ・・・素晴らしかった!

イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』に始まり、最後の『リベルタンゴ』まで、
全26曲、なんと白熱のライブは超テクあり、笑いあり、涙ありの空前絶後の3時間でありました!

企画、プロデュ-スのO様には大感謝!
スーパーギタリスト堀O和T氏には大拍手!!

ウェルカムのカヴァを一杯、
95’ブシャールのピノを一杯、
そして最後は見事な95’ニコラ・ロシニョールのACブル・ピノを、
大ぶりのブルゴーニュグラスでたっぷりと御馳走になりました。

今度のワイン会にて『堀O和T』のCD御披露致します!
お楽しみに・・・

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鮮烈の果実味、驚異的な凝縮感!
凄いです!!真っ黒けのブルピノ、05’の申し子のようなACはここ↓



道すがらのバック・グラウンド・ミュージック

2006-11-02 00:57:35 | ミュージック
秋景色を見に、車で遠出の機会が増えました。
そうでなくても、山岸⇒都南の車での出勤であります!

手を変え、品を変え、様々なジャンルの音楽を聴いております。
我が愛車のカーステのCDボックスは12枚入り、
現在入っておりますCDアルバムは以下の通り↓

『ディープ・リヴァー』ウタダ・ヒカル
『The Best Album』フィル・コリンズ
『モーフ・ザ・キャット』ドナルド・フェイゲン
『Aja』スティーリー・ダン
『LA・ウーマン』ザ・ドアーズ
『ポートレイト・イン・ジャズ』ビル・エヴァンス
『ジ・アメイジング・バド・パウエル』バド・パウエル
『ゴッド・ブラフ』ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター
『サムシン・エルス』キャノン・ボール・アダレイ
『イン・ザ・ランド・オブ・グレイ・アンド・ピンク』キャラヴァン
『サンフランシスコ・ベイ・ブルース』フィービ・スノウ
『イエロー・モンキー・ベスト・アルバム』

この中でも『イエモン』は異彩を放っているでしょう!
最近、気に入ってよく聞いています。

演歌系ジャパン・ポップスっていうんですか?
なんとも濃厚な、オドロオドロシイ妖しげな感じが病みつきなんです。
一頃流行った『バーン!』なんかは連続再生しています。

オーラで有名な美W明H氏が
『ヨシキ君(イエモンのリーダー)は、いいセンスしているわ・・・』
と言ったとか、言わないとか・・・分かります、その感じ!

『バーン!』と言えば『焼ける』
『焼ける』と言えば『コート・ロティ-』

かつて飲んだ83’80’のムーリンヌ、
85’のラ・ランドンヌ、に90’トゥルク・・・
思い出しますな~~!

とくにムーリンヌは体にやさしいロティーでした。
カラダが欲する今日この頃であります!

Round About Midnight

2006-07-06 22:40:52 | ミュージック
まるで、何年か前の自分のようで・・・

"Round About Midnight"・・・心地よい響きであります。

最近、マイルス・デイビス・クインテットの同名CDを、頻繁に聞いています。
雨の続く、こんな日の夕刻は最高です!
車の外は消し炭色の世界・・・遥か山の輪郭には暗雲垂れこめています。
雨音だけが聞こえる室内に、ミュートを効かせたトランペットが静かに鳴り響きます。
心に染みるな~~

実は、ジャズを聴きかじり始めた頃、マイルスのミュート奏法が苦手でした。
トランペットは澱みなく、クリアーに吹くべしと・・・
そのためにかつて、マイルスはこのアルバムには手が伸びませんでした。
むしろ好んで聴いたのは、『イン・ベルリン』『フォア&モア』『マイ・ファニー・バレンタイン』などなど・・・そして『カインド・オブ・ブルー』でしょうか?

でも、今・・・『ラウンド・ミッドナイト』のミュートが心を揺さぶります。

年と共に、好みも変わる・・・
ワインも同じですよね!

チッタ・フロンターレ

2006-06-28 00:31:29 | ミュージック
『前方の街』という意味でしょうか・・・

仙台での学生時代、このレコードを御茶ノ水の『デイスク・ユニオン』まで買いに行ったのを憶えています。
黄金のシュールな絵画を、黒の縁取りが囲んでいる、印象的なジャケット!

アコースティック・ギターのイントロで始まり、
牧歌的ながらも、プログレならでわの展開です。
『オザンナ』の残党による結成のバンドですが、この『エル・トーレ』一枚で終わりました。

もちろん、日本盤もなし・・・
このジャケット見たことある人、居ますでしょうか?

70年代のイタリアのロックシーン

2006-06-27 21:45:40 | ミュージック
まあ、よっぽどの凝り性でもないと、70年代にリアルタイムでイタリアのロックを聞いている人はそんなにいないでしょう。でも、わたくしヴィンテージ53’ですから・・・

私の場合、やはり『オザンナ』が最初で、イタリアのクリムゾンと言う歌い文句に惹かれたのが、その理由・・・
もちろん、クリムゾンの完成度、洗練性は望めませんが、へヴィーなスタイルとストリングスとの融合に見る緊張感は、ファーストの『ルオモ』から『パレポーリ』、そして『ミラノ・カリブロ9』と続きます!

四作目の『Landscape of Life』は、かなりインターナショナルな路線を狙って、カンツォーネばりのヴォーカルを英語で聞かせています。
かつての重く、湿気の多い、沈みこむような『オザンナ』を期待する御仁には、残念な作品かもしれません。

リーダーのエリオ・ダンナを中心に、同じ時期に『ウーノ』が結成されました。
僅か一枚のアルバムは『Landscape of Life』を彷彿とさせる、素晴らしい作品!
(私は好きです!)

一方、『オザンナ』の残党は『チッタ・フロンターレ』を結成しますが、アコースティックな牧歌的プログレとでも言いましょうか?
評論家は精彩なしと酷評していますが、これも一興・・・
私にとっては大事な一枚になっています。

さて『ウーノ』はそれ以降、『ノーヴァ』に変身し、『ブリンク』『ヴィルマーナ』『ウィング・オブ・ラヴ』までは記憶にあります。

それ以降、わたくし・・・
ワイン界に没入してしまったわけ!

とにかく70年代のイタリア・ロック・シーンって活気ありました!
写真は珍しい『ウーノ』のイタリア盤のジャケットであります。