普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

決められない民主党政治の今後

2012-05-25 11:48:42 | 民主党
・野田内閣支持とも取れる自民党の野田毅さん・緊縮財政の小泉路線から積極財政路線に変えた麻生さん・増税の前にやることがあると拘る民主党・増税の前に余りにも多い増税の前にやらねばならないこと・結局は何も決められない政治・それにしても多くの小沢さんから離反し批判に回る元盟友
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・野田内閣支持とも取れる自民党の野田毅さんの発言
一昨日の衆院の社会保障・税特別委員会での質疑の自民党の野田毅(たけし)さんの発言はとてもユニークな物でした。
 所々に民主党内閣への批判を交えながら、まるで野田内閣の応援をしている見たい。
 閣僚も苦笑い。応援団の民主党議員もいつもの彌次はどこえやら神妙に彼の演説を聞いていました。
フリツプ:01年度(小泉政権)から07年度(麻生政権)の自民党政権の歳出の増減
  国債費+3.8兆円、社会保障関係費→強引に削減したがそれでも+5.1兆円
  地方交付金-1.9兆円、公共事業関係費-2.4兆円、文教費、防衛予算なども現象している
・緊縮財政の小泉路線から積極財政路線に変えた麻生さん
 自民党は小泉政権時代から、消費税増前の成長への前段階の経費削減だけでは国が立って行かないほど緊縮政策を取っていたが、結果は上記のように日本の国力を落としてしまった。教育予算は殆どゼロ、防衛費の中国は3倍も増大しているのに、日本は削減。
 麻生内閣になってリーマンショックなどあり、増税の前段階の緊縮ばかりでは国が立って行けないとして、成長平行路線に切り換えた。
・増税の前にやることがあると拘る民主党
 然し民主党政権はそれでも未だ減らし足りないとして、政権を奪回して自民党政権時代に大幅に減らした公共事業費まで減らしてしまった。
 そして今も民主党内では増税の「前にやることがあると言って」自ら建てた政策を総て潰してしまっている。
 そのハードルを作ったのは民主党だ。
 野田たけしさんは民主党席の議員を指さしながら、これは野田首相だけの問題ではない、君たち民主党議員の問題だ。
 その一つの原因が野田さんの前に立ちはだかっている小沢氏だ。
 野田氏は小沢を説得できない。
 今は民主党と自民党は共同歩調をとろうとしている時に、小沢氏はマニフェストの原点に帰れといっている。
 それで国会が通る筈が無い。
 輿石氏は一体改革よりも党を割らない立場だ。
 問題は参議院は勿論衆議院ではない民主党ないの政局だ。
その小沢氏との会談をすると言うがその参考に聞いて貰いたい。
 小沢氏はいい加減な人だ。
 小沢氏が政権を取ってやったのは大連立そのテーマは消費税だった。
 それを今何故反対するのかを突くべきだ。
 自自連立のときの合意は諸費税は総て社会福祉に当てることを合意した。
 その時の自由党の党首は小沢氏だった。私も責任者のしてその任に当たった。今でも減逆に言えば消費税の範囲しか社会福祉に廻せないというのが、自民党から民主党に続く福祉と税の一体改革の原点になっている。
[私の意見]
野田毅さんは前段階の「増税の前にやることがある」ではなくてそのことと、増税論議を平行してやれと言っていますが、民主党内だけでなく今や無視することのできない、マスコミの批判もあり、平行路線は取れないような気がします。
・余りにも多い「増税の前にやらねばならぬ」ことが出来ない理由
a.野田首相に立ちはだかる小沢さんの一番怖いのは衆院選です。
民主党バブルが弾けた今、小沢チルドレンの殆どは落選、残るグループの人達も半数通れば良しとしなければならない。
そうなれば民主党内での彼の影響力は大幅に減少します。
だから小沢さんは頑張って反対する可能性が一番高いと思います。
そう言えば一昨日の新党きづなの豊田潤多郎さんの質疑は出身の民主党の野田さんに対してまるで喧嘩腰。野田毅さんの言っていた、「増税の前にやることがある」と追求。野田首相もむっとしてやり返していました。 (野田さんばかりでややこしいこと)
 後の唯一の頼りは私が何時もいう小沢さんが君子豹変するだけですがどうでしょう。
b.公明党は自党の勢力維持のために、最高裁から出された 「一票の格差是正」は選挙制度改正と併せて行うべきとする一方、定数削減案について反対しています。
 これには他の少数政党も基本的には同じ線なので、仮に民主・自民が一致しても、前段階の定数削減もできず、「一票の格差是正」も解決できずに野田首相も解散もできないことに成りそうです。 (それと穿ちすぎかも知れませんが、創価学会から大きな広告費を貰っている読売・朝日が公明党をどれだけの批判が出来るかも問題です。)
c.公務員経費削減
 政権与党の民主党が支持基盤の自治労・日教組の反対を押し切って公務員の経費の削減はは殆ど出来きないでしょう。然もその親玉の輿石さんが幹事長ですから。
 野田さんが不退転の気持ちで輿石さんを切れば話は別ですが。
 それで民主党は早々と公務員経費削減の先送りを言い出しています。
 野田首相にとって福祉と税の一体改革の前提のハードルが余りにも高過ぎますが、このままでは何も出来ずに、行く先が見えない審議先送りに成りそうな気配です。
そして結局は決められない政治、それと私が何時もいう面倒なことは先送りにしてしまう政治に終わってしまいそうな気配です。
・多くの小沢さんから離反し批判に回る元盟友
 それにしても自由党時代の野田毅さん、新生党・新進党の党最高顧問の渡部恒三さん、新進党・自由党の藤井裕久最高顧問と自民党の小池百合子さんなど小沢さんと行動を共にしてきた人達が、小沢さんと離れただけでなく一様に彼を批判する側に回ったのは何故でしょう。
 そのような人として信頼出来ぬかも知れない人について 行く小沢グループの人達の選挙が怖いからと小沢さんに縋る言う理由、外野の人達で検察の被害者と思っている人達の同病相憐れむ気持ちでの小沢さん贔屓の理由も判るのですが、その様な理由もない一般の小沢信者は一体何を考えているのでしょう。

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追記:前回「がれき処理反対派の言い分」を書きましたが、今日仙台在住のシンガーの方からの「北九州市 がれき受け入れ反対派の抗議活動について」と言うブログを見つけました。
反対派の一方的な行動がいかに現地の被災者の心を傷つけているか判ります。
是非読んで上げて下さい。

決められぬ野田内閣とその足を引っ張る党内野党

2012-04-19 15:37:00 | 民主党
・世論を気にしない民主党員・民意ばかり気にして何もできない民主党政権・自民党アレルギーと民主党アレルギー・マスコミの活用により発信力を高めるべき・結局は野田さんの本気度
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世論を気にしない民主党員
・失言続出の鳩山さんが最高顧問の地位を維持→民主党支持率低下に貢献
 普天間問題をデッドロックに乗り上げさせ、党内の反対を押し切ってイランに行き同国から上手く使われ、今回は小沢氏無罪を期待と司法に口出し
・過去の経歴・能力・思想で問題のある人達を閣僚や党幹部に起用、山岡さん、岡崎トミ子さん、田中直紀さん、輿石さん→不退転の野田さんのやる気を疑わせるような人事
・民主党内閣崩壊の時に党を二分する内紛→民主党支持率低下に貢献
(是非は別として)消費税増税→内閣の支持率の低下→内閣支持率の低下
・消費税増税や大飯原発再稼働の内閣方針に反対→内閣支持率の低下
 但し消費税増税は野田さんは承知でやっているのでしょう。然しそれ以外のことも皆承知で関係者がやっているのなら良いのですが、本音は次回の選挙で自分達の落選が怖いだけ? (この様な人達はどんどん落選して貰いましょう。)
世論やムードを気にし過ぎる民主党政権
世論やムードを気にし過ぎる余りの下記のような動きが政権の足を引っ張っています。
・枝野さんの原発反対から推進の両極端の発言のブレ→当面の大飯原発再稼働の政府方針に自らブレーキ 
・北朝鮮ミサイルの過去の誤報の批判を気にしての情報開始の遅れ→政府情報への不信、防衛大臣問責決議案
・宮城・岩手の瓦礫の広域処理に対する一部の人達の反対運動への消極的な態度→広域処理反対運動が収まらない→政府の広域処理の方針の足を引っ張る
・年金の物価スライド制実施、支給開始年齢を遅らせる案、75歳の自己負担増の見送り→政府が進める福祉と税の一体改革の足を引っ張る、野田さんの本気度を疑わせる
・放射能の許容限度を一気に下げる→これがまた風評被害のネタになる、政府への不信の増加
・反原発、菅さんの原発処理のまずさへの批判に気を取られ過ぎ→政府情報への不信
 原発再開のための福島第一の故障原因の追求→安全基準の作成を怠り反原発の人達の批判を浴び→再開の遅れ→政府情報への不信
[私の意見]
・自民党アレルギー
 
 自民党は国交と防衛の大臣の問責決議の動きに対して、マスコミやネットからの批判があります。
 その根底にはマスコミの民主党贔屓もありますが、優しいながらもどちらか言えば自民党寄りの読売、産経から自民党に対しての批判もあります。
 その根底には表現の仕方は違いますが、私なりに言う国民の自民党アレルギーに対して、その解消策も国民に示せぬままに政権打倒を訴えるのはどうかと言う批判です。
・民主党アレルギーの発生
 民主党は自民党が「長い間培って来た」自民党アレルギーのことを忘れて、僅か2年で国民に民主党アレルギーを植えつけようとしているように見えます。
 その現れが、御存知・大阪維新の会の盛り上がりです。
 この点では悪く言えば人気商売の政治家の集まりである、民主党は反主力→反小沢、消費税増税と原発維持→それに対する反対ばかり気を取られずに、もう少し世論の動きに気を配り、自民党のように一旦発生したらなかなか消えない民主党アレルギーの発生と固定化をふせぐ必要があると思います。
・民意ばかり気にして何もできない民主党政権
 「世論やムードを気にし過ぎる民主党」で上げた様な政策問題に就いてはよい点も問題の点もあるのは当然です。
 民主党政権は政策の問題点に対する民意を余りにも気にし過ぎて、自ら我が足を引っ張っているような気がします。
政策決定には慎重にも慎重を期するのは当然ですが、一旦決めたら細かい点は別にして基本方針は変えないこと 、そけに関する発言が振れないことが大切だと思います。
例えば食品の放射性の限度でも、従来の限度はそのままにして、新しい基準は努力目標にして並立させる位にした方が良かったと思います。
・マスコミの活用により発信力を高めるべき
 それと政策に関する国民への説明や説得はもっとマスコミを利用することです。
マスコミは自民党政権に比べればまだまだ民主党政権には優しいようです。
一番簡単な宮城・岩手などの瓦礫の広域処理など、環境大臣や副大臣を地方に派遣して、その説明と、反対団体の抗議の時間をほぼ同じにテレビ放送されるより、NHKなどと交渉して野田さんか細野さんに充分説明するか、民放、たとえば「そこまで言って委員会」などに細野さん、反対運動の代表、レギュラーの硬派の批評家などと討論させれば、国民の意識は大きく変わると思います。(コテンパンにやられると判っている反対運党の人は出ない可能性が高いと思いますが。) 
 福祉と税の一体改革、原発稼働など難しい問題も、難しいだけなおさらマスコミ、特
にテレビを利用した広報活動は欠かせないと思うのですが。
 私の提案も最終的にはやはり野田さんの本気度如何にかかっていると思うのですが。
 上記の内容から見てもそれが見えないのが残念です。

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いま党内で争っているときか・民主党

2012-04-18 22:31:55 | 民主党
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小沢氏 野田首相に代わる党代表を  (NHKオンライン)
4月18日 21時38分民主党の小沢元代表は、インターネットの番組に出演し、「政権交代の初心や志を持っている人を代表に選び、次の衆議院選挙に臨むべきだ」と述べ、次の党の代表選挙で野田総理大臣に代わる新たな代表の選出を目指す考えを明らかにしました。

この中で、小沢元代表は消費税率引き上げ法案について、「国民の大多数が反対しているものが国会を通過することはないと思う。野田内閣が党内議論を強権で打ち切り、増税一本という姿勢は、決して国民の支持は得られない。内閣支持率が20%を切ったらもたない」と述べました。
そのうえで小沢氏は、民主党の次の代表選挙がことし9月に予定されていることに関連し、「仮に9月までに代表選が行われるとしたら、『国民の生活が第一』と訴えた、政権交代の初心や志を持っている人を代表に選んで、次の衆議院選挙に臨むべきだ」と述べ、野田総理大臣に代わる新たな代表の選出を目指す考えを明らかにしました。

・4月26日に小沢さんへの判決がでるが鳩山さんの希望のように無罪となるか否か?
・仮に無罪となっても小沢さんが法の精神に反しているなどと言う補足意見が出るか否か?
・もし補足意見なしの完全無罪となれば、今の日本はマスコミを始めムードの世界ですから、小沢さんに取って大きな順風になるかも知れません。
・私はそうなって小沢さんが代表になっても首相になならないと思っています。何故なら野党は小沢さんが無罪でも無実ではない、法の精神に反している、秘書に総ておっかぶせているとの国会の追求が待っているからと思いますが果たして。
・小沢さんやその意のままに動く人が首相になって、あれだけ散々にやられた「国民の生活第一」精神に基づくばら蒔き政策が、ねじれ国会で再開出来るのでしょうか。
・私は小沢さんがその強腕でやりそうなのは外国人参政権付与、中国への一方的な使節団派遣、公明党の抱き込みなどの権力固めくらいだと思います。
・私は小沢さんが本気に日本のためになにかやろうとするなら、マニフェストの暫定税率を元通りしたように、君子豹変しなければ彼の力は発揮出来ないと思うのですが。
・民主党の9月の代表選までの政局はどうなっているのでしょう。
・野田さんが不退転の意志で進めている福祉と税の一体改革が成立不可能、または小沢さんのに言う代わりの人との代表選が不利になった時は、野田さんの言う重い決断で国会解散するでしょうか。私は民主党の敗戦確実(そして小沢チルドレンの殆どが落選確実)と判っているので、常識的に考えれば野田さんが余程頭に来たときしかないと思っていますが、果たして。
 いずれにしても自民党も含めて、未曽有の国難と言うとき、そして微妙な経済運営を迫られているときに、こんなことをしていて日本はどうなるのでしょう。
 小沢さんも、不退転は口だけで本気度が見えない野田さんも、そして最大野党の自民党もこんなことで良いと思っているのですかね。


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安倍元首相のインタビュー記事・民主・自民とも良く考えるべき

2012-03-17 11:36:19 | 民主党
 実現出来ぬと知っていて掲げた民主党マニフェスト・自助より給付の民主党・国民の自民党アレルギーに応えない自民党
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 「ダイアモンド・オンライン」に安倍元首相のインタビュー記事が載っていましたので、その中から気になる所を拾って見ました。 (黒字は私の意見です。)
・民主党には、小沢一郎さんをはじめ、かつて自民党の中枢にいた人たちが参加しています。彼らは、実現できないマニフェストであることをわかっていながら、それを掲げて政権を獲り、綻びが見え始めてからも政策転換をできずにいる。 (私も小沢さんほどの人が民主党の公約が実現できないくらい始めから判っていると思います。判っていながらこれを出して結果的に国民をだまし、そして現在はマニフェスト回帰と言って党内の政争の具に使っています。)
・自民党と民主党では、基本的姿勢において大きな違いがあります。端的に言えば、「保守政党」と「革命政党」という違いです。鳩山、菅内閣で顕著だったのは、「国家対市民」「企業対消費者」「経営者対労働組合」という対立構造を前面に出して、自分たちは常に批判する立場の側に身を置くという姿勢です。 (私は民主党の中ではそう思っていない人も多いと思いますが、日教組や社会党の人達に引っ張られる傾向は避けられないのに、自分達が権力側に立って戸惑っているのが現状でしょうか。)
・民主党には給付政策はあっても、産業政策もエネルギー政策も成長戦略もない。「国家経営」という観念がないから、こうなってしまったのでしょう。 (経済の低迷期に中小企業支援策ばかりの経済政策では経済無策と言われても仕方がないと思います。)  
・今こそはっきりと自らの立場を主張していかなくてはなりません。革命政権は国家の歴史、文化、伝統の断絶を目的としますが、保守政権はその逆。これまで培われてきた伝統はなぜ続いているのかを謙虚に考え、伝統の上に新しい文化をつくっていきます。(後記)
・選挙に勝つ目的で便宜的に違いを明確にしようということではなく、こうした理念の下に「こういう国づくりをしたい」「日本をもっと素晴らしい国にしたい」というパッション(情熱)を示すことが必要。今、我々や谷垣総裁に求められているのは、まさに理屈ではなく情熱だと思います。(後記)
・今の自民・民主両党に、かつて互いの政党にいた議員が混在し、各政党が1つの理念で結びついていないという問題は、確かに大きい。理想論としては、1つの旗の下に志を同じくする政治家が垣根を越えて集まることが望ましいですね。ただ、小選挙区制の下では、それは難しいのが現状です。(二大政党の成立を目的としているので、理念は別としてどちらかの大きい、勢いがある政党にくっつくのかも知れません。) しかし、次の総選挙ではそんなことを言っていられません。おそらく第三極も含めた大混戦になるでしょう。民主党に対して強い「ノー」が突きつけられる一方、それが既成政党全体に向かってくる可能性もある。不確定要素が多く、一概には言えませんが、選挙の結果次第では政界再編が起きる可能性も十分あると思います。 (後記)
・社会保障には、自助、共助、公助という3つの考え方がありますが、本来、社会保障制度の構築において軸足を置くべきは自助です。それでどうにもならない場合は、公助、共助で補っていく。日本は元来そうした文化の国でした。
 しかるに現在の社会保障政策は、自助、共助、公助を同等に並べている印象があります。これがある意味、国民に幻想を抱かせる原因になっている。自助の精神を忘れた社会が衰えていくのは、間違いありません。
 民主党は最低保障年金を創設し、税金で賄うことを唱えてきましたが、これについても保険料の比率を残すべき。すでに「打ち出の小槌はない」ということがわかっているので、国民にも負担を求めるほうが現実的だと思います。
(私も何度も医療・介護面で高齢者も何らかの負担をし、もっと前向きに社会や国に貢献すべきと書いてきました。自助を抜きにしては金が幾らあっても足りないのは当然です。 今の厳しい財政状況なのに、個々の問題について民主党は国民の負担を増やす事を避ける一方で、消費税増税を言い出しています。)
[自民党へ]
 安倍さんは自民党のまずいところ、何故自民党の支持率が破綻寸前の民主党と変わらないかを、話しその対策も語れば、安倍さんの話の真実味や自民党のやる気が国民に納得できると思ったのですが。
 自民党の問題点は国民の間に未だに残る自民党アレルギーをいかに解消するかの答えが出ていないのか、またでていても国民に届いていないのです。
 その端的な例が衆院選敗戦、政権陥落の反省も何もないように見える「みんなでやろうぜ」の谷垣さんを未だ担いでいることです。
 安倍さんから麻生さんに続いた公務員制度改革が何故オジャンになったか、同改革を訴えた民主党政権が発足時にどれだけ国民から期待されたか、政権のアラが出たした時にも、マニフェストを変えてもよいと世論調査の数字にでたかを自民党は良く考えるべきです。
 自民党が敗戦後やったのは役員の若返りだけ、首相の足を引っ張る族議員や派閥の領袖の評判の良い首相を選びリモートコントロールと疑われていることの回答を国民にだし、これからの自民党政権は過去のそれと違うのだと訴えるべきだと思うのですが。

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小沢さんが総理になっても、公約を無視せねば何もできない?

2012-03-06 17:24:37 | 民主党
 財源、悪化した経済無視のばら蒔き・失敗した天下り禁止と公務員経費削減と政治主導の行政改革、小沢さん活躍の前提は原点回帰よりゼロからの出発・小沢さんを待ちかまえている野党
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 週間文春の最新号に「小沢一郎「マニフェスト」の嘘とデタラメ」と言う記事が有りました、記事の内容は崩壊状態のマニフェストに就いては軽く触れただけで、「国民との約束であるマニフェストを守れ」という小沢さんの言葉を捉えて、
・小沢さん自身が幹事長の時に、ガソリン税などの暫定税率廃止の衆院選マニフェストに反してその継続を政権に申し入れで実施したこと、
・橋下さんの船中八策にに掲げられたの目標として、自立、責任、決定などのり理念さえしっかりしていれば、具体的な公約など変えても良いと言う趣旨の小沢さんの言葉
を取り上げ彼が野田内閣へマニフェストを守れなど言うのはデタラメだと書いていました。
 それでタイトルのようなことを書き、もし訪問者の中で小沢さん支持者がおられたら私の意見に就いてのご意見を訊いて見たい気になりました。
 何故なら支持者の小沢さんならやるだろうと言う言葉ばかりで、具体的に何をどうして貰いたいかの意見を殆ど書いたものを見た事がないからです。
民主党マニフェスト作成時の環境
・マニフェスト作成は小沢・鳩山両氏の下で行われた。つまりマニフェスト作成の失敗の責任、成功の功績は小沢さん・鳩山さんにあることになります。
・当時800兆円の国債残高があった
・中国などの台頭で国の経済環境が完全に変化していた(先ず一番近くの日本、それから現在のようにEUから米国に拡がった)
・日本の競争力の低下→非正規社員の増加→日本の貧困化が始まっていた
・少子高齢化の悪影響が経済、医療・社会福祉に大きく成り始めていた。
・民主党政権発足時は指示のマスコミ・学者が外需より内需と言っていたが、今このことを言う人は殆どいない
 詰まりマニフェスト作成時は既に日本経済が低迷から下降期に入っていたのです。
[財源問題]
 今日の国会質疑で安住さんが言っていましたが、埋蔵金16兆円を当てにした予算が、単年度使えるのが4兆円、長期に渡るマニフェストの実施のための恒久財源は僅か3兆円。
 それに対しての経済対策はほぼゼロ、野党からその点を突かれてばら蒔き4Kがそれだと言い出す始末。 (注記参照) 
 財源の裏付けのない民主党の売り物のばら蒔き4K、年金・健康保険など長期的な政策が頓挫し1000兆に近い国債残高になったのは当然です。
[天下り問題]
 天下り禁止→省内の人事停滞→組織の台形化→経費の増大→出向と名を変えた天下りの存続。特徴的なのは日本郵政への高給幹部2名の天下り、これを批判する改革派の通産省の古賀さんの退職勧奨と言う完全な失敗
[公務員経費の2割削減]
・先進国で日本の米国についで2番目に小さい政府です。然も民主党の政策は社会福祉強化の言う大きな政府志向で矛盾しています。
・橋下さんは職員給与・ボーナス・手当・福利厚生カット、退職金カットし人件費1300億円削減しました。これが出来たのは彼が市職員組合と何の係累がないから出来たのです。民主党は選挙のたびに官公労、日教組の大会で小沢さん自ら行って協力を求めました。小沢さんが橋下さんのように辣腕を振るって政府職員の給与削減ができるでしょうか。
・民主党のマニフェストのコピペです。
地方分権推進に伴う地方移管、国家公務員の手当・退職金などの水準、定員の見直しなどにより、国家公務員の総人件費を2割削減する。
詰まり地方分権→国家公務員を地方に移す→厳しい財政に苦しむ地方自治体は受け入れ拒否→政府より交付金などの形で自治体に補助→結局政府の負担は変わらない と言う誰が考えても詐欺紛いの政策です。
だから政権を取ってみればこれは表に出せず、2年限度の約7%の給与カットでお茶を濁すしかありません。
 民主党の行政改革調査会は29日の総会で、同党が2009年衆院選マニフェストで掲げた国家公務員総人件費2割削減は堅持したが、実施時期は「速やかに検討する」とし、明示しなかった。
 それで苦肉の策として今日発表した新規採用4割カットと言う荒療治になりました。
 就職難の時代に政府が率先して採用を縮小すること、人事の刷新が遅れる、経費削減の即効性が少ないなど問題がありますが、岡田さんの言うように民間でもやっている手法で、消費税増税の前提としての苦肉の策でしょう。
 いずれにしても鳩山-小沢ラインで作った上記のマニフェストのいい加減な一例だと思います。
[政治主導の行政改革]
 国民の大きな期待を担って始めた行政改革は、幹部に民主党の方針に従うと言う宣誓書提出と一発をかませ(実際はださなかった)官僚の拒否反応を起こしたところで、殆どが素人の政治家が役所に乗り込みいきなり自分で仕事を始めました。普通の企業だったら就任後部下の説明を聴き、何カ月か後に自分の考えを明らかにするのが、また外交・安全保障などは路線の継続が必要なのに、これでは全くのズブの素人の管理者、経営者です。官僚から浮いた政務三役は学者、評論家の諮問機関に頼るという最悪の結果になりました。
[公共工事の削減]
 民主党は「コンクリートから人へ」と公共工事を削減しました。私は日本経済が低迷しているときですから、個々に検討して段階的に削減すべきと思ったのですが。 
・子供手当てに対して、当事者の母親達から金より出産・育児設備の増加と言う声があがりました。それに乗ったが菅さんの学者受け売りの福祉設備の充実→雇用の増加→社会福祉と消費税増税です。
高速道路の無料化停止と言うマニフェストが一部を除いて出来なく成りましたが、昨日の報道であるように首都圏の高速道路の基本的な改築論が起こったように、あとのメンテナンスなど考えずに目先のばら蒔きに囚われた結果です。
[小沢さんが総理になったら、or なれるか]
 小沢さんが今回は判決で無罪になれば大きく風が変わるかも知れません。
 然し小沢さんが上記のような山積するマニフェストに関する諸問題、プラス震災、原発事故処理に、大きく力を発揮するためには、週間文春の批判そのままに、そして私が前から書いてきたように、君子豹変して「民主党は原点 に帰れ」など言ったことは知らぬ顔をして、マニフェストなど無視し、原点どころか極端に言えばゼロまで戻って思い切りやるしかないと思います。
然し小沢さんがもし首相になったら国会の質疑はどうなるでしょう。
会は小沢さんの「政治と金の問題」の無実か否かでなくて、彼の道徳的な責任、政治資金規制法の精神に反したやり方を追求するのは間違いないと思います。
いままでは閣外にあったので、国会喚問も拒否できましたが、もし首相になればそう言う訳にはいけません。
これでは国会の審議の停滞は間違いないでしょう。
それで残るのは黒幕として代わりの首相を操るしか考えられませんが、これではまるで自民党政権の再現で国民が許すでしょうか。
小沢さんの前途、そして彼の活躍を期待する支持者の希望の前途は必ずしも明るくないような気がしてならないのですが。

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*注記:民主党の経済政策
 民主党がネットで公表しているマニフェストの内から「経済」のキーワードで見つけた経済に関する該当項目は次の通りです。
・中小企業の法人税率を11%に引き下げます。わが国経済の基盤である中小企業の活性化を図るため、政府全体で中小企業対策に全力で取り組む。
・地球温暖化対策を強力に推進し、新産業を育てます。
・高速道路を原則無料化して、地域経済の活性化を図る

これが今の経済情勢での政権党の経済政策とは余りにも貧弱と思いますが。


「どこへ行っても民主の悪口」不満続出の党員

2012-02-21 15:51:51 | 民主党
皆でないと党の有力者に文句を言えない民主党の支部?・党本部が地方から遊離しないようなシステム・消費税増税は対外的には民主党の公約・鳩山・小沢グループ以外の民主党員は皆消費税増税に賛成?・欠陥だらけのマニフエスト
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 私は一昨日の「不思議な民主党」で・党内の分裂に黙っている民主党地方組織:自民党の場合は地方から麻生降ろしをしている場合かと言う強い抗議や申し入れが有りましたが、地方に一番密着している筈の地方からの動きの報道は殆どありません。
だから反対派は(自分達の衆院選落選以外の)これと言った危機感もなく永田町内のコップの中の争いできるのです。
と書きましたが、下記のような記事を見つけました。
">「どこへ行っても民主の悪口」不満続出の党員ら
(読売新聞)
 民主党茨城県連は18日、水戸市内のホテルで定期大会を開き、東日本大震災からの復興に全力を尽くすことや、来たる衆院解散・総選挙に向けて支援団体と連携を強化することを確認した。
・来賓として出席した連合茨城の児島強会長は、「党内対立を繰り返す時間的余裕はない。議員一人ひとりが団結し、これまで以上にスピーディーな対応が求められている」と注文。
・党員・サポーターからも「どこへ行っても民主党の悪口を言われる」「大変な時こそ結束すべき」などと不満や要望が相次いだ。

[皆でないと党の有力者に文句を言えない民主党の支部?]
党内の分裂さわぎで自民党政権末期と民主党と違うのは、前者が地方支部の代表が党本部へ乗り込んで抗議したのに、民主党は大会でみんなで輿石さん一人に抗議したことです。
 多数で少数の人に抗議するのは民主党と言うか、党員の体質でしょうか。
 ただ自民党と違うのは、反対派は少数なのに対して、民主党の場合は党内での最大のグープであること、それに鳩山・小沢と言う前代表に率いられていることです。
 党の権力者に睨まれるのがこわいのか、多数の人達に少数で文句を言えないいのでしょうか。
 私は麻生政権のときにも同政権へ書きましたが、民主党も野田政権も地方の意見をどれたけ吸い上げて、政権や党本部が地方から遊離しないようなシステム作りを急ぐべきだと思います。
[鳩山・小沢さんとそのグループへ]
消費税増税は対外的には民主党の公約

 菅さんは福祉と税の一体改革、消費税増税を公約して参議院選挙に臨み負けました、
 鳩山・小沢さんとそのグループは、菅さんが消費税増税など言い出すから負けたのだと責めました。
 私は(そして国民の多くは)菅さんの敗因の最大のものは鳩山さんの「国外少なくとも県外」発言とその以後の発言と言う大チョンボ、天下りを出向と言い換えるなどの国民から期待されていた(鳩山・小沢ラインで作った)マニフェストのアラの続出だと思います。
 何故なら自民党も消費税増税を訴えていたからです。
 いずれにしても、二人とそのグループが言うように民主党は対外的には消費税を公約にして戦ったのです。
 だから今の野田さんの消費税増税は、菅さんの率いられた民主党の公約引き継いだのにすぎないことになります。
・鳩山・小沢グループ以外の民主党員は皆消費税増税に賛成?
 いずれにしても、菅さん引退後党内の選挙で消費税増税を主張する野田さんが選ばれました。
 民主党員であれば、民主主義で選ばれた野田さんの元で一本にまとまって行くべきです 。
 支部の人達が聞いた民主党の悪口は消費税増税でだけでなく、鳩山さんのお蔭でデッドロックに乗り上げた普天間問題や、鳩山・小沢ラインで作られた民主党の公約全般へ悪口に間違いないと思っています。
 そして民主党が政権陥落の危機にあるときの、自民党政権末期を遥かに上回る数の反対勢力の動きへの地方の怒りであることをしるべきです。
 私は鳩山さんならいざ知らず、小沢さんは地方の人達の怒りがどこにあるかは知っていての最近の政治的発言だと思います。
 地方支部の人達はそんなことはとうに承知だからなお怒っているのだと思います。
 ネット上で上記の報道に関して、民主党が詐欺まがいの手法で政権取ったのも、国民騙して票集めしたのも全て事実なのだから悪口じゃなくて、真っ当に過ちを指摘されていると言う事になる。と言う書き込みを見ました。
 私は公務員の経費削減は、地方分権→政府公務員の移動による経費2割削減のマニフェストは、財政難に苦しんでいる地方自治体が、その経費を政府に要求してくるので、交付金など何らかの形で払う事になり、政府の負担は変わらないと言うのは詐欺紛いの公約と思いますが、それを除けば政権奪取のためのばら蒔き、野党だけに通用するが政権党には通用しない欠陥だらけの公約と思います。
 鳩山さん・小沢さんとそのグループは野田さんを責める前に、消費税増税だけでなく、自分達が作った公約の不備をしっかり見直すべき だと思います。

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不思議な民主党

2012-02-19 20:30:35 | 民主党
・党内を二分する党内野党・党内の分裂に黙っている民主党地方の幹部・鳩山・小沢グループは本気でマニフェスト回帰を考えているのか・一体改革の推進の順番が違うのではないか・これからがどうなるのか見えない党内の動き
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・誰が見てもおかしな人事 (敬称略)
 重要な担当部門では全くの素人の大臣:財務省 安住淳、防衛 一川保夫、田中直紀
 担当の官庁から目を付けられていた大臣: 国家公安委員会委員長 山岡賢次
最近の問題の福祉と税の一体改革の為の所得税増税、下手をすると日本の財政の崩壊、微妙な普天間基地の問題担当で素人の大臣。
このような体制で野田さんの言う不退転の気持ちで難局を乗り切れるでしょうか。
その前に野田さんの不退転の決意がどの程度が疑わしくなります。
・党内を二分する党内野党
自民党政権末期の時も積極財政か健全財政か、行政改革の推進の渡辺喜美さんと反対の族議員など党内の一部に政権に批判するグループがありましたが、現在の民主党政権の危機に党に二分するような反対勢力、それも鳩山・小沢など元代表の反対など考えられないことです。
・党内の分裂に黙っている民主党地方組織
自民党の場合は地方から麻生降ろしをしている場合かと言う強い抗議や申し入れが有りましたが、地方に一番密着している筈の地方からの動きの報道は殆どありません。
だから反対派は(自分達の衆院選落選以外の)これと言った危機感もなく永田町内のコップの中の争いできるのです。
・鳩山・小沢グループは本気でマニフェスト回帰を考えているのか
現在の反対の中心の政策は消費税増税ですが、これで経済が一層沈滞するのか、このまま放って置いて投機資金の介入で日本の財政が崩壊するのかと言う見方の違いはわかります。
然しマニフェスト回帰と言って、私から言わせれば問題だらけの野党では通用しても、政権与党では厳しい財政状況の中で全く実行できないように見える公約をどう言う手段で実行するのかと言う説明が全くありません。
 なにしろあれだけのばら蒔きの公約を実施するための財源をどうするか。
 一回ポッキリの埋蔵金で恒久的な政策に使えるか。
 これで野党を説得できるでしょうか。
それで消費税増税と野田内閣攻撃の焦点を変えているように見えます。
 景気回復後増税と言ってもマニフェストの経済政策の半分は中小企業向け、肝心の発注先の大企業向けの政策はなし。
 最近法人税減税を言い出しましたが、これは公約外。
これでは反対のための反対としか考えられません。
・一体改革の推進の順番が違うのではないか
野田内閣は一体改革推進のためには世論の支援しかないと地方の遊説にでかけると報道されました。
これに対して野党は先ず民主党内の意見の一致が今後の協議の前提だと当然の要求をしています。
その声に応えて、民主党は消費税増税の広報の一環として、所属議員に近く「車座集会」を開くよう求めているが、党内には「踏み絵のつもりか」と反発する声がある。国民に加えて、党内の説得も必要なようだ。と産経新聞か伝えています。
これも可笑しな意見です。
踏み絵でもなんでも良い。政治に生きる議員なら所得税増税反対なら反対と主張し、逆に幹部を説得しようとするのが当然です。
外野からみれば例えば小沢グループの大勢なら反対できるが、車座集会のように個人の意見を求められるのが怖いと思っているように見えます。
・これからがどうなるのか見えない党内の動き
 消費税増税の前提となる比例区で80議席減となれば一番応えるのは民主党バブルに乗った小沢チルドレンです。
 素人目で見ても半分の40議席は確実に彼らが占めるでしょう。
 だからこの案を通さなければ、消費税増税も避けられるのです。
 報道では小沢さんと自民党が消費税反対で野田内閣不信案をだすかもと言っていましが、今でも解散になればこの儘でも彼らの40人近くは落選するような気がします。
 だから小沢さんは野田さんがやけくそで解散させないで、なんとか野田さんを追い落とすしかありません。
 私は野田さんが解散をちらつかせているのは野党向けでなくて、小沢チルドレン向けだと思っています。
 小沢さんとしては無罪を勝ち取りその勢いでなんとかするしかないような気がします。
・これから考えねばならぬこと
 今後どうなるかも知れませんが、どうしてこのような民主党政権が生れたのか。
 自民党も悪いかも、民主党政権成立のために反自民キャンペーンをして国民を煽ったマスコミ、特にテレビも悪いかも知れませんが、私たちもこのような事態にならないように、良く考えるべきだと思うのですか。
 特に新聞離れ→報道の主役がテレビ→必ずしも信頼できないこともあるネット情報?に移りだした今ですから。

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政権与党に相応しい民主党になるために

2012-01-21 16:11:18 | 民主党
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 今朝の日テレの「ウェークアップ!ぷらす」で、民主党の比例区の定数削減に関する少数政党への配慮の問題に就いて、司会の辛坊治郎さんが、民主党政調会長の前原さんに、彼が新進党に参加した理由に就いて質問に対して、前原さんは当時は自民党と社会党の二大政党が対立していた。然し社会党のように政権交代ごとに国の外交・安全保障が大きく変わるのは拙いので、保守的な立場の新進党に加入したと言って居ました。
 然し事実は新進党から民主党に変わりましたが、民社党はとにかくとして社会党の一部や日教組出身者まで加入して、多分前原さんが考えているような、保守的な民主党とは違って何とも知れない党になりました。
 そして政権奪取後の鳩山・小沢ラインは今までの日米同盟重視→正三角形型の日米中関係の構築→普天間の大チョンボ→日米同盟の重視と回り道をしました。
 然し、野党時代の民主党は一見輝いていました。
 一見と言うのはテレビで見る限りです。
 前原さん始め、安住 淳、枝野 幸男、岡田 克也、玄葉 光一郎、長島 昭久、長妻昭、野田 佳彦、原口 一博、古川 元久、細野 豪志、馬淵 澄夫の各氏などなど、テレビの露出度の多い若手政治家。
 みな比較的に若くて、良く勉強していて、そして真面目で率直な好感を持てる人達。
もっとも彼らと自民党のベテランとの話し合いをみていると、これなら話し合いも上手く進むのだろうと思っていると、党内の意見はがらりと変わり、がっかりしたことが何度もありました。
そして自民党から政権の方針に反対なら、対案を出せと言われて殆ど出ませんでした。
 その裏には彼らと違うタイブの古い政治家がいたのでしょう。
詰まり民主党の有力者は見てくれのよい人ばかりをテレビに出して、民主党に清新なイメージを持たせ、裏でいかに自党の都合のよい方向に導かせようとしていたのでしょう。
 そして一般国民にはもたつく自民党のに引き変え、民主党が清新で希望に満ちた党に見えた事でしょう。
前に上げた人達の中には政権奪取後に、役職に就いて躓いた人もいるとようですが、皆はここ1へ2年の間に、政治生活の10年分もの勉強をしたと思いますし、皆比較的に若いのでその経験を活かして立ち直れると思います。
外野から見て鳩山さんや菅さんは政治的な生命は終わったとは言えないかも知れませんが、党内の影響力は殆どなくなったのかも知れません。
 そして小沢さんは?昨日も取り上げたばかりですが果たしてどうでしょうか。
 私は安倍政権のときに安倍さんは一度は下野して、今までのことを教訓にして再起すべきだと書きました。
 そして最近になって安倍さんの再起を希望する人達が増えてきました。 (残念ですがあのような辞め方をしたため、ネットでは安倍さんをアホ呼ばわりする 人もいますが、それでも私は当時の考えは変わりません。)
 民主党も一度下野して、政権獲得以後の経験を活かして再起するのが日本のためになると思います。
 何故なら民主党は、前原さんの言うように絶対にら政権の取れない社会党(現在の社民党)と違うのですから。
 そして国民は自民党の事実上の一党支配の弊害を見て来たのですから。
その再起の条件は
 ・前原さんが言うよう政権が変わって外交・安全保障の方針を基本的に(少しづつは変わっても)大きくは変わらない政策をとること
・甘い政策で国民の人気を得るばかりの公約から脱皮すること
・上記のような若い人達が中心になって民主党をリードし、ベテランはそのサポートに廻ること。
・社会党時代の考え方の抜けない人、日教組、官公庁の幹部や企業の経営者を敵視するような労組とは少しづつ然し確実に縁をきること
 念願の政権を取った民主党ですから、政権を取った後困るような見え見えのばら蒔き型の公約でなく、また主張の違う人たちを引き入れるような、政権を取るには手段を選ばない小沢路線から脱却して名実ともに政権与党に相応しい民主党にして下さい。

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何とかならなぬのか民主党

2012-01-05 15:32:47 | 民主党
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 私はは余所様のブログ上の意見は殆ど批判したり、引用はしないほうですが、阿比留瑠比さんの記事にはとても引っ掛かるので、彼がプロの新聞記者だと勝手に理屈を付けて、一部引用させて頂きました。
[小沢さんを巡る余り良くない話]
 産経新聞がマクロミル社の協力を得て、「あなたがリーダーにしたくない人を1人挙げ、その理由を書いてください」という質問と言う質問の結果です。
 一位、鳩山由紀夫元首相、二位、菅直人前首相、三位、民主党の小沢一郎元代表
です。

 その理由にも触れていますが、鳩山さん、菅さんは論外として小沢さんの分だけ取り上げました。
小沢氏……「私利私欲的」「不誠実」「男らしくない」「身辺のことしか考えていない」「汚い」「腹黒い」「信用性がない」「部下に罪を擦り付けている」「胡散臭い」etc
 小沢さんに就いて私の意見を付け加えさせて貰えば、
・あれだけの政界の有力者なのにこれと言った有力な政治家が育っていない
・渡部恒三さん、藤井裕久さん、石井一さんなど過去小沢さんと行動を共にした有力な政治家が皆離れてしまっている
・政治資金規制法の精神に悖っていても、法に触れなければ正しいと考えている
など過去の清濁合わせ呑む政治環境ではともかく、現在では全く受け入れられない存在だと思います。
[マニフェストの総括をしない小沢さん]
・菅さんが社会福祉と消費税増税の一体改革を唱えて、参院選敗北したとき、消費税増税を言ったから負けたのだと批判して自民党も同じ消費税増税を唱えたことも、鳩山さんの普天間問題の大チョンボや、看板の政治主導の行政改革などマニフェストのボロがぞろぞろの敗戦の総括なし。
・そして最近の野田内閣に対しても、マニフェストの原点に帰れと批判しています。
 然し現実は、
・天下り禁止→完了組織の台形化に依る経費増大→出向と名前を変えた天下りの定着化
・「国民の生活が第一」のキャッチコピー実現のため必要な経済政策なし
・埋蔵金発掘不足でばら蒔き政策抑制
などなどボロが続々出ています。
 このマニフェストは小沢さんが代表時代に作られたもので、実行不能の公約を作った最大の責任者は小沢さんです。
 小沢さんは他を責める前に、自分の責任を自ら問うべきだと思います。
 時期が悪くてと政策遂行のための財源が出せなかったと言う言い訳も、野党の当時からの判っていたことです。
[ばらばらの民主党の構成]
 民主党の抱えている問題は民主党内の構成にもあります。
・鳩山さん、小沢さんのような自民党出身者
・鳩山さんのような博愛主義者
・菅さんのような市民運動家、中には岡崎トミ子さんのように公安委員会から眼を付けれている人も
・輿石さんのような日教組出身
・横路さんのような社会党出身者
・前原、野田さんのような松下政経塾出身者
 政権獲得を目指す政権は国をどの方向に導いて行くのか示すべきだと言われます。
 然し自民党出身でも右翼にと言われるひとから、日教組出身者のように左翼と言われる人まで入っている民主党で国の方針どころか、綱領さえ作れずにいますが、その理由は構成を見ても判ります。
 そして民主党は政権を取りました。
 今の状況で民主党の構成をもう少しすっきりせよと言うのは難しいと思いますが、少づつ、そして確実に整理して行く必要があると思います。
 そうでないと今のように党内の議論が別れたときは纏まりが着きません。
 国民がそんな民主党に唯でさえ難しい日本の行方を託すと思うでしょうか。
 それと先のように国民から散々に言われている小沢さんに頼りきるのも考え直すべきです。
 小沢さんはその力で民主党の政権奪回に大きな力を尽くしました。
 私はそれで小沢さんの役目は終わったと思います。
 その証拠が民主党代表選での3連敗です。
 小沢さんの存在が民主党にダーティーのイメージを与えています。
[野党なみのマニフェストの見直し]
 それと小沢さんや鳩山さんの言うように国民と約束であるマニフェスト厳守と言う前に、そのマニフェストが政権党として恥ずかしくないものかを考えるべきです。
・一例を上げると、公務員経費の削減に就いては次のように書いてあります。
 大胆な地方分権等の結果、国家公務員の定数も大幅に減少すること等により、国家公務員総人件費を2割以上削減することが可能になります。
 詰まり、地方分権→国家公務員を地方に派遣→財政が苦しい地方がその経費を持つわけがない→国から地方交付金支給。要するに国の経費は全く減らないことになります。
 現実はこれを国会に持ち出せば、野党から追求されるので、話し合いで
 経済産業政策約20件の内10件が中小企業向けのもので、国全体向けの公約は「ものづくり政策の推進」だけ。肝心の中小企業向けへ発注する大企業への対策はゼロ。
 この点を野党から突かれて、ばら蒔き4Kがそれだと言う始末です。ち
 私が何時も言う事ですが、民主党の公約は野党の公約です。
 政権を取った今、そして仮に何時かは下野しても最大野党として恥ずかしくない公約を作るべきだと思います。

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*追記:
引用した阿比留さんの記事は最後に次のように締めくくっています。
 それにしても、民主党政権がこれだけ失政を重ね、国民にもダメだしされているのに、一向に浮上してこず、国民に期待されない自民党もダメですね。どうも、谷垣禎一総裁に一番、その自覚と危機感がなさそうに見えるし。  私も同じようなことを「自民党の足を引っ張る谷垣さんの発言?」でも書きましたが、何とかならないものですかね。

日本が「日本化」しないために・民主党へ

2011-12-29 16:20:28 | 民主党
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日本化回避・欧米で関心]読売新聞より
・日本化とは、長いデフレで経済が活力を失い、政治家は痛みの伴う決断を先送りにして、問題を深刻化する状況
・ユーロ圏は複数の国の利害が複数にが複雑にからむ。問題の大半は国内で処理できる日本より状況は厄介だと言う人も、日本の政治の迷走に呆れている。
・野田首相は「日本化」の問題に触れ「国家の信用が危機に瀕している」と言ったがその認識は正しい。
 だが民主党は消費税の問題でも決断を先のばしにしている。
 日本化は没落の代名詞になりかねない。

 野田さんの「国家の信用が危機に瀕している」の発言は、この儘ではギリシャのように、「中韓を知り過ぎた」さんの良く言うヘッジファンドなどの超国家組織が動きだすかも知れぬことを念頭に置いたのかも知れません。
[日本は経済破綻するのか?]
 昨日の毎日放送で「ビートたけしのガチバトル2011」と言う垢抜けしないタイトルの番組では、「放射能汚染は深刻か?」では大バトル、「今、日本に原発は必要なのか?」では縮小の方向に進むと言う結論のあと「日本は経済破綻するのか?」と言うテーマで、破綻派はジェームス・スキナー、片山さつき、田村謙治、池田信夫、木幡績の各氏、否定派は舛添要一、インフレターゲット論の高橋洋一、三橋貴明の各氏と言う偏った布陣での討論が行われました。
 その内、舛添・片山の元夫婦はどちらかと言えば中間派を宣言。
 バトルは主として池田、三橋の二人の間で行われましたが、国債を増発すれば円安になり経済も成長すると持論を展開する三橋さんと、日本には経済成長の余地は殆どないという池田さん。
 それに同意する破綻派の人達。
 外野から見れば多勢に無勢で「日本は経済破綻するのか?」派が優勢でした。
 然し番組としては原発問題で時間が取られて、それなら日本はどうすれば良いかと言う肝心な話が出ないまましり切れトンボに終わりました。
 前にも書きましたし、経済の専門家達からの具体的な提案がない現在は、舛添さんも言って居ましたが、出来るだけの規制緩和、唯でさえ厳しい環境に喘いでいる経済に大きな影響を与えない程度の原発の縮小などきめ細かい企業の支援が必要と思います。
 また来年には1000兆円は必至と言われる国債、支出の25%を占める国債費、国債が半分を占める過去最大の赤字予算などを、野田さんの言う社会福祉と税の一体改革による増税も、時期遅れかも知れませんが大切だし、反対派の言うその前にやる事としての、国会議員定数や公務員経費の削減などを進めて、世界に財政再建に進んでいることを世界、特にヘッジファンドなどに知らせる必要があると思います。
 それこそ、長いデフレで経済が活力を失い、政治家は痛みの伴う決断を先送りにして、問題を深刻化している日本化を脱却する道の一つだと思います。
[現実の報道]
然し現実はその真反対の道を進んでいるようです。
・小沢氏、グループから8人離党を渋々「黙認」
 元代表は民主党内での主導権確保を目指しているとみられ、新党組との連携もにらみながら影響力発揮を狙う戦略をとることになりそうだ。と書かれているように、強いリーダーシップを持つ小沢さん、同グループ中心に130人の反対署名、そして権力獲得に明け暮れた小沢さんですから、次の手を考えた「黙認」だと言う事は誰でも判ります。
 その8人のうち私も直ぐ気付きましたが、
・次の選挙危ぶみ、離党決断か…比例単独が6人
その行先と見られる鈴木宗男さんの作ろうとしている
・大地・真民主党に「政党交付金狙い」の見方も
とマスコミから一刀で切り捨てられています。
・首相「ぶれはない」…消費増税で年内に意見集約
と野田さんが言ってるのに、民主税調は
・消費増税、2014年に先送りも検討…
の有り様です。
報道に依れば幹部が増税を強行しても、関連法案で反対するそうですが、増税の前提として反対派が主張している国会議員定数削減も一転して反対するに違いありません。
何故ならこれは即民主党バブルで当選した議員殆どが結果として切れ捨てられるのですから。
 一方今朝のテレ朝では編集も増税反対の人の発言ばかり、出席者も反対、反対。
 私は民主党の税調では来年1000兆円の国債り見通しの大きな垂れ幕を掲げ、テレビでも同じ趣旨の言葉を画面の横に出して置けば討論ももっと違った真面目な方向に進むと思うのですが。
 私は何時も書いている「面倒な事は先送りの日本の政治」の姿勢を、外国から日本の政治家は痛みの伴う決断を先送りにして問題を深刻化させる日本化として批判されているのです。
 民主党の政治家は、自分達の動きが世界から見られていること、とくにヘッジファンドから隙あればと虎視眈々と狙われていることを知った上での真剣な議論をして貰いたいものです。
 何故なら自分の目先のことばかり考える政治屋でなくて、日本の行く先のことを考える政治家になったのですから。

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民主党政権の惨状の要因?

2011-12-26 17:09:05 | 民主党
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・八ツ場ダム建設継続の報道に関して複数のテレビがこの問題に関して民主党のマニフェストの主なものを取り上げて総てに×印をつけていました。
・鳩山さんが岡山市で開かれた同党参院議員の(野田首相が消費税率の引き上げや八ッ場ダムの建設継続などで政策の軌道修正を図っていることを念頭に)「必ずしもマニフェスト(民主党政権公約)通りにことが進まず、心を痛めている。選挙で掲げたことを実現していくのが私たちの役割だ。原点を外れたら、政治家は辞めた方がいい」と述べた。 (産経新聞より)
・これに対して、野田さんは「八ツ場ダム建設継続」は歴代4大臣が予断なく検証した。平成22年参院選マニフェストは、八ツ場を含め予断なく検証するということだった。そういうプロセスをたどっているということだ。と言っています。
・鳩山さんの発言に対してツイッターでは常連の東海由紀子さんから鳩山元首相の発言を批判もせずそのまま流しているのは、マスコミによる新しいネガティブキャンペーンなのかと思うようになってきた QT 野田首相に不満表明=「原点忘れたら政治家辞めよ」−民主・鳩山氏とツイッートされるまでの民主党の惨状です。
[民主党の歴史]
小沢代表時代

・小泉構造改革の否定のため、それまで民主党の方針であった経済成長路線は影を潜める
・子ども手当ての増額、農家への戸別所得補償といった多額の財政出動を伴う政策を打ち出す
・第21回参議院議員通常選挙で与野党の逆転
 マスコミ特にテレビの「赤城さん絆創膏」に象徴される反自民キャンペーン
鳩山代表時代
・第45回衆議院議員総選挙のマニフェストには、前回の参院選で訴えた内容とほぼ変わらぬ政策が盛り込まれた。
・鳩山内閣が正式に発足し、党幹事長に小沢一郎。
・選挙支援と引き換えに予算配分を行う小沢の政治手法などが党内外で問題視
・事業仕分けは好評
・子ども手当などの新たな歳出や、不況による税収落ち込みもああり、22年度予算では過去最大となる44兆円の国債発行
・鳩山さんの「国外、最低でも県外」発言、現行案の辺野古沿岸部案をも受け入れ撤回する事態に発展、沖縄県民の硬化。
鳩山内閣への国民の不信はピークに達し、来る参議院選挙では20議席台に留まるという衝撃的な事前調査も明らかとなる。
・鳩山は事態打開のため、一連の問題の責任を取る形で首相を辞任。
菅政権に引き継ぐ
・「強い経済、強い財政、強い社会保障」を一体的に実現させていく「第三の道」を打ち出し、財政再建と雇用創出を最大の国家的課題とする方針を表明。併せて消費税率見直し議論の提起、経済効果の薄い一部マニフェストの修正に着手するなど、鳩山内閣の政策方針からは大きな転換を図った。発足当初、60%を超える内閣支持率を記録する。
・第22回参議院議員通常選挙で44議席獲得に留まり、参議院で過半数を失うねじれ状態に陥った。 (鳩山さんのときの予測より善戦)
・小沢グループは参院選敗北の責任は選挙前に消費税議論を提起した菅にあるとし、総理退陣や枝野幹事長の更迭を迫る。しかし国民の7割超は菅の続投を支持。 (以上Wikipediaの民主党参照)
[私の意見]
詰まり菅政権の参議院選敗退は首相就任当時から、アドバイザーの説を鵜呑みにする軽い菅さんの責任もありますが、鳩山・小沢の両氏の責任のほうが遥かに大きいと思います。
民主党の惨状の要因
・不完全なマニフェスト堅持しろと内閣の足を引っ張る鳩山・小沢ラインの責任
そして大チョンボをした鳩山・不完全なマニフェストを作った小沢ラインは今でもマニフェスト堅持、消費税反対といって野田さんの足を引っ張っています。
要は東海さんが見捨てたように、そして鳩山さん自身も言っていたのに、国会議員に居座り、彼の発言で民主党の支持率低下に貢献していること。
マスコミから主要政策に就いて総て×印を付けられているのに、今でも小沢さんが自分の作ったばら蒔き政策や、八ツ場ダム工事の停止など不完全なマニフェストにこだわり続けて、とうに死に体の鳩山さんとともに野田内閣の足を引っ張り続けていること。
そして悪い事に鳩山・小沢ラインが民主党で大きな勢力を持っていることが、民主党の惨状の少なくとも一因になっていると思います。
その解決法は宇宙人と言われる鳩山さんは別として、小沢さん自身が反省をすることだと思いますが勿論しないでしょう。
・マスコミ、特にテレヒの責任、そしてそれに踊らされた一部国民の責任
政権党になるかも知れない民主党のマニフェストの批判も碌にせずに、反自民キャンペーンをして国民を煽り立て、今頃に民主党の政策の批判をするマスコミ、特にテレビ。
・自民党の責任
そして国民の政治主導の行政改革要望の増大と、自民党政治に愛想を尽かし始めたことを読み取れなかった当時の麻生さんと自民党が、不完全な政策を持つ民主党政権成立に手を貸したこと。

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民主党は日本をどうしようとするのか?

2011-12-24 16:52:35 | 民主党
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 今日の新聞やテレビのニュースの気になることを挙げて見ました。 (括弧内は私の意見です。)
IMFの日本国債「リスク」指摘、財政再建促す(読売テレビ)
 国際通貨基金(IMF)は日本の国債市場に対するリスクを分析したスタッフによる報告書を公表した。
 欧州など世界の金融市場の緊張で、日本国債の利回りが急上昇(価格は下落)する可能性を排除できないと指摘し、税収増を含めて財政再建を急ぐよう求めている。
(リスクの最大の要因は日本国債を買い入れる資金の元となっている企業部門の余剰資金の縮小だそうで、そこを狙って心配性の私の心配していたようにヘッジファンドなどの投機資金が日本国債に手を伸ばしてくるかも知れないと指摘しているのでしょう。)
「根こそぎ空洞化」の恐れ(読売新聞)
 自動車メーカーが部品の海外調達増加、部品メーカーの海外移転や廃業進む
・産業の空洞化と言っても金を日本に持って帰るから問題ないと言う国際環境経済研究所所長の澤昭裕さん(NHK)
(一般に指摘されているように企業移転に伴う雇用の減少、彼らの購買力に依存していた小売業の衰退など澤さんの言う以上の大きな悪影響が日本の来ます。)
・東京電力が家庭向け電気料金の値上げと共に企業向けに約20%値上げ(読売テレビ)
 理由は原発の代替で火力発電の比重を高めた結果、燃料費が前年度より八千億円超増えるためと説明。
 家庭向けは省の認可が必要だが、企業向けは不要。
(前記のように産業の空洞化が進んでいるのに2割も電気料金があがれば日本はどうなるのでしょう。その前に東電が身を削るのは当然ですが、反原発の人達はこの現実の対策も考えるべきです。もっともこの種の人達は自分の都合の悪いことには眼をつぶる習性があるので、それは国が考えろと逃げるのでしょうが。)
・原発は来年春まで総て停止(NHK)
・再生エネルギーの活用には発送電分離が必要と言う元経済産業省の古賀さん(NHK) (発送電分離の考えも良いと思いますが、今までのような電力供給の義務はどこの会社が取るのでしょう。送電専門の会社は何らかの形で、発電会社に大きな影響力を法的に持たせる必要あるような気がします。何しろ自然エルネギーの会社は何時止まるか判らないのに火力発電会社がその穴埋めをしなければならないのですから。)(*注記) 
・社会保障と税の一体改革を議論している民主党(読売テレビ)
 いかに国民に増税を受け入れて貰うかを討議する議員
 そもそも消費税増税法案に反対だと言った意見
 低所得者に対する軽減策
 税の使用さきの在り方
 増税の時期は景気回復期を選ぶべきなどなど
・日本経済は成熟期に入っているので、経済の成長など考えないほうがよいと言う上記の澤さん(NHK)
・マニフェストの原点に帰れと話す小沢さん(読売テレビ)
 消費税増税など国民の信用を得てからだとして反対。
(小沢さんの言う事は良く判りますが、今の民主党政権、そして小沢さん自身がどれだけ国民から信用されているかを考えるべきです。私は岡田さんのように国民に謝ってマニフェストの不具合をなおすこと、小沢さん自身も薄暗い政治と金の問題をスッキリ整理して清潔なイメージを国民に持って貰うことが一番だと思います。)
[私の意見]
 民主党は増税のほか、
・年金の支給次期を遅らせること
・年金の払い過ぎをもとの状態に戻すこと
・受診ごとに100円の支払い
など僅かな負担、余裕のある年金受給者で負担を掛ければ何とかなる政策も総て先送りしています。
 福祉と税の一体改革へ不退転の野田さんと民主党全体の方向のギャップ。
 私は一纏めにして、次期衆院選が怖い民主党と纏めましたがそれでは日本が困ります。
 一方では国債を増発して円安の方向へ持って行けと言う一部経済専門家を除けばこれと言った対策を示せない多くの専門家たち。
 そしてIMFが匂わせたようにその隙間を狙っていると言われるヘッジファンド。
 日本はこれから一体どうなるのでしょう。
 民主党政権は日本をどのように持って行こうとしているのでしょう。
私のアイディア
・原発は日本経済に影響を与えないように少しづつ再生エネルギーと入れ換える
・世界的特に中国や韓国の原発事故防止のために、新鋭の原発と事故防止技術を輸出する
・再生エネルギーやスマートグリッドなどの節電技術の開発を全国レベルで促進
・日本株式会社化して日本全体として世界に売り込み、資源を獲得する
・例えば中福祉中負担の社会を望むのなら、少々の国民負担が増えても少しづつ、然し確実に増税をする
・高齢者や専業主婦の産業、福祉、コミュニティー活動などへの活用、詰まり働けるものは皆働く
・高齢者の健康増進により医療介護の費用の節減
・少子化対策を進める、子ども手当てより働く女性へ女性の設備増設、第3子以上の家庭への思い切った助成などなど
 以上例えばの話しで、思いつきばかりですが、要はやれることは大向こうの喝采はなくても、議員にとって票にならなくても、地道にやって行くしかないような気がします。
 そして最終的には首相が国全体の方向を示し、将来のために国民に負担をかけることの必要性を直接に訴えるしかないと思います。

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*注記:電力が過負荷になれば全停電するのは周知の事実ですが、現在はその前提で調節の難しい原発や水力など発電量は固定して、需要電力量に見合っての調整は火力発電所で行っています。突然の変動の大きい自然エネルギーからの発電が増えれば、火力での調整が大変なことになるかも知れません。

八ッ場ダム建設続行?と民主党

2011-12-23 11:44:58 | 民主党
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<下手をすると普天間の二の舞になる八ッ場ダム問題>
・建設継続か中止かで再検証の対象となっていた八ッ場(やんば)ダムについて、前田国土交通相は22日の閣議後の記者会見で、「建設を継続し、2012年度当初予算案に本体工事に入るために必要な経費を計上する」と発表しました。
・そしてテレビでは前田さんが地もとの人達にその旨を伝え最後は万歳で終わりました。
・一方民主党の政調会長の前原さんは建設続行は断固反対。「最高意思決定機関である政府・民主三役会議がどのような決断をするかにかかっている」と息巻いています。
・なお未だ党内で力があるのかないのか判りませんが、あの鳩山さんも国民との公約であるマニフェストは遵守すべきとして建設続行に反対しているようです。
・一方ダム関係の地域の代表の一人である石原都知事は「何様なんだ、あの人は」、「政党の中のいち三役が、政府が決めた予算にたてつくというのは、ちょっとのぼせている」、「政府が決めた国家予算を部分的に否定したら、それで何がまかり通るのか。彼一人が反対するなら(政調会長を)辞任せざるを得ないだろう」と言っています。
[八ッ場ダム問題の経緯]
 私は八ッ場ダム問題発生の頃から、地もとも反対している川内ダムは良いとして、民主党も前原さんも慎重にことを進めるべきと言う立場で書いてきましたがこの問題の経緯を改めて纏めてみました。
・前原国交相は就任会見で「(八ツ場ダム中止は)河川行政、公共事業の見直しの入り口。小さなところで損得を議論しているのではない」、「中止で逆に費用が膨らんでも方針に変更がない」と発言
・朝日新聞はその社説の「八ツ場ダム―新政権の力量を見せよ」で前原さん支持
・民主党員議員の発言:民主党は八ツ場ダム建設中止を訴えて政権を獲得したのだから、中止は国民の意志だ、特にダム関係の衆院選の関係都府県での圧勝は八ツ場ダム建設中止を求めている住民の意志を示したものだ。(正確には国民の意志は政権交代への期待で投票したのが大部分で八ツ場ダムのことを考えて投票した人は全くと言って良い程いない。)
<中止に伴う費用>
・自治体の撤退以外の理由で事業が中止になった場合、利水費については地方自治体負担の1460億円は特定多目的ダム法で建設負担金を全額返還するとの規定。
・ 治水面での負担525億円の負担には返還規定はないが地方自治体から返還要求が出るのは明らか。
・地もと住民に対する保障費用
・ダムに代わる堤防補強に要する費用
<特定多目的ダム法の問題>
 国土交通大臣は、基本計画を作成し、変更し、又は廃止しようとするときは、あらかじめ、関係行政機関の長に協議するとともに、関係都道府県知事および基本計画に定められるべき、又は定められたダム使用権の設定予定者の意見をきかなければならない。この場合、関係都道府県知事は、意見を述べようとするときは、当該都道府県の議会の議決を経なければならない。(話し合いは持ったが今まで正式の協議もその前提となる議会の議決もないので今までの民主党政権の進め方は法律違反状態のまま。)
<民主党は地もとの民意を問うたか>
 群馬県で民主党候補が立っていたのは1区、2区、3区、4区で肝心のダムがある5区だけはゼロ(私の勘繰り:ダム所在地の群馬5区でダム建設の是非を問うて衆院選を争って、万一負けたら地域主権や民意尊重などを唱える民主党の立場から言えば、ダム廃止など言えなくなってしまうので敢えて争うのは避けたのか?それとも自民党候補の小淵優子さんに勝てないと思ったのか?)
・最終的には前原さんもダム廃止に伴う治水工事の検討をすると言っていましたがその結果は公表されないままです。
・そして前原さんの後を継いだ馬渕国交大臣はダム凍結の見直し、そして前田さんの建設続行を表明しました。
 今日の読売は八ッ場ダム 混乱と無策の果ての建設続行の社説で概要次のように書いています。
・民主党は「コンクリートから人へ」を掲げ、09年衆院選の政権公約(マニフェスト)に八ッ場ダムの建設中止を盛り込んだ。政権交代後、国交相に就任した民主党の前原政調会長が、マニフェストを理由に、地元との協議もなく強引に建設をストップしたのが迷走劇の発端だ。
・地元住民や関係自治体の反発を受け、10年秋には当時の馬淵国交相が中止を事実上棚上げした。その後、国交省が建設の可否を判断する検証作業を続けていた。
・民主党は代替案も示さず、歴代国交相は党内のマニフェスト至上主義に配慮し、結論を先送りしてきただけだ。これでは政治の怠慢以外の何物でもない。政府・民主党は、猛省すべきである。

[私の意見]
 いずれにしても前田国交大臣が、地もとの人にすっかりその気にさせて置いて、もし民主党がまた改めて工事の中止に方向変換すれば、鳩山さんの「国外、少なくとも県外」発言で沖縄県民をその気にさせて置いて、逆転で県民をすっかり怒らせたことの二の舞になるかも知れません。
 民主党政権の決定は今日明日にも決まるでしょうが、もし再逆転して改めて中止となれば、次の選挙で大打撃を受けることになるかも知れません。
 読売は社説の最後にマニフェストを作成する段階でこうした事情を十分考慮したとは言えまい。欠陥や誤算が判明すれば、柔軟に見直す必要がある。八ッ場ダムから学ぶべき教訓だ。と書いています。
 私は固定化した普天間基地問題、失敗に終わった公務員制度改革、天下り根絶、経済無策同然の経済政策などなど、読売の言うようにマニフェストの欠陥や誤算を見直さねば、民主党政権の将来はないと思いますが。
 党内野党、小沢さんとそのグループ、鳩山さんは公約としてのマニフエスト堅持を謳っています。
 私は小沢さんほどの人はマニフェストの欠陥をとうに気づいていると思うのですが、自分の地位の保全と勢力の拡大のため、敢えて無視して政権の攻撃をしているように見えます。
そして小沢さんと盲目的にそれに引きずられる人達、このままでは民主党はこれらかどうなるのでしょう。 (23日12.00現在記)

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昨日のニュースから・選挙が怖い民主党議員?

2011-12-21 16:20:29 | 民主党
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 昨夜から今朝までの民主党に関するテレビと新聞(オンラインも含む)の報道のタイトルです。(○国民の直接負担増になるして党で反対しているもの△国の負担増になるもの▽国の負担減になるもの□民主党公約に関するもの)
○「民主党・消費増税反対派攻勢・署名1130人超」
○「小沢氏勉強会きょう初会合 消費増税、「数の力」でけん制 勢力拡大に警戒感」
△「民主党政策調査会役員会・診療報酬引上げ要求」
□△「野田政権、八ツ場ダム建設再開の方針 工事費予算計上へ」
□△「民主党政策調査会役員会・八ツ場着工容認できぬ」
 八ツ場ダムに就いては私は鳩山内閣の公共工事の一斉のストップとともに、時期尚早だと書きましたが、当時は民主党政権成立直後で多くの方たちからの批判を浴びました。
 ストップを掛けた前原さんの反対は判りますが、反対派の第一の理由はダム工事の要否の問題より、公約違反では次の選挙では戦えないと言うお家の事情が優先していると報道されているのは情けないことです。
□△「新子ども手当 地方負担2000億円圧縮」
勿論これはばら蒔きと言われる子ども手当ての財源がないとして地方にその財源支出を求め反パッを食っている政策です。
□「大阪都構想へ小沢氏協力姿勢」
□「【激動!大阪維新】自公は熱烈秋波、民主は労組に気兼ねして出遅れ」
 これに就いて昨夜のテレビでは大阪府衆議院議員の構成を示していました。
 19名中自民党、国民新党を除いて総て民主党です。
 民主党は橋下さんの国会が言う事を聞かなければ維新の会を国会議員に立候補させると言う脅しが効いている説明していました。
○日経社説:「何のための四次補正なのか」
 このきっかけは財源に余裕が出たからだ。
 だが70~74歳の窓口負担を本来の2割に引き揚げず1割に据え置いたのには納得できない。高齢者にも応分の負担を求め医療費の膨張を抑えるのが筋だ。

□△朝日社説:{整備新幹線―新規着工の無責任さ}
  2年前の政権交代の際、民主党は「コンクリートから人へ」との方針を打ち出し、公共事業を大幅に見直すと強調した。その一環で整備新幹線の新規着工を凍結。安定した財源の確保など五つの条件を満たすかどうか厳しくチェックし、着工する場合も優先順位をはっきりさせると説明してきた。
 国の財政難は深刻だ。震災復興のために臨時増税が決まり、消費税の増税も日程にのぼりつつある。「鉄道関係の収入は鉄道分野に」と特定財源化するような動きに、国民の納得が得られるだろうか。

その他に先送りした政策
○年金の支給次期を遅らせること
○年金の払い過ぎをもとの状態に戻すこと
○受診ごとに100円の支払い
 私は受給当事者として、年金が苦しければ、私のように元大企業の従業員で半生を過ごした受給者の人達から優先的に支給額を削減すればと書きました。
 私と同じよう立場の多くの人達もそう思っていると思うのですが、月に10万円程度の年金受給者を取り上げてその影響が大きすぎるとして皆先送りして仕舞いました。
▽□人事院勧告を無視して一括して公務員の経費削減するとして、法案を出さずに結果的に今の時代に公務員給与と賞与が増加
 自民党などから人事院勧告を受諾して、予定削減分の差額を盛り込んだ法案に変更すれば良いという当然の提案があったのに。
▽国会議員数の削減
 民主・自民・公明などの政党が総てこの問題を公約に入れているのに、肝心の政権与党の民主党からのこの問題の提起がないまま
 これを見ると民主党は○国民の負担増(国から言えば負担減)になるものは総て反対、△国の負担増になるものの殆どは賛成または□公約絡みで揉めている、▽国の負担減になるものは総て見送りと言う結果になっています。
 このようなことで厳しい財政状況にある日本が立って行けるでしょうか。
 上に上げた殆どすべてのことに共通する理由は国会議員の「次の衆議院選の結果が怖いから」です。
 その理由は
・マスコミが作り上げた民主党バブル(勿論世論の動きに対応出来なかった自民党政権にも責任がありますが)で、本来の選挙では落選する人達が多く当選してしまったこと
 だからバブルが弾けた今彼らの行く末はどうなるかは明らかです。
 それで今となっては選挙が最優先の方針の小沢さんに縋り付くしかないように見えます。
・それと私が何時も言う、民主党のマニフェストは野党としては通っても、政権与党の公約としては穴だらけの公約だった
と言うのが主なものでしょう。
 キャッチコピーの「国民の生活が第一」を達成するためには、充分な資金がいるのに、一時的な埋蔵資金に頼り、永続的な達成に要する経済政策は中小企業支援だけで、肝心な彼らの発注元の大企業の支援策が殆どゼロだったからです。
バブルで当選した民主党議員へ
 目先の自分のことを考える政治屋でなくて、折角、長い眼で国の行く先を考える政治家になった筈ですから、せめて政治家ている間それらしくどうすることが日本の為になるのか考えてみてはどうでしょうか。

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政治雑感・政治屋に足を引っ張られている民主党政権?

2011-12-18 10:21:20 | 民主党
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・慰安婦問題
 韓国の韓国の李大統領が来日して早速民団の会合に出席しましたが、これに就いて自民党の佐藤正久さんが下記のようにツィートしていました。
 韓国の李大統領はしたたかだ。大阪空港到着後、民団の会合に出席し、「慰安婦問題を解決できなければ日本の永遠の負担」と明日の首脳会談前に日本側に先制パンチ。野田総理や民主党と関係が深い民団を活用するやり方は交渉上手に見える。野田総理は毅然と対応すべきだが、どうかな?
 私も前回のエントリーで、日本側は慰安婦問題はパスの姿勢、李大統領は同問題を取り上げると言う考えから、また野田さんが李さんから押しまくられるのではないかと心配して最低の最低限--外交では特に韓国に限り、それも慰安婦に限り絶対に謝らぬこと。と書きましたが、佐藤さんの言うように支持団体には極端に弱い民主党が、李さんから民団のことをちらつかされて、又選挙を前にした李さんの厳しい立場を考えて、また何時ものように慰安婦問題で謝り、いよいよこの問題の責任は日本にあるという間違いを定着させるのではないかと心配しています。
・NHKお気に入りの作家でタレントの遥洋子さんを起用するNHK
 昨夜NHKで「NHKスペシャル 日本新生 第3回「激論“増税” 税から考える 日本のかたち」がありましたがそれを見ながらの感想です。
 遥洋子さんは「日本のこれから」シリーズでキャスターの三宅民夫さんと共に良く出る人ですが、どの新聞や雑誌でも殆ど出ない反政府的発言の多い人です。
 私は同じ傾向でNHKお気に入りの金子勝さんや内橋克人さんがいれば、早速スイッチを切るところですが、慶應義塾大学の竹中平蔵さんや、北海道大学大学院の教授で、新成長戦略実現会議委員の宮本太郎さんが出ていたので、なんとか見られる番組になれました。
 前NHKにいた池田信夫さんが言うように、NHKの政治部門担当の中には左がかった人がいるのなら、早く整理して中道の人を選ぶのが日本のためNHKのためになると思うのですが。
・若手政治家の発言が通らない民主党
 番組では経済財政政策担当大臣の古川元久が出ていました。
 竹中さんの鋭い指摘に古川さんも同調し、党でもその方向に進めていると説明していました。
 民主党が野党時代から見るいつもの光景です。
 政権党の自民党の出席者と意見を戦わせる民主党若手政治家。見ているとこれなら何とか話がついて物事を進むかと思えば、党に帰ると丸反対の方向に進んでがっくりが繰り返されて来ました。
 昨夜でも年金の払い過ぎ問題、支払い開始時期を遅らせることの先送り、人事院勧告を無視しての公務員経費削減法案の先送りの結果の公務員給与、賞与の増額などなど。
  竹中さんがこのような問題を指摘しても、古川さんは党内で検討中と言うばかり。
 野党時代と違うのが民主党党内野党が反対していることは国民は皆知っていることです。
・政治屋の政治家の違い
 竹中さんはこの問題に関連して「政治屋は自分の目先を見る政治家は国の目先を見る」と言っていました。
 彼が言いたかったのは明らかに民主党内野党の人達のことでしょう。
 彼らが怖いのは次期衆院選の落選です。
  だから上記のように国民に負担になることは、野田さんの言う福祉と税の一体改革に伴う増税と共に皆反対。
 賛成するのは国民受けのよい子ども手当て、農家の個別補償制度などなど。
 これでは日本が持たないのは当然です。
 だから国会議員定数削減など彼らに取ってとんどもない話。
 そしてその人達を煽って自分勢力を温存しようとする小沢さんとそれにぶら下がるグループの人達。
 そして野田さんまでが、党の勢力の維持・拡大のため民団に配慮して、慰安婦問題で韓国大統領に譲歩すれば国の方向をまた誤らせることになると思うのですが。
 竹中さんの言うように野田さんの考えるべきことは党のことでなくて、国のことであるべきと思うのですが、今日の会見でどう出るのでしょう。
・政治が頑張らねばある日突然崩壊が来ると言う投書
 番組の途中でのニュースで、
民主党の前原さんが、消費税増税を行わなかった場合について、(政府が財政再建への努力をしないと言う)「国家に対するリスクが、結果として国債の格付けを下げて、利払いが上がり、日本の経済がより厳しい状況に置かれる可能性が高い。金利が1%上がっただけで10兆円の借金が増える」と指摘していました。
 つまりこの儘では、日本の経済環境の変化を虎視眈々と睨んでいるヘッジファンドが乗り出したら大変だと心配している国民もいるようです。
・現金給付より公共サービスに力を入れて雇用の増加を図るべきの投書
 これは民主党の子ども手当てに関して何度も出た問題ですが、先に書いたように現金給付での人気取りという民主党の基本政策を民主党が捨てきれるのでしょうか。
・地方分権問題
 NHKでは市民からの意志を反映させている例として、鳥取県の智頭町で百人委員会を組織し、そのアイディアで森林セラピー の例を紹介していました。
 私はそのアイディアは大賛成ですが、本来なら町民の代表である町議会の議員はどうなっているのだろうと思いました。
 公務員の経費削減に辣腕を振るった橋下さんも府議会だけではどうにもならなくて維新の会を組織しました。
 中間市では北九州市との合併の住民投票で合併を進めて来たのに、議員定数削減を北九州市から要求されて、合併反対の決議をしました。(近くの飯塚市では合併で膨れ上がった議員反対の住民の意見で最終的に削減しました。)
 たとえ首長がやる気でも数で多数を占める議員がやる気がなければ何も進みません。
 竹中さんは地方分権とともに財源も地方に委譲すべきと主張していましたが、これでは経済基盤の弱い県と、東京、京阪神、東海、福岡などの格差が開くばかりです。
 私は関係者のやる気でも財源から考えても、中央集権と同様に地方分権も万能ではなく、バランスを取れた政策を取るべき思うのですが。

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