mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

旧ユーゴスラビア4カ国の旅<ドブロヴニク散策の続き>

2018年04月07日 | 旅行記
 今日は、前回に引き続きドブロヴニク散策の散策についてお伝えします。

<Mugiko>
 次は、スポンザ宮殿の手前に(プラツァ通りから見ると隣)に見えるベル・タワー(鐘楼)と左手前に見える聖ヴラボ教会に近づいていくのね。
<Mugio>
 ヒレ門という西側にある正面のような門から入ると、この街のメインストリートであるプラツァ通りにでるが、その突き当たりにノッポのタワーが見え、その手前が広くなっていて、そこがルジャという広場になっている。
 ルジャ広場の正面にベル・タワーがあり、その右隣が市庁舎と総督邸、左隣にスポンザ宮殿、右側手前に聖ヴラボ教会という感じかな?

 <ベル・タワー(鐘楼)>


<Mugiko>
 今の説明は、私たちが入ったポロチェ門とは反対の方向から見た場合の話で、私たちはメインゲートである西門に向かって歩いたので、話が逆のようになっているということね。
<Mugio>
 さて、そのベル・タワーだけれど、1444年の完成で、現在でも市民と観光客に時を告げているということだが、真ん中に見える丸い部分が時計なんだろうか?
<Mugiko>
 どうやらそのようだけれど、どのように時刻を表示しているのか分からないわ。
<Mugio>
 写真の撮影時刻が14時52分となっているから文字盤の右斜め上に見える丸い黒い部分で時刻を表示しているのかも知れないね。
<Mugiko>
 次は、聖ヴラボ教会とその前にあるローランド像ね。
 聖ヴラボというのは、ドブロヴニクの守護聖人だそうで、その名前がついた教会がルジャ広場の正面という好立地の場所にある「聖ヴラボ教会」ということね。
 18世紀バロック様式の建物で、主祭壇には銀製の聖ヴラボの像があるそうよ。
<Mugio>
 丁寧な教会の説明をありがとう。だが、残念ながら、教会の全体を撮影した写真がないので、理解しがたいかも知れないね。
<Mugiko>
 何時ものことだから驚かないけれど・・・、でも、教会全体の写真がないことの言い訳をするなら、「教会の前に人だかりができていたので「何だろうか?」と思って、それが「ドブロヴニクの肘」といわれるローランド像だったので、そちらに気をとられて教会のことを忘れてしまった。」といえばいいのに。

 <聖ヴラボ教会とローランド像>


 <プラツァ通りとフランシスコ会修道院>


<Mugio>
 「ドブロヴニクの肘」という言葉は、どういう意味なのかな?
<Mugiko>
 ローランド像は、あどけない顔をした剣を持つ騎士で、15世紀の制作だという話を聞いたわ。
 当時のドブロヴニクは、ベネチアと張り合うほど栄えていた海洋都市国家だったから商取引が盛んだったようね。その時の商取引の長さの基準値がローランド像の右腕の肘から手首までの長さ51.2㎝だったので、これを称して「ドブロヴニクの肘」といわれていたそうよ。
<Mugio>
 そうなのか、驚いたな!
 ところで、ルジャ広場での見学が終わると、プラツァ通りを西門、遠くにフランシスコ会修道院が見える方向に向かったみたいだね。
<Mugiko>
 フランシスコ会修道院の近くから全体を写した写真がないけれど、城壁から美しい光景が撮影できると思うので、楽しみにしてくださいネ。

 <フランシスコ会修道院>


<Mugio>
 私たちは、病める人々を癒やす修道僧の姿を描いたロマネスク様式の回廊や壁、14世紀の中庭の柱などの修道院の中も見学して、さらに、修道院内のヨーロッパで3番目に古いという薬局にも行っているはずですが・・・
<Mugiko>
 それなのに、修道院の写真は上の1枚しか撮影していないの!?
 現在の建物は、1667年の大地震の後に再建されたものだというけれど、中庭と柱は14世紀のものが残っており、この写真は、できは良くないけれどこれを撮影したものようね。
<Mugio>
 フランシスコ会修道院は、ヒレ門の近くの左側にそびえ立っているが、この付近には、教会以外にオノフリオの大噴水や城壁の遊歩道入り口などあり多くの環境客で賑わっていたね。
 ここで、フリータイムとなったので、私たちは、記念撮影をしてから城壁の遊歩道に登って美しい街並みを見学することにしたんだよね。
 遊歩道に登る前にトイレに行くことにしたけれど、「女性のトイレのドアが開かなくなる。」というトラブルが発生したんだよね。
 旅をしていると、思わぬハプニングが起こるものだね。
 でも、そのお陰で美しい要塞が撮影できたのだから、旅はおもしろいものだよね。

 <ヒレ門の通路から見えたボカール要塞>


<Mugiko>
 何を暢気なことを言っているの!?
 中からドアが開かない!というのは冷や汗ものものなのよ。
<Mugio>
 トイレ事件も無事、解決したので、城壁の遊歩道から見える美しいドブロヴニクの街並みを存分にご覧いただきましょう。
<Mugiko>
 スタート地点からは、反時計回り(左方向)の見学になりますので、右方向(南西)に海と島などが織りなす景色が見えます。
 そして、左方向(南東)には、赤い屋根が連なる市街地が見えます。

 <遊歩道の右方向>


 <左方向の市街地>


 <遊歩道の前方の光景>


 <右方向を振り返ると>
 



 <以上で、本日の記事は終了です。次回もドブロヴニクの街並をお伝えします。それではこれにて失礼します。>