裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

新しい自動車

2024年08月30日 11時24分53秒 | Weblog

自動車メーカーって、電気モーターや大容量バッテリー、水素エンジン、ドローン技術を応用した空を飛ぶメカニズムなんかの開発には熱心だけど、結局、水につかって全部ダメになるんだよなあ。
大雨のたびに思うんだけど、この国の自動車で最も必要かつ喫緊な技術開発は、水の中でも死なない構造だよ。
時代が直面するこの状況に対応が皆無なのは、まったく不思議なことだ。
燃料エンジン車なんて、マフラーからの逆流をなんとかすれば生き残れるんじゃないの?
電動モーターだって、気密と絶縁をしっかりすれば、アンダーパスの水中に突っ込んだって平気そうなもの。
なのに、タイヤが隠れる程度の水でもうダメになっちゃうなんて、ほんとにこれ、令和のテクノロジー?旧式すぎん?
福イチ(爆発した原発)と同じで、地上階に生命線を置いたら、水がきたときにひとたまりもない(し、水は必ずくる時代である)ことは明白。
なんとかしよう、って考えはないのかな?メーカーサイド。
あるいは、奥田民生が歌った「いつまで乗っても減らんタイヤは理論的に無理かね?」のように、できるけどしないのかな?
減らないタイヤができちゃったら、タイヤメーカーは潰れるしかない理屈。
車が、水ごときでダメになってくれたらしめたものだ。
その点、電球メーカーはLEDで思いきった判断をした、えらい。
新製品に取り替えた顧客には、買い替えを事実上永遠に期待できなくなるんだから、この経営判断は「どうかしてる」くらいの英断だ。
大量生産と大量廃棄の使い捨てサイクルこそ、資本主義の原動力。
台風がくるたびに、自動車メーカーが儲かるのもわかる。
だけど、ちょっとここらで本気出さないと、日本中の車が水没する時代がすぐそこまできてるよ。
そのとき生き残るのは、水に強い自動車一択(燃料も電気も関係なし!)だと思うんだけど、どうかな?

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園


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