裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

東北さすらい人助け旅・4

2011年07月23日 02時28分04秒 | 被災地ルポルタージュ

さて、わがベースキャンプ。
石巻の河北地区を拠点に動いてる「RQ」さんという災害救助の任意団体にお世話になった。
RQさんは東北の震災後に発足した団体で、本当に尊敬できる活動をしてるのだ。(ネットで見つけて、ここだ、と飛び込んでみた)
寝ぐらは、ごらんの古民家。
来る者拒まずのこの団体は、とにかくすべてのボランティア志願者を受け入れるふところの深さをもってて、実にありがたい。
この日は三連休初日とあって、全国から有志が集まり、家屋に入りきれないひとたちは庭にテントを張っての泊まり込み。

みんな東北を助けたいのだった。
寸暇をつかってでもね。
ところで、往きのバスで一緒だったヒトビトは、別の街の温泉宿に泊まったみたい。
そんなツアーがあるらしい。
つまり、被災地の温泉にお金を落としつつ、空いた時間をボランティアに費やしましょ、みたいな。
それはいいね。
ボランティアのすそ野が圧倒的にひろがるはずだし、手伝いたいひとにはどんどん参加してもらいたいもの。
オレは「バスだけ相乗りさせて」みたいな感じで、西日暮里の本部に強引に頼み込んで乗っけてもらったんで、このベースキャンプにヤドカリ。
一宿一飯のお世話になった。

キーマカレーまでごちそうになったよ。
RQさんは「なんでも自己責任」というポリシーに貫かれたストイックな団体なんで、もちろん食器も各自の持ち込み。

わが粉引き、そしてハシも持参。
とにかく、いろんな勉強をさせてもらったよ。
振る舞い方とか。
心構えとか。

つづく

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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