裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

原理

2012年05月30日 23時51分52秒 | 原発関連
結局、なにがあっても再稼動するわけです。
ええ、わかってました、彼らのやり口は。
その姿勢が、そもそもこの日本国を没落に導いたことも。
世界のトップ製造大国、一流の製品を生み出す信頼の国・・・この国が「かつて」有してたそんな価値が、すでに過去の幻想と成り果てたこともわかってます、ぼくら国民全員が。
すべてが同じ根でつながってます。
アメリカはわが国よりもあさましいが、稼ぎ方をひねり出す小ざかしさを持ってます。
中国はわが国よりもはるかに脳のつくりが卑しいが、生き抜こうという戦略を持ってます。
わが国には、残念ながらというべきか、誇るべきというべきか、それらがありません。
この二つのバカバカしい国々に隷属する道を行くのは、忸怩たるものがありますが、まあしょうがないんでしょう、こういう政治を選んだんですから、ぼくらは。
すべてが内向き。
すべてが視野狭窄。
北欧などは未来を見ることに全力を注いでますが、わが国は、非常に限定された現在(昨日今日、とか、そんなレベル)しか見ず、過去にも未来にも向き合おうとしません、なんで?
こんな国は沈みゆくに決まってるし、すでに後戻りも(そして最後のあがきも)できないまでに沈みつつあります。
なんで学ばないかね?
原発を止めることによって、そのストレスから、新しい力が出てくるのにね。
経済成長を止めることによって、借金が減りはじめれば、そのときこそ本当の成長がはじめられるのにね。
でも、それはできない相談らしいです。
いったんつくったものを壊したくないんだなあ、それがどれだけ腐りきってても。
木を見て森を見ない、ムラを見て世界を見ない、ディテールを見てメカニズムを見ない。
それが保守ってわけだ。
もう無理でしょう、この国に「新しい力」を求めるのは。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 最後の審判 | トップ | フォロー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

原発関連」カテゴリの最新記事