徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

終戦/天皇杯準々決勝FC東京戦

2008-12-21 13:45:56 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
土曜日。ユアテックスタジアム仙台で天皇杯準々決勝FC東京戦。Tシャツでも大丈夫なぐらい日差しが強い。しかし結果は厳しく、山西コールを送った後、しばらく席から立つ気になれなかった。牛タンも喰わなかった。

やはり想定外の敗戦と言わざるを得ない。
リーグ終盤戦の強さは本物だったとは思うが、やはりゲーム間隔が2週間空いたことでその勢いが削がれてしまった感は否めない。またナビスコカップ決勝前のように、「勝てるだろう」という雰囲気がどこかに漂っていたようにも思う。相手は今季4戦して負けなし(3勝1分)のFC東京である。実際彼らは5回戦って1回しか勝てなかったのだから、ナメてしまっても仕方がないし、爆発力はあるものの、トータルの力を考えればとても負ける相手だとは思えない。失点した、あの2分間以外に負ける要素はなかった。
徹頭徹尾、中盤から激しくプレッシャーを与え続けたFC東京は素晴らしかったが、この内容では清水のプレーヤーが不完全燃焼を口にするのは当たり前だろう。やはりこれもナビスコカップ決勝のように、完敗でも何でもなく、FC東京の慌しいだけのペースに引きずり込まれてしまっただけなのだ。

ゲーム終了のホイッスルと同時に真希はピッチを叩いて悔しがっていた。
若いのだし、一か八かのスポーツエンタテインメントの世界に生きているのだから、自分の価値を高めるためにも、もっともっと悔しがって欲しいと思う。負けてヘラヘラ笑ってるような連中になって欲しくない。悔しがるのは決して恥ずかしいことではない。だからオレたちは成長できるんだよ。
ゴール裏への挨拶は健太もやってきた。退団が決定している山西にはコールが送られた。チームはとても心細くなる。人は去り、いくつもの挫折を経験して2008年シーズンも終わる。「このまんまじゃ終われないよな、和道」たぶんオレはそう叫んでいたと思う。

夕方の新幹線に乗って、エタ・ジェイムスの歌に慰められながら帰京。
そのまま渋谷で「競馬主義」の忘年会……のつもりだったのだが、あまりに急な告知にメンバーが集まらなかったらしく、結局自由国民社の大越さんと音楽出版社の柴田さんの個人的な飲み会に参加(今年は28日に有馬記念、1月4日に金杯があるという競馬関係者にとっては殺人的スケジュールらしい)。大越さんの「坂崎幸之助とJ-POPフレンズ3」の作業も何とか見通しがついた模様。

どっちにしろ酒が呑みたかったので助かった。
呑み会が早めに終わったので地元で呑み直して、家に帰ってから全部終わっちまったと思ったら泣けてきた……と「大阪で生まれた女」の歌詞のようなセンチメンタルな気分になった。
でも、またこれから1年が始まるよ。




これからいろんなことが起こる。落ち着いたところでシーズン総括を書く。

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