徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

第28節 ブランド

2007-10-07 03:59:26 | LB中洲通信2004~2010
発送など今週できなかった細々とした作業を夕方まで。
夕方に家を出て、日本平まで。新幹線の中で資料を読みつつ、サザナミ流の企画立ち上げの段階から課題になっている“テーマ”を考える。大きくしてしまえばいくらでも大きくなるものだが、大きくしてしまうと本質が見えづらい。シンプルにしてしまうとこれまた解かりづらい。難しいところ。

で、日本平で名古屋戦。ちょっとどうかと思うぐらい名古屋サポーターは少ない。頼むよ、ホント。

健太「このチームをやっぱりずーっと1年目から見てて、成長する過程っていうのを目の当たりにして、あと2年間自分の中で勝負はしたいと。(中略)で、あと2年であればもうホントにこのチームで結果を残すという自信もありますし、またそれが……私自身の契約した、延長を契約した決意の表れだというかですね、気持ちだという風に思いますから」(Sの極み 10月6日付)

ゲーム前には、健太の契約延長(2年)が決定して、これは、まあ予想していたことではあるけれども、このレベルではまだまだ継続性と熟成が必要だと思うので、まずは朗報。ただ2年先を考えるのは早すぎるけれども、ポスト健太は非常に重い課題になるかもしれない。希望を言えば健太のフロント入りが望ましい、が。

ゲームも2連敗して帰ってきたチームとは思えない内容でほぼ完勝。アウエイでは悪くない内容で勝ち点を落としてしまったが、今回はそれほど良い内容とは思えないが、JJのハットトリックで突き放した。ちょっと1ヶ月前の雰囲気が戻ってきたかも。
NHK-BSのライブがあったからか、五輪候補組の4人(海人、青山、枝村、岡崎)が先発、途中交替の岡崎以外はフル出場。健太はメディア効果を十分意識していると思うので、これはメディア向けのサービスの可能性もあるんじゃないか(やはり年代別でも代表がいる効果は、セールス的に小さくない)。もちろん清水の場合は、出場しているメンバーがその時点のベストメンバーですから、実力的には問題ないですが。また交替で出てきたのが、矢島、藤本、西澤だったのだけれども、これはかなり相手に対してプレッシャーを与えているんじゃないかな。そういう意味ではホントに層は厚くなっていると感じる。

で、なかなか結果を出せないでいる西澤にヤジを飛ばす人間というのは少なくないのだけれども、この日のピッチに立っているプレーヤーの中で西澤明訓ほど圧倒的な実績のあるプレーヤーはいないわけで、なおかつ西澤というのは健太エスパルスの象徴(ブランドとしての清水の復権)とも言える存在で、さらにセレッソ大阪でこよなく愛されていたにも関わらず、“生まれ故郷だから戻ってくる”というような人材がいる土地は日本全国捜しても清水しかないわけで、そういう意味での清水のブランディングというのは、やはり必要だと思うわけです。だからと言って生温かく見守ることはないのだけれども、そこにいるだけでも誇らしく思ってもいいんじゃないかと(オレにとっての健太も、まずはそういう存在なのだ)。現在、西澤の出場時間は残り5分、10分ぐらいになってしまっているけれども、どんなに短い時間でも、西澤(と矢島)が出てくるとわくわくする。
ということで五輪ウィークを挟んで次戦は20日、日産スタジアムでマリノス戦。

兵働「もうひとつも負けられないので、できるかぎり頑張ります」
JJ「勝ち続けるしかないと思っているし、負けることは許されないし、勝つために準備をしっかりしてひとつずつ大事に戦っていきたい」(以上J's GOAL 10月6日付
海人「まだまだ優勝をあきらめてないんで、優勝目指して頑張りたいと思います」(Sの極み 10月6日付)

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