徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

わか、再び

2008-11-07 07:17:26 | Works
水曜日は静岡に泊まって実家で作業を少々。午前中に磐田へ行き、白木に『サザナミ流(仮)』のゲラを届けてから東京へ戻る。小一時間ほど作業をしてから小岩へ向かう。
コの字取材で小岩の「一力」さん。久しぶりの飛び込み取材だったのだけれども2時間ほど写真を撮りつつ、話を伺いつつ酒。

何とか1月号の特集企画案もまとまったのでどっと気が抜けた。その勢いで久しぶりに新小岩の、いろんな意味で選ばれし者が集う立ち飲み酒場「わか」へ行く。しかし入口の戸が取り払われ、2、3年前に行ったときとは違う清潔感が漂う……と思っていたら、店内で流れていた日本シリーズで、巨人が逆転した途端に雰囲気一変。カウンターの中にいたスタッフのおじさんが職場放棄し、マスター激怒。

さすが、わか……やっぱり変わってないか。

戦いは続く/天皇杯4回戦千葉戦

2008-11-07 06:54:27 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
水曜日。
日本平で天皇杯4回戦「清水対千葉」。
お互いにメンバーを大幅に入れ替えながらも、大幅に入れ替えてもそれなりの戦いができる清水が何とか押し切った。ベストメンバー規定のない天皇杯では、リーグから大幅にプレーヤーを入れ替えることはどのクラブもやっていることで、どのクラブもやっていることならば、それはチームの総力を証明することになる。ナビスコカップから中3日、大分が負けて、清水が勝ったということはそういうことである。
あの日の悔しさは晴らされただろうか。あの日、見失ったものは再び見つけられただろうか。ゲームは序盤から終盤まで、そしてアディショナルタイム3分を過ぎても清水のビッグ・チャンスが続いた。決定力とは言いたくはないが、最終局面で決め切れなかったシーンが続出したとはいえ(そしてジェフが普段よりもかなりプレーヤーを替えてきたとはいえ)、見失っていた<形>はひとまず取り戻したように思う。
ノックアウトの一発勝負とはいえ、この日のゲームはヒリヒリしたような感触ではなく、単純に観ていて面白いゲームだった。最高の結末だったしね。

天皇杯初戦というのはどんな相手であっても大抵難しいゲームになるもので、この時点で内容云々を批評しても仕方がない。
5回戦は15日、鹿島スタジアムで鹿島戦。今季鹿島戦の勝ち越しを賭けて、そして終盤の浮上のきっかけとなった、(いつもながら)手痛い教訓を与えてくれた鹿島相手に、現在の力を証明する戦いになるだろう。

……の前に、土曜日はエコパで最後?の静岡ダービー。
失ったものを取り戻す戦いは、まだ続く。