木燃人の波止場

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1572 美術館の”新種”

2017-03-29 08:00:00 | 公園の花

  近くにある美術館の庭に来てみると、今、咲いている花の少ない時期に、山野草を中心ではあるが、私の「花写真鑑」にまだ登録してない花(以下“新種”という)が4点もあったので、紹介したいと思う。 (2017.03.27 (Mon) 撮影)

  

 「ヒメカンスゲ(姫寒菅)」    “新種”登録 第1407号  

どこにでもありそうな、質素な花であるが、この庭に植えられているところを見ると、これも山野草として扱われているのかも知れない。 

 

 

「フッキソウ(富貴草)」    “新種”登録 第1408号

 花びららしきものが全くない(?)、“しべ“だけのような、不思議な形をした花だ。 「ボタン(牡丹)」のことを別名で「フウキソウ」と言うが、この「フッキソウ」と同じ漢字がつかわれている。 日本語って難しい!!!。

 

 

 「キブシ(木五倍子)」    “新種”登録 第1409号

葉の出る前に花が咲く。 「キフジ(黄藤)」の別名があるとか!。 「ブシ」と「フジ」、濁点の位置が違うだけで、別の表現になる、これも日本語の妙というのだろうか?。

 

 

 「オニシバリ(鬼縛り」」    “新種”登録 第1410号

木に鋭い棘があるから、鬼を縛るというが、鬼も痛いことだろうなと同情したくなる。 この辺りは「ハナキリン」と通じるところがあるが、全く別の物。 

 

 

ユキワリソウ(雪割草)」

早春の寒い時にいじらしく咲く花である。 “新種”ではないが、従来、私の「花写真鑑」にはピンク色の花のみであったので、今回、紫と白を付け加えた。 

花の写真をより美しく撮るためには、落ち葉などを除きたくなるが、手の届かない遠くにあり、また、庭園の中に入ることは許されないのでそのままとし、望遠レンズを精一杯伸ばすことしか出来ないのであった。 カバンの中には、ピンセットや鋏、カバーに使用する“風呂敷状の布”など小道具を持つが、ここでは使う事が出来ないのであった。

 

以上であるが、この結果我が「花写真鑑」の登録済みの合計は1410種類となった。

 

 

 

 


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