マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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ロストでホットメール

2011年04月27日 08時57分05秒 | ぽつりと
次男のアフリカ一人旅は順調にいっているようだ。

持っていった携帯電話も繋がる。

だからかーさんも安心する日々をおくっている。

旅立ってから1ヶ月経とうとした6日のことだ。

エチオピアかアジスアベバ辺りで日本人が格安で宿泊できる宿をインターネットで探してほしいと連絡があった。

探しても日本語で出てくるかどうかっていう。

私は日本語しか読めない。

まぁそれでも探してみるかと適当なワードで検索してみた。

するとだ。でてくる、でてくる、ぞろぞろでてくる。

日本人が旅行に行った際に残してくれた紀行文。

それも一覧にしてくれている宿泊先。

価格帯もあるし居心地、寝心地、食事に連絡先、対応などなど。

しかもだ。ほとんどの人が南京虫にやられたと報告している。

シーツにビニールシートを敷いて防備しなくちゃならんらしい。

それもありがたいことだ。

その件も含めて良さそうな宿を選んでメールで伝えた。

こういうときってほんまに役立つ携帯電話。

翌日にメールが届いた。

アジスアベバで日本語が読めるカフェが見つかったそうだ。

ところが既に南京虫にやられていたって。遅かったわ。

その後には震災の状況などを伝えていた。

そして電話が鳴った。

なんちゅう番号や。

携帯でもなく固定電話でもない。

見慣れない12桁番号の羅列。

それも前に「+」の表示がある。

イタズラ電話なんだろうかすぐに切断される。

3回目でオレオレでなくて次男の声が聞こえてきた。

携帯電話が盗られたのか失ったのか、とにかく消えてしまったという。

だから電話してきたのは公衆電話。

こっちからかけても繋がらないはずだ。

口早に解約してくれといって切れた。

その日は取材が入っていたので身動きとれず、翌日に回線を停止した。

あんしんパックに入っているから同じ機種を安く買えるがそれは帰ってからのこと。

その直前のメールは「宿泊先でネズミに噛まれた」だった。

医者にいけばペストにかかっているかもしれないと念のため注射されたそうだ。

三カ日おきぐらいに治療があるという。

中国へ渡りたいが10日間ほどは滞在地のとどまざるを得ない。

海外保険に入っているので保険会社を通じてその状況が知らせられるが・・・。

2日にはその保険会社のシンガポール拠点の担当者から電話があった。

コルカタの病院で治療を受けた。

病名はそのままズバリの「ネズミに噛まれた」であった。

東南アジア地域では狂犬病がある。

念のためにウッドランドの病院で1回目の治療をした。

この治療は数日明けて5回しなければならない。

2回目は4日で滞在する予定のバラクシ。

病院は保険会社が手配する。

3回目の8日は行き先のネパールカトマンズ。

その後、15日、28日の治療日を予定している。

最後の日はジャパン。

その次男。25日に天津を出発して帰ってくる。

直接帰らずに27日には讃岐うどんを食べるのだといって四国に渡るそうだ。

その翌日に戻ってくるのが28日。

どの病院に行くかは・・・探さなければならない。

(H23. 3.20 記)