本、CD、映画日記

目標は年間読書100冊。その記録と目標管理をかねたブログです。

日本の未来を考えよう

2016-07-09 10:40:54 | Weblog
■本
53 日本の未来を考えよう/出口 治明
 
 具体的な数字を用いて、世界の他の国や時系列で比較することにより、日本の現在の課題を考えようという本です。さまざまな著書で、ファクトと数字で考えることの重要性を主張されている出口さんらしい本です。数字の見せ方はシンプルですが実に考え抜かれていて、出口さんの語りかけるような文体と相まって非常にわかりやすいです。日本の優れている点、劣っている点、現在は優れているが頑張らないと世界から置いていかれかねない点が具体的にわかります。人口減の中で、生産性が向上していない点、国の借金が他国と比較しても膨大である点、が特に課題であると私は認識しました。明日の参議院選挙の投票先を考える上でも参考になりました。


■CD
33 Vキシ/レキシ
34 Hitnrun Phase Two/Prince

33 とにかく楽しい作品です。歴史ネタを強引にこじつけた歌詞の相変わらずの馬鹿馬鹿しさと相まって、聴いていて幸せな気分になります。キュウソネコカミ、アジカンの後藤さん、ハナレグミ、チャットモンチ―など、豪華ゲストの特徴とレキシワールドの融合が絶妙です。ロック、ファンク、歌謡曲、ソウルなど、池ちゃんの音楽の引き出しの多さに感心します。個人的には後藤さんが「パカラ、パカラ」と軽快に歌われているところがツボでした。

34 こちらも音楽の引き出しの多さが楽しめます。前作同様既発シングル曲が多く収録されているためか実験的な曲は少なく、ポップミュージシャンとしてのプリンスの能力の凄さを素直に堪能できる作品です。プリンスの死後、過去の作品を繰り返し聴いていますが、最後まで全く才能が衰えなかった素晴らしいアーチストだったと思います。本当に偉大な才能を失ったという途方もない喪失感を感じます。ご冥福をお祈りいたします。


■映画
51 スター・トレック/監督 J・J・エイブラムス

 敵役も含めて人物描写が丁寧な一方で、ストーリーの方は結構単調な印象が残りました。好みの問題だと思いますが、これだけ有名なシリーズ作品なので、キャラクター説明はそこそこに、もう少しストーリー展開に時間を割いた方がよかったような気がします。宇宙での戦闘シーンや惑星のシーンの描写は大迫力でかつ美しく、J・J・エイブラムス監督らしい安定感に満ちています。シリーズものの一作目ということもあり、よくも悪くも無難な映画です。次作はさらにヒットしたらしいので、ストーリー上の深みが増したと勝手に想像しています。観るのが楽しみです。
コメント
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