イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

お門違いの「トップダウン」発言

2009-10-14 12:07:38 | 国際・政治

 前原国交相が羽田空港のハブ化(国際航空の拠点空港)を明言した。整備途中の成田や関空を差し置いての突然の発言であった。

千葉県知事や成田市長は地元に事前の相談もなかったと怒っている。言葉尻を捉えて言うようだが、事前の相談があれば理解なり賛成なりしたのかと言えば否であろう。

余談だが知事の森田は『冗談じゃない!』と大声を張り上げていたが、まるで下手なダイコン役者の台詞である。あれではTVドラマの出演がなくなろうと言うものである。

同じく成田市長は『地元無視のトップダウンだ。』と怒っているがお門違いの発言である。誰のため・何のためと言う言葉の意味を噛みしめない「トップダウン」批判は当たらない。

そもそも国の事業は公共の福祉のために施行されるものである。空港とかダムは一地域の利便性を図るために実施されるものではないはずである。

ひろく国民全体の公共の福祉に資するために多額の税金の投入が了解されているものなのである。イワン・アサノヴィッチは成田空港から数十分の地に居住しており過去5回ほど海外旅行をしている。イワン・アサノヴィッチにとって成田は実に利便性の高い空港である。

しかし、ハブ空港としての機能は素人が見ても羽田の方が断然と上である。

トップダウンと騒ぐが納税者が理解できても知事や市長や議会が納得しないからと言ってこの言葉を使用するのはお門違いである。

納税者が理解・納得していないことを知事や首長・議会で勝手に決めて強行することが”トップダウン”なのである。現に神奈川県知事や東京の大田区長は前原国交相発言を好意的にうけとめており「トップダウン」などという誤用発言などしていない。

そもそも成田空港にせよ八ツ場ダムせよ事業開始から50年~60年を経過している。この二つの事業こそひょっとしたら「トップダウン」で始められた事業ではなかろうか?