引き続き、東京医科歯科大学名誉教授の角田忠信氏による「日本語人の脳」(言叢社)より。
太陽系の運行と同期する脳幹のセンサーに、まだ未知の系が特定の周波数として存在するのではないか。
そんな疑問を胸に、彼はさらに人の可聴周波数域の100~10万ヘルツを探った。
著者本人を被験者とし、自分が678ヘルツの純音に右耳優位となることを見つけたことから始まった。
周期性がないか毎日追跡した彼は、ある日右耳優位になるのが1ヘルツ上昇して679ヘルツになったことに気づいた。
その周期を求めて連日測定を続け、18日周期で右耳優位になる周波数が1ヘルツ上昇することを突き止めた。
彼は自身のみならず他の2名の治験者を加えて実験したので、それぞれが同じ日に1ヘルツの変化を見せることもわかった。
右耳優位になる周波数は3人バラバラであるが、右耳優位になる周波数が1ヘルツ上昇するのが18日ごと、皆同時にという一致を見たのだった。
1992年半ば過ぎのことである。
この18日系もやはり地震発生前の地殻ストレスによって狂いが生じ、地震発生によって元に戻る。
3年後の1995年11月には、18日系が秩序を変え、2年半ほど19日周期になったのが、1998年5月20日からは再び18日周期に戻ったという。
これも謎の現象だ。
宇宙空間には18日、19日周期の実体は見当たらないので、地球内部または表層にあって未だ発見されていない18日周期の情報が存在する可能性を著者は指摘する。
さて、18日ごとに地球に何が起きているのだろうか。
もちろん20年も前のことだから、現在は状況に変化が生じている可能性もあるが。
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