民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

狩野 愛の紙上バーゲン 第10号 紫檀三味線

2007-11-30 20:55:09 | Weblog
写真を切り取る・・つまりこの背景の余分な物をカットする作業のできるパーツはあるが、そこで処理した写真は何故かここに掲載できない。仕方なくこの写真を使う。キレイ仕事の好きな拙者にはちと辛い写真である。

余談はさておき、地唄の三味線です・・民謡には当然共用できる物・・。
棹が紫檀・・皮は緩んでいるので気になれば貼り替えると良いが、充分な音が出ている。糸巻きが、ナント象牙・・。勿論東ざわりを拙者が張り込んだ。
「は=漢字が?・・=棹と張った糸の間隙」が少し深いので竹ゴマが良く合う。
お弟子さんのお稽古三味線には最適。綺麗胴掛け/長袋/ケースつき。即使用可。

15万から始まって天井で25万・・。
民謡に関係の無い方は「三味線ってそういう風な物なんか~?」とうたい文句を楽しんでください。これ買ってすぐにお稽古始めましょう・・。出張稽古に参りますよ。
東ざわり/ケース/牙糸巻き/その他のパーツだけで既に20万は掛かります。三味線本体はサービス・・みたいなモンです。
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Vol. 318 情けは他人(ひと)のためになる??

2007-11-30 20:05:20 | Weblog
今冬の紅葉は思ったより美しい。昨年などは正月まで赤くならなかったのに比べると・・とても「ビューチフル」である。

「野も山も 交々(こもごも)にみな もみじかな」如水・・・・自分で拍手。

夕日の色は格別だ。ソレを受けて山が燃えるように赤い。近頃のカメラは自動調整だから、まぶしかったら虹彩(こうさい=どうこう=ひとみ)を絞ってしまう。勿論手動調整は出来るはずだが・・面倒だ。
時刻は4時半ごろ・・山に向う途中、彩都から少し来た所。モノレールもついた新しい住宅地だ。散歩に片道30分のつもりなら住宅地から十分来れる距離にある「自然」だ。

俳句などは説明しなくても「なるほど!」と納得できるのが秀句である。いちいち説明をしなければならんのは「駄句」と言う。ならば駄句もう一首。

「この山の 裏をもみたき もみじかな」如水。・・10年余り前に嵐山に遊んだ時の句である。余りにもみじの見事さにこう読んだ。書き付けては居ないが、季節が巡ると、こういった句は自然と自分の中によみがえる。だから忘れる事はない。
嵐山と言えば一時間足らずで行けるのに、他国の人から見たら「勿体無い」話です。拙者も行きたいが中々うまくかみ合わない・・のレス。

「タイトルはどうなってマンの?」・・と天の声。
そうです「情けは他人のためになる」・・「情けは他人の為ならず」と言うのが正しいのでせう。・・が、拙者的には半々で何とか折り合いと言う所か?。
これは立場で解釈が違う顕著な例かも知れない。もとよりソノ深い意味は知っています・・が・・である。

情けをかけて欲しい時に「タメナラズ」はひどい。「後でためにならんでもエエねん、今必要やねん・・」今かけてくれる情けの方が「タメニナル」場合が多いのレス。
詭弁(きべん)や・・と思ったことは何度もある。・・コレが被情の方の言い分。
一方授情の方の言い分は「教えの通り」なのです。
ちなみに被情も授情も辞書には無いと思います・・ネンノタメ。

床下に16億円隠してあったの「知らんかったんです」・・やて。拙者など16万円でもよう目を離さん・・ノニ。16円ならマーエエけど。
72にも成って余命幾ばくも無かろうに・・誰かに何かして上げても良さそうに・・コレは貧民の言うことで、大金持ちは「情けは人のタメナラズ」とのたまうのだ。税金に取られるのが惜しいのレス・・結局「罪」付きで持っていかれるのに。・・コレも貧乏人の理屈です・・持ったこと無いから言えるのレス。

銭金だけでなく「言ってあげた方が良いな・・」と思っても中々言えない時もありマンネン。つまり誤りなりに認める「情け」が仇になる・・様なものも含まれるだろう。拙者のブログにおいては「校正番人」のような方が何名かおられるので、心強く思っている。随分前に「句読点については・・」と言う所感が出ましたが、追々勉強して参ります。それに就いては又ページあらためマフ。

献血でも赤い羽根でも「拙者のための社会なべ」でも、きっと喜ぶ人は居ます。出来る事からポチポチと致しましょう。あなたの床下の大金も使わないと腐りますよ・・老婆心ながら。

「湯豆腐や ちと呑み足らぬ 宵の口」如水。

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Vol. 317 ドッチモドッチモ

2007-11-29 20:40:20 | Weblog
身分を明かすと、問題が起きるといけないので伏せるが、知り合いのと言うか島のお隣さんの長男であります。

前の仔犬は先月行った時に「昨日生まれてん!」と言っていたから30数日か・・。ドッチモドッチモ・・かわゆいね。
拙者のお弟子達は永い人でもう30年近くなる。「よくぞ」と思うくらい一途に拙者の後をついて来てくれる。しかもいつも真剣に。

「なんでお弟子の話やねん」・・とうるさい天の声。
30年前は拙者も若かった・・アタリマエ・・お弟子達もまだまだ子供が小さくて「若妻」と呼ばれていた頃だ。数ある「○○会」の中でもわが社は抜きん出て「ピカピカ」であった。当然のように民謡第一・・三味線第一で数十年が過ぎた。

「こんな可愛い孫」が出来たら、ソッチへ気が行くわナー!。写真を見てつくづくそう思う。
かくして時間も何もかも?・・孫に取られ「さっぱりワヤや」・・状態に成るのレス。しかしながら、ソレを乗り越えた数名の方達は真に熱意のあるお弟子であると賞賛する今日この頃でアリマス。勿論、キャリアは短いが、頑張ってお稽古をしている新しい生徒さんにも、時間を積み重ねて欲しいモノと心から願うのでアリマス。

何度も言うようだが、子供の無い拙者に孫のありようも無い。
よその子供や孫は良い。実に良い。可愛い所だけ見れるからだ。それに時々見るから成長の早いのに驚いて居ればいいのだ。怪我や病気も目の前に無いし、ご機嫌取りのお小遣い(チョット大きくなってからの)も心配なくて良い。

海の向こうのブログにもチョイチョイ孫の写真が載るが、可愛くてしかたがないのだろうね。写真を見て、今日は理解できる・・気がする。コンナ可愛い子供の顔を見ると、もっと地球を大切にセナアカンな・・と思う。読者の皆さんもキット同じ思いを持っておられる事でせう。

コンナ可愛い孫が居たら、拙者といえども、もう少し体をいとうかも知れないね。
話し変わるが、最近になって「スパニエル(犬)を飼いました」と読者からのメール。写真が来る・・カワユイ!・・実にカワユイ。「犬を飼うと15年は・・」拙者には到底時間が足りない。・・こんなカワユイ者を残して先立ちたくない。
そんな思いが拙者にブレーキを掛ける。・・「ソレで良いのだ・・!」・・と天の声。・・近頃では芯から納得できるから不思議である。

「更新が一日途絶えたら心配しマッセ・・」・・コメントが来た。嬉しいね。
森羅万象に感動して感謝して喜んで生きている心算の今、突然「無」になるのには未練がある。確実にやって来る「無」は、それでも自然に馴染めるように出来ているんやろうね。

新しい命と滅びてゆく命。輪廻転生とは良いながら慰めにもならんね。
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Vol. 316 ブログに面白味が増した

2007-11-28 22:41:38 | Weblog
「ブログは一方通行だ」と思ったがそうでもない。時に来るコメントは嬉しい物だし、読まれている実感がある。勿論ノーコメントの方もキッチリ読んでいただいているのを実感している。
アクセス数に一喜一憂するのは「毎晩の楽しみ」でもある。60件を境に相前後している。

今夜の写真である。読者を通じて転送されてきた写真だ。「フム、ありがたい!」。
新緑のセコイアをお目に掛けただけに、できれば紅葉のセコイアも見たいな・・と思っていた・・ところであった。ケヤキや桜や銀杏の街路樹の美しいところは近くにもあるが、コレは又見事だろうね・・スケールも違う。元気なうちに秋に一度は赴きたいものだ。

植樹と言うもの・・大きくなった樹木を見ると、とてつもない大事業に見えるが、細い苗木を植える分には大した問題ではない。・・もっとも数と成れば勿論大事業になるのは当然だが・・。
桜並木などを見ても、また野中の一本桜でも・・「よう植えといてくれたこっちゃ」・・と思う。みんながアッチコッチに一本ずつ植えてくれたら日本中花ララケになるのにな・・。
「そんなこと言いながらなんで桜切るねん!」・・又や!!天の声。

毎年気になっていた樋も取り払い、空を広くしたらなにやら心も少し軽くなった。
そうなれば効果絶大だ。何につけても心浮き立つような話は舞い込まない。
愚痴で言うなら・・又お店の店子が出て行く。もう自分で何かすると言う体力も無い。お店が売れるまでみんなの遊び場になればそれでも良い・・などと思うとココロオモタイのレス。愚痴はコレで終わりレス。

その昔は、一日に2箇所も3箇所も掛け持ちした忘年会も、今年は3回だけ。ことごとく縁を断ち切って来た結果だ。それもお弟子の2回と大梅の一回。
これも気持ちが軽くなった理由の一つかな・・その裏で誰も誘うて来んな・・等と思ったりする。「間尺が合わんやないか」と言われそうだが、あそこは嫌、ここなら良い・・と勝手な気持ちからである。

そう言えば後3日で師走。今年も残り34日・・と数える頃になった。働き盛りの、しかも景気の良かった若い頃は「紅白歌合戦」がまともに見れなかった。そんな時間まで配達が片付かなかった位良い商いであった。今時は「毎日が正月」で大晦日までお道具を買う様なことは無い。そんな時分の「紅白」は見れなくて随分悔しい思いをした物だったが、何が変わったのか、今は興味も無い。
晦日でもないのに、今日は随分棚卸をしてしまった。又明日から楽しいブログを書きましょう。

写真を写して下さった「読者さん」ありがとう御座いました。また雪の風景も送ってくださいね。和歌山や大阪市内では季節のニュースは少ないでしょうが、お祭りでも何でもメールでお寄せください。ブログに新しい風がスーーッと通ったような気分でした。
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Vol. 315 さくら伐採・・仰天の手ごわさ

2007-11-27 16:51:50 | Weblog
仰天の手ごわさだった。ブログの書き込み時間も仰天であるが、多分今夜は手が震えてどうにもならんだろう・・と思って。

直径28cm・・ザット幹周り90センチほどもあろうか・・暇な方はパイなりクッキーなり思い出して計算してください。
「ドウ!」と倒れる方向に先ず切り目を入れて・・28cmの木を30cmの電動鋸で切ろうと言うのである。・・普通なら「アホかいな?」と言われても仕方ない。それほどの無茶である。・・小型の鋸である。

ご存知ですか?・・桜と言うのはいわゆる「堅木」です。杉やヒノキならパッサパッサと切れるのだが、桜はそうは行かない。事前に潤滑油も点検して、ソレよりモーターが焼き付かないか・・の方が肝要である。食い込ませたら一巻の終わりだ。慎重に慎重に。すぐ近くに水銀灯も立っている。

先ず一の枝を切り落とす。「ズワーーーッ・・!」という感じで落ちる。何と1本の木にこれほどの枝が・・。老木になってスカスカになって来たのできろうと思い立ったノニ・・である。枝をはらう。太い所は1m位に切る。もうコレだけで「クタクタ」状態。本体を切る前に考える。バランスを・・だ。フムフム・・コレならマチガイナクこっちへ倒れる・・。幹に鋸を入れたら途中で止められない。カッパエビセンならお腹がふくれれば止められる・・が、コレはそうは行かない。

随分考える・・考える長さならもう何年も考えてきたのだ。それでも「切り倒せるか?」で考える。
足場は悪くないし、切りどころも高くする。後はどうにでもなる。「シャーーッ」
真っ白い木屑が顔にも頭にも降り注ぐ。次に赤い木屑に変わった。芯に差し掛かったのだ。一服も二服もしながら・・ためつすがめつと言うのだろうか。最後に「ピリッ」と音がして「ズワーーーッ!!」と倒れる。枝先の届く場所も見当通りだった。

写真は既に幾らか片付いている。膨大な枝の量を見て「どないしよう?」・・と久しぶりに思った。久しぶりとは、小豆島に建て増しをした時以来である。材木を当面の入用だけ注文して・・運ばれてきた・・トラック一杯。その時「どないしょう!」と本気で思った。「どないすんにゃろ?」・・とサイは思ったはずである。その時とは体力も違うので尚更である。

素人の仕事は大抵の場合「やり易い所」から手を掛ける。本職は違う。「厄介な所」から始めるのだ。拙者の周りにも、色んな「その道の人」が居られるので「♪ガッテンガッテン!」と思われるはずである。
「何が言いたいねん!:」・・と・・の声・・解りますよね?。「ヘイヘイ」

この木が一番太くて嵩がある木だったのレス。他はと言えばもう「かーるいもんや」と思えるのだ・・。さはさりながら、アッチコッチと好きな方を向いているので油断はならない。一つ間違えばとんでもない被害や事故が生まれるかも知れないのだ。かくしてキレイに庭を掃き終えてご満悦ナ拙者なのレス。

掃きためた真っ白と赤っぽい木屑は燻製に最適の「桜のチップ」である。拙者に「燻製」の趣味があれば無駄にしないのだが、あの煙くさい食品には余り興味が無い・・でも頂けるなら話は別レス。

「なにセコイ事言うてんねん」・・と、また・・の声。

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Vol. 314 水面に映ゆる 銀杏並木

2007-11-26 20:01:16 | Weblog
「唐衣 日もゆふぐれになる時は 返す返すぞ 人はこひしき」

秋にピッタリの和歌である。古今和歌集をパッとめくった所に出て来た。
100文字ほどの短い解説が付いている。また、字使いを書いてあるように再現しないといけないと思いそのように書いたが、ほんとのほんとは濁音に点が打ってあることはない。・・筈だ。・・詠み人がまたは読み人が濁音で「読むべき」なのが古歌である。

「唐衣 紐結う暮れになる時は」の掛詞であると言う。フムフム・・どちらに成っても床しい表現である。
古今和歌集といえども、全部好きな物とは限らない。いろいろだ。同じ歌でも読む時により心への響き方も違ってくる。・・実は下の句が「今ひとたびの 深雪またなむ」を探そうと思ったのだが、今の季節ならこちらの方がうんと良い。

人生のたそがれ年齢には黄色が良い。その昔はもみじと言えば「紅より紅い」色を好んだが、今となっては正反対に成る。もみじで言えば青から黄色または赤になる途中の「交織」が良い。広いスクリーン(風景)で見る際はその限りでない。

この貯水池は行きつけの歯医者の近く。昔は随分汚い環境であったが、万博時に整備された。・・それも古い話だ・・40年近く前の事だ。この貯水池、夏の盛りにはおびただしい水草に覆われていた。役所の者たちがトラックに何杯もの水草を運んでいった。あの茂りようは「富栄養の水」であることを拙者に知らしめる。

これから先、冬に向っては湖沼河川の水もまた海の水も澄み渡ってくる。どうにも成らん所もあるが・・。写真で見ると、どこか素晴らしい所に見える。以前からそれほど・・とも思っていなかったが、今日は日の光が強く殊更美しく見えたのだ・・ろう。事実悪い景色ではない。

歯医者ね・・大変や・・昔被せたのがぽっきり折れたらしく、舌に触って痛い。取り敢えず取り払って貰おうと思ったら・・サー大変。「コリャイカンワ」「・・・」「ココ治す前に反対側を完全にしてソレからコッチやナ」.「・・・」
土木工事のような改修が始まる事になる。

「総見積りは?」「コレコレシカジカ」またもや「・・・」である。知人に話すと、ソレが相場なのか大して驚きもしない。驚いたのは金銭の対価関係に変動を来たした拙者だけである。・・らしい。一生使う歯と言われてもネーー。「ソンナニ長持ちしなくていいよ」と言いたくなるのである。流石にインプラントは遠慮した。

話の辻褄は合う。たそがれ人生の話題である。
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Vol. 313 年賀はがき・・雑感

2007-11-25 22:06:23 | Weblog
もう既に11月初旬からの売出しである。

何気なく「切手」の所を見る。英語でSTANPと言われる所だ。今年の「亥」の切手の消印と思しきデザインは良く見ると「瓜」らしい。・・??・・いのししの子供を「うり坊」と言う。・・なるほどそこで亥には瓜か。

来年の干支「子」には大根である。・・??・・「根付け」などにも「カタチ」として大根に乗っている。・・何故なのか、故事来歴をご存知ならば教えて頂きたいものだ。物心ついて60年・・考えもしなかったことだ。

年賀状には賛否両論がある。賛成派は案外無頓着に、しかも自然に受け止めているが、反対派にはそれなりの理屈がある。
その際たる物は「虚礼」と見る気持ちであろう。拙者の知り合いにも、決して書かないと言う人がある。・・徹すればそれも大きく評価できる。

賛成派は取り立てて大きな信念を前面に出す事はないが、聞けば大きな理由もある。
年に一度の交信(音沙汰)は無事の証でもあり、不離反の確認でもある。毎年来ている物が来ないと「どうしたのだろう?」と言う事にもなる。それだけに書き忘れた時の言い訳は大変な物になる・・時もある。
「便りのないのはよい便り」などと言えないのも「年賀状」である。手紙を書くほどの用事もないが・・「これは良い手段ですよ」・・との見方も。

実際名簿を見ている内にどうしようか・・と迷う人(対象)は幾らもいる。そこで数百枚・・と言う事に成ってしまうのレス。拙者も数年前までは400枚位出していた。現役の頃だから年末のあわただしい季節の「作業」は苦の種であった。かと言って、宛名シールを「ペッタン」と貼るのも主義に反する。殴り書きながら筆を執る。昨今は50通に限っている・・。

宛名がシールであっても、ワープロであっても責める事はしないが、評価は下がる。ワーストから行くと①両面印刷/②本文印刷/③本文印刷に自筆書き込み。
最良は両面手描きであるが今時中々得難い。それでも職業柄10通や20通はある。「エッ?」と思うほどきれいな字を書いてくる人もあり「人は・・・やなー」等と勝手なことを思う。

今ひとつ納得出来ないのが年内に書き終わる事である。・・元旦配達のため・・。
11月に書いてから死なん物でもなし、絵に書いたような元旦でないかも知れない・・ノニ。

「♪さても目出度い 正月様よ 年の初めに千代八千代 鶴の一声祝わなん 
若水汲んで屠蘇酒を 一富士二鷹三なすび アー明けてうれしや 初夢で・・」
・・津軽謙良節・・と元旦の目出度さを確認してから書くべき物である・・本来なら。

ある年、正月に賀状を書いた。既に多くの賀状が届いていた。
「目出度さを 確かめて書く 賀状かな」・・その年のはがきに書いた川柳である。

多くの人が受け取ってくれた筈だ。
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Vol. 312  カラマツの紅葉

2007-11-24 22:52:10 | Weblog
手首ぐらいの幼木を植えて30年近く・・。幹周り60cmほどにもなった。樹高は倒してみないと解らない。婦人読者の若カラシ頃のウエストサイズだ。

25本ばかり植えたが突然枯れたりする。大きくなりすぎて間伐を繰り返し、今では5~6本に成ったが、隆々とそびえている。可也の高さまで枝打ちをしているので、写真ではそれと解りにくい。が、黄色く色づいた今頃はとても美しい。

幹は見事に真っ直ぐで、そのまま電柱にでも使えそうな姿をしている。ご存知の方もあろうが誠に小さな葉である。アノ松葉の3cm程の物と思っていただこう。松葉のように硬くない。この落ち葉がまた、かなりやっかいなのレス。砂利道の所では箒にも乗らない。

これらの木が育つような環境であるから、スコブル高原的な気候なのレス・・拙宅。30年前はそうでもなかった「クヌギ」などの雑木がやたら大きくなって日当たりをさえぎる。東側にある分けても大きな木は「コルク樫」だと言う。今はなき古老の話・・。「へー、コルク樫って日本にもあるんですか?」・・「おまんねん」

この大戦の末期には、飛行機飛ばすのにマツヤニ焚いてたらしい・・ね。この「コルクも、軽い事から・・・に使われてたんや」・・と言っていたが、「・・・」が思い出せない。・・聞いた話・・ドッセ。有機物がガソリンの代用をしてたんや・・。今またトウモロコシで車を走らせようとしている・・のだもんね。物がなくなると最後は有機物か・・足りればそれも良いけどね。食品の価格を押し上げるから問題は大きい。

コルク樫、この皮をベロリとめくると厚みが一寸以上もあるそうな。・・かわいそうに立ち木のまま剥くのレス。・・ところが暫くすると再生するそうなんです。・・「それならエエな」・・と天の声。「檜皮=ひわだ/杉皮」はどうなんやろ?・・再生するなら良いね。読者にこの道のプロがおいでレス、コメント来たら解るし嬉しいけど・・ネ。

厚みは一寸以上もあるはずです・・あのワインの栓・・コルクの筆頭産品やもん。
上等のワインと安物のワインの「コルク栓」長さが違うのご存知ですか?・・違うんですよ実際。拙者、ワインの味がイマイチ解りにくい時は一応栓の長さも参考にするのレス。たまたまと言うかヌーボーだったからなのか、ゴムともプラスチックともつかないような栓に初めて出あった。なんか妙な妙な気分だった・・ナ。

写真に桜の枝が・・ボケ枝が多い。こうなると花は余り期待できない。既に今年の春も「美し」と見た記憶がない。この冬に切り倒す予定だ。コレもまた同じ樹齢で同じような幹周り、大きなのが5本ある。
「エッ?なんで?」・・「年老いたらな、日当たりが欲しいんじゃよ・・」と拙者。
しゃえん畑への日光はおまけなのだ。石楠花も黄色く枯れた葉をポリポリ落としてサッパリして若がえった。

午後になって老大工がやってきた。勿論たのんであった。家の回り全部の樋(とい)を取り外した。何年も何年も迷った挙句の決断だ。森の中の家には樋は「難儀な物」なのだ。常識では雨だれ落ちを一つにまとめる必須必需の物なのだが。
**とゆ・・が正しいと長年思っていたが、変換によると「とい」が正しいようだ**

なんだか「何か?軽く」なった気がする。
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Vol.. 311 鈴鹿の別荘を訪ねる 松坂牛

2007-11-23 23:25:57 | Weblog
是非、Vol.310-Aからお読み下さい。

フィンランドの針葉樹材のログハウスである。ログは丸太・・半割りであるから「半ログ」か・・ショーモナ。
大きな家である。敷地は270坪と聞いた。二区画を買ったのは隣と切迫したくなかったからだと言う。豪快な話だ。外は防水/防腐剤を塗るが、中は隅から隅まで木地なりの板張りだ。薪ストーブ「暖炉」がとてもよく似合う。

居間に拙者の一番お気に入りの絵を飾ってくれている。勿論お買い上げ。絵にも久しぶりの対面となる。オープンデッキが見事に広い。3mばかりの幅で南面と東面を取り巻いている。
この家で、一番素晴らしいと思ったのは床の高さである。地形の若干の傾斜はそのままに、高い所で1m80㎝はあろうか。・・森の中の家は湿気が大敵。コレは「チョベリグ=超ベリーグッド」なのだ。

その床下にも拙者の手が入っているのだ・・実は。
「この床下勿体無いね~」・・「どうしたら良い?」・・「物入れにしようよ」・・「材料は幾らか残ってるよ」

かくして、およそ1時間ばかりで見事な「床下納屋」ができたのレス。入り口の「ドアー」たるや、ソレは見事な出来栄えであった・・が写真に撮るのをうっかりした。
その後、「おっ家内が、いたく気に入ってもっと大きいせー言うんや・・」とご機嫌で、奥のほうへ広げたと言う・・現場を確認してきた。彼に用があると名古屋の奥方に電話をする・・「狩野です」と言うと声がひときわ明るく丁寧な声になる。大工の功徳か・・。

思ったすき焼きではなかったがお肉は美味しかった。去年行った時に「名古屋コーチン」の余りの食いっぷりに驚いたのか「今日は3k買ってあるぞ」と言う。「ソラなんぼなんでも・・」・・缶ビールを2本一気に飲み干し、腹ペコのお腹に肉を満たす。案の定1kの包みが空になると箸が止まる。4人で1kでも可也の量だ。

彼は胃を切り取って未だに大食はしない。酒は別であるが・・。
彼が家に泊まった時の面白いエピソードがあるが、日を改める。
時々外に出ては気分をかえる。「さーカラオケや!」・・「エエ?やるの?」・・「やるやる!」・・帰りの時間が気になる頃であったが、コレも浮世の義理である。一曲ずつにする事にした。

「ナナナナ 何と!!」拙者の「さざんかの宿」が99点をマーク!!。前代未聞、開闢(かいびゃく)以来・・見たこともない点数に一同絶賛!。絶賛は束の間・・何かとイチャモンを付ける。・・極めつけは「今度やってもそーは行かんで!」。

酒はイカン。拙者はお酒を飲むと前後不覚に陥る・・深酒の場合だが。他所では酒は呑まん事にしている。家でならゴロンと成れば済むので多少は呑むが。
一番良いのはビールチョビットと焼酎である。醸造酒と蒸留酒の違いは大きい。蒸留酒であればウイスキーでも焼酎でも泡盛でもブランデーでも狂う事はない。
彼がボチボチ酔っ払ってきた・・急ピッチで、もう5合は進んでいる。

帰ろうと言うことになる。
「しまった!忘れた!!」・・彼がである。コッチは良く覚えていたが言い出せなかった。が、「しまった!!!」はこちらの思いの方が大きい。

「おいコレ、お肉、持って帰れや」・・言った事をすっかり忘れているのである。
途中で電話が掛かって来たが「後の祭り」であった。その時はお腹イッパイであったが、こうしている今、「勿体無かったナーー」・・。
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Vol. 310  ブックリシタナモー!! 雪のため通行止め

2007-11-23 22:15:21 | Weblog
昨夜の予告どおり「鈴鹿」の高橋邸を訪問。そこで今夜のタイトルがコレである。

名神高速を一路八日市へ・・左手にアレは伊吹山か・・まーるいお山に白いヘルメット。11月には登山道が閉鎖されると聞いてはいたが、大阪でのこの気温である・・ホンマカイナ・・と驚く。
八日市を出てR421を少し行ったら、電光掲示板に「雪のため通行止め」と出ていた。まさか?・・ガソリンスタンドで尋ねる・・三日ほど前に雪が降って・・その所為である・・と。
写真は八日市までの途中、見えにくいが遠山に雪が・・。

おっどろいたねー!。拙者の上音羽でも年に何回かは積雪とアイスバーンを見る事があるが、もっと先の話である。知らんとは恐ろしい事である。仕方なくR1に回り込み、結局避けていた・・と言うより紅葉を楽しまんと目論んでR421を目指したが・・無難な東名阪を東進する事になった。
「雪で通行止めや・・チョット遅れる」・・「無難な高速道路を走っておいで」

3時間半掛かってたどり着いた。約束に遅れ既にすき焼きなべは煮えたぎっていて、彼の頬は言うまでもなく赤かった。・・Bに続く。
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Vol. 309 ガンバロー・・ちゃう・・バンガロー

2007-11-22 20:56:47 | Weblog
拙者の周りに少なくとも5~6名以上の別荘保持者が居られる。
人によって山荘だのなんだの・・と呼び名は違う。勿論拙者にナイショで楽しんでいる方もおいででしょう。

全く拙者に影響された「N氏」・・は、この近くの妙見さんに。・・いろいろな制約があって拙者もろとも数人が夫々の役に立ってやっと建築できたものだ。
もう3~4年にもなろうか、事情があって今は使っている様子もない。数字は知らないが敷地/建坪共にかなりな物である。JC以来のお付き合い・・いわゆるボンボンである。

次が明日尋ねようとする「高橋氏」だ。・・彼の名は匿名ででなくてもよいと思うので・・三重県鈴鹿の山中である。彼も我が家に出入りの後「退職後は別荘暮らしや~~!」と、ふた区画を買った猛者である。このことは明日の記事に。大手製薬会社の大阪支店長。拙者と生年月日が全く同じ・・S17/12/24生まれである。人品骨柄卑しからぬ好漢/薬剤師・・ヤクザ医師・・ではない。

関取「つるぎ山」はといえば信州「・・・」と言うからコレは別格として置こう。
お弟子の「T」さん。琵琶湖のほとりと言うかその近く、プラタナスの並木が美しい・・以前このページに登場、詳しくは書かない。一度伺ったが中々のものであった。・・頻繁に活用されているのが一番嬉しかった(他人事ながら)。もう一人は伊賀の山奥に土地を確保して居られる。

今年になって建ったのはこのブログで紹介した。お弟子「Fさんち」・・川西の山中・・山中と言うほどでもない。骨董好きのダンナがありとあらゆる物・・車から農機具まで、勿論武具骨董等も「置く場所」だそうだ。・・豪快な話である。ご案内はあったが、まだ訪問に至ってない。

別荘は使わないと成れば、これほど厄介な物はない。年に数回であれば持ち主の細君は必ずこう言う。「♪別荘より旅行の方がいいわ」・・たまに行ったらお掃除に明け暮れ、炊事に明け暮れる・・コレなら旅行の方が良いに決まっている。勿論、管理人を雇って毎日風を入れる豪邸なら話は別であるが。・・故を以って小豆島に行くと、食事の仕度は殆ど拙者がするのレス・・それもまたタノシカラズヤ・・なのレス。

話は飛びに飛びまくって・・さて写真である。
実は拙者、10年ほど前にこの構想をしたのである。・・であるが自分の山がある訳でなし、構想を地元の人に話す所までさえも行かなかった。

ご覧のとおりのバンガローだ。後ろにオープンテラスが見える「のり面」も入れて
ひと区画50坪ほど。前がいわゆる「しゃえん畑」である。値段を言うと差支えがある・・が、高くはない。地目雑種地。建物は無条件で建てられる3m×3m・・。コレもまずまずの値段。・・日曜大工で家を増築した拙者から見れば実にオイシイ値段ではある。完成した家を見たら屋根裏が上手く使われていた。コレは「U」さんの遊び場だ。市内から30分で遊べる「しゃえん畑」はキット楽しいだろう。

他に山を「ギョーサン」持っている「Sさん」も楽しいバーベキューをしてくれる。・・小さな屋根付が欲しい所・・ヤネ。

こんな世間を見ていると、日本は「世界一平和な国」やなーーと実感するのレス。この平和と資源がいつまでも続くように、今夜も「神頼み」する事に致しましょう。
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Vol. 308 京焼き香炉 薩摩手

2007-11-21 22:25:07 | Weblog
薩摩手・・手とは・・この手のもの・・と言われる元、所以なんだな。

随分ゴージャスな物です。右のが先だってご紹介した「清風」であるから、大きさは見て取れる。清風の香炉が普通の大きさで、例えれば「蓋付き丼」位の物である。
蓋の正面に、丸に十の字のご紋がある。こちらの方は流石に蓋も作り付けである。
勿体無いが、いかんともし難く座敷の隅に鎮座して御座る。

ものの「勿体無さ」と言うのは考えようであろうから、充分に償却(鑑賞)したら、あとはどうなってもいい筈である。ところが、こうクッキリと形のあるものは中々そうも行かない。

「何の話やネン!」と、またまた天の声。「ヘーーイ!」

「消耗品」と「そうでない物」の違いなんだな・・例えば「車」だったら5年10年で諦めがつく。下取りにしたり処分したりである。・・それが数百万円した物であったとしても・・である。もう価値はゼロです・・と言われても・・である。

食物でも同じだ。毎日の食事は大儀的には生きる糧(かて)であるから別にしても、みなさん結構贅沢なお金を使っている筈である。ソレが「一夜の宿」で翌朝には「さようなら」と言われても、この種の「もったいない」では決してない。

着物には「勿体無い」はあるかも。作務衣にした紋付・・紋付と言えば羽二重である。縫う人に「勿体無い」と言われたが・・この紋(梅若の)誰が着るという訳にも・・また、誰かが「リュウ」と来ていたら・・第一癪じゃない・・。どうにかして着たかったのだ。あなたのお家でも着切れないけど大切な着物ってあるでしょう?。

衣食住・・と来れば最後は「住」である。が、コレについては又の機会と願いましょう。昔から必要最低限、若しくは欲を戒める言葉に「起きて半畳 寝て一畳」と言うのがある。少々まっこうくさいが、よく使われる言葉である。

別の話。
お茶道の話の中で某師曰く。「衣は凍えぬほど 食は飢えぬほど 住は雨露をしのぐほど」・・であれば良い・・とのたもうたそうである。清貧の教えか・・この言葉の中には「勿体無い」があるかもしれない。

その話から行くと、茶室の見かけはいかにもそうだが、その他は贅を尽くしているとしか見えないがね~~。どこかで誰かが違う方へ引っ張ったのだろう。

さてお道具の話に戻ろう。駄弁を弄(ろう)した通り、クッキリ形が残っているので償却と見づらい・・で納得した。拙者の骨壷にはチョット大きいし・・そうそう「骨壷」には計画はあるのレス。今日もサイと話したところです。アンナ素焼きの壷に入るのはイヤダよ。

お墓の計画も見通しがついたし、今度は壷探しだね。・・もしもし・・コレって縁起の悪い話ではありませんよ。誰でも必ず行く道、せめて素敵な駕篭に乗って行こうじゃ「♪アーーリマセンカ」。
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Vol. 307 しゃえん畑 

2007-11-20 21:36:42 | Weblog
今朝起きてみたらもう既に種が蒔かれたのか、一部の土が水を打ってあった。
里からココまで来るのに30分はゆうに掛かろうと言うのにである。起きたのは9時だったが全く気付かなかった。世間は早起きなんやナ・・と改めて感心。

写真では大きくも見えるが、正味1坪ほどの大きさである。このシイタケの原木から可也の量の収穫をした。まだ数年は収穫できるのか、寿命があと何年なのか知らない。・・来年は手前のあぜに彼岸花が咲き美しい菜園になることだろう。以前の畑との大きな違いは朝な夕なに必ず通る庭先の場所にあることだ。茂るにしろ枯れるにしろいやでも目に入る。最高の立地である。

たまねぎやお芋さんのように沢山収穫する物はいけないね・・おねぎ/ほうれん草/三つ葉のような薬味野菜がいいな。えんどう豆もいいな・・トマトか?・・下の畑にあるようなアスパラガスがニョキニョキ出たら楽しいだろうな。・・枝豆や・・それも黒豆の・・。

「ソンナニ植えられるかいな!!」・・と天の声。「ごもっともレス」

一朝一夕に・・と言うが、誠にそうは行かないのだ・・農作物は。専業となれば大変な仕事だ。時間との戦いだ。それも分刻を争うのではない、日数が掛かるのだからなお大変。しかしこの菜園はいわばママゴトだ・・そうやママゴトや。そう思うと別な楽しさが沸いてくる。・・「あんた一体いくつや?」・・と言われそうである。・・が・・「前栽ままごと」なのである。

長いと思う人生でさえ、神さんや仏さんから見たら「ままごと」みたいなもんやろ。「あくせくすんな」・・と言われてもそうも行かないが。・・「ままよ」と開き直ってもつけはキッチリ回ってくる。そこでまた「ままよ」なのである。

「ままごと」コレも「消えていく美しい言葉」に入らないか?。ただいま現在で、読者のお孫さんは「ままごと」をしていますか?・・あるいはしていましたか?。
どうなんだろうね?。昔とはすっかり違う環境になっているから。・・孫に「しょうもなー!」と言われたらショックやろうね。

ままごと=飯事・・読んで字のごとく女の子の遊びには違いない。
「ご飯を炊きましょ」・・「はいスイッチポン」・・おかずは「はいレンジでチン」・・飯事が大きく展開しないのだ・・今時は余りにも機能的過ぎて。

子も、まして孫もない拙者だが、この一坪菜園でせっせと「ままごと」をしようと思う。気付くのが遅かったので、季節的に「チョットおそまんな・・」と言うのがS氏の言葉だった。「出ても出んでもエエから種撒いて・・」と拙者。かくして今まさに命が芽吹こうとしているのレス。
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Vol. 306 とんかつ・・このエエ加減な名前

2007-11-19 22:20:16 | Weblog
すぐには出てこないが、他にもいい加減なネーミングはイッパイあるやろね?。
CUTLETはこのスペルだから多分英語?。・・すると・・TON-CUTLETは1トンもあるカツかいな?・・。

どっちでも良い事だが・・コレがつれづれなるままに・・なのレス。
ま、ソレが日記なのでありますが・・。面白くない日はGAMANで読んでくださいね。

しかし、チョット待てよ?。「ポークカツ」ってまともに呼ぶとして、それだと不似合いな店があるかも知れない。そこらの飯屋なら「とんかつ」の方がピッタシ来るね。・・フムフム。・・とんかつって結構面白いネーミングや・・。

「何をゴチャゴチャ言うとるんじゃ!」・・と○○の声。

アンナ情けない顔のおっさんが、国防機器の仕入れをええ様にしてる。超一流と言われた老舗が無茶苦茶なことをしよる。お菓子屋も肉屋もあれもコレも・・氷山の一角が見えてきただけだろう。何を食わされてるか解らんな・・。
「お茶に味の素入れるか?フツーー?」・・ぶつくさ言っても「ゴマメのはぎしり」位にしか思われてないよ・・キット。・・やりたい放題や・・。
中国製品で、特に食品・・「むちゃしよんな!」・・と思ってニュースを見ていたが、国内でも「それどころやおまへん」状態だ。一体どうせーっチュウネン。

そこで我が家も一坪ばかりの「菜園」を作ることにした。季節に手回るお野菜の多くは、信頼できる筋から手に入れている心算だし、頂く物に関しては「安心」の物ばかりであるから「いまさら」なのだけど、ねぎの一筋でも収穫してみたい気になったのレス。・・以前に畑をチョット借りたが、目の前と言うのでなく草ぼうぼうにして貸主から断られた。・・当然の事である・・スビバセンでした。

さて今度は庭先である。シイタケを順調に収穫している場所。昨日S夫妻に石楠花を2本抜いて、そのあとを耕してもらった。「ええ土デッセ」と言ってくれた。
「チョット遅いけどな・・」と、言いつつも、明日何か葉っぱ物を植えてもらえそうだ。・・「あんたは何をするん?」・・と、またまた○○の声。

拙者は草を引いたり「しまんねん」・・。
今の市中では及びもつかないが、昔の農家・・田舎ではどの家にも前栽(せんざい)と言う菜園があった物だ。ねぎや菜っ葉をいちいち買いに行くような状況ではないから。・・肥後弁で前栽の事を「しゃえん畑」と言った。しゃえんは菜園の訛りであることは容易に知れる。「菜園畑」とはご念が入って面白い。・・が、そう言った。庭先の小さな畑に限られた言葉である。ちなみに大阪弁で前栽といえば造り込まれた庭の事である。

話は戻る。とんかつ・・分けても「ヒレカツ」は中々ソフトでよろしい。この揚げ油がまた「ラード」である場合が多い。またはテンプラ油にラードを足したり・・。
カロリー的にどうなんだろう?・・考えるまでもないか・・。売り物のコロッケもそうだ。でもたまには食べたいよ・・毒であっても・・。そのヒレ=フィレだけど・・なんだか軽すぎて「♪コンナンダッタカナーー」・・と思う。

味的にはロースだが、犯す罪の余りの大きさに尻込みしてしまう・・拙者なのでアリマス。
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Vol. 305 はなむすび 

2007-11-18 23:08:25 | Weblog
このような紐を結ぶ技術がある。
技術以上の「文化」であったり「芸術」と呼ぶべきものかも知れない。

先だっての「茶壷」の話題のあと、読者からメールが寄せられた。この写真である。
拙者の知る限りでは、Wになった紐をひたすらクネクネと「アッチやったりコッチやったり」しながらからめて行くのである。勿論「きったりはったりつないだり」は論外である。

プロでも無いであろうに、実に良く出来ている。
先の茶壷の「封印」代わりの飾り結びはこのような物で、もっと複雑なものに違いない。一度締める事で折り型を付け、再び結び直す事を不能にした物と思われる。

この手の紐結びはまた、「団子状」にならず「平たく」する事にも難しさと意味があると思うのレス。更に、上下方向に引っ張っても最初のネックでブレーキが掛かり、全体が引きつる事は無いのレス。

話題に対してコメントが来るように、話題に対してこの様な現実が目に出来るのは、とても嬉しい拙者でアリマス。ソレは常々からこの様な物に興味を抱いておられる事の証であろうと思うし、キット心豊かな趣味人であろうと察せられるからです。

「はなむすびですよ」・・「こんなのが出来ました」・・「おいそれ」と出来る物ではない。書物を参考にしたと言う添え書きが事情を教えてくれる。

他国の文化は知らないが、日本の文化は誠に奥深い。音曲茶華道に限らず、着物と言う「古来日本人の衣類」がその最たる物である。ココに書くことはしないが、下着から履物まで「・・でなければナラナイ!」と言う決まり事のかたまりである。
その「縛り」が、美しい物を美しいままに伝えて来られた力になった事でせう。
またそれに連なる文化全てが「まさしく日本」なのである・・と思う今日このごろレス。

物事にこだわることは「癖(へき)」のような物で、拘る人は何にでも何処までもこだわる。そうでない人は何処までもそうでない。そうすると「癖」以上の物で「性格」に依ると言う事になるかもしれない。当の本人は無意識のままに、当然のようにこだわりの中へ首を突っ込む。預金残高の数字にKODAWARU方もおいでだろうが、コレは又拙者にはとんと縁の無いKODAWARIである。

はなむすびならぬ変な話の結びになった。
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