民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol. 304 天高し ものみな高し あきの風 

2007-11-17 21:49:14 | Weblog
ようやくに冬型の様相を呈して来た。
オイルヒーターが活躍しているのは勿論であるが、夜分はかなり冷えるようになってきた。この燃料、うっかりすると寒い最中(さなか)、しかも夜更けに切れる事が多い。日中に確認すれば良い様なものだが中々「転ばぬ先の杖」と言う気の利いた心配は出来ない。

夜中にこんな写真はいかがですか?。読者の多くは「こんな風景」、ドライブにでも出かけない限り見られないでしょうが、拙者の通勤コースの秋レス。天高し・・と言うのはこの雲の事なのでしょうね。

昨日、免許の事を少し書いたが、更新の案内を改めて見たら「5年」と成っていた。46年間免許を持っているが、はじめて「5年」に成った。ソレまで数限りない違反(停止未満)を繰り返してきたと言う事に成る。・・が・・まだ「青色」である。

影響は無かった様だが、「違反の記録」に「ベルト装着義務違反」とあった。この6月21日9:00・・ア!小豆島で・・思い出した。・・走っていると小さなパトが永い間くっついて来て、「止まって下さい!!」「なんレスか?」「ベルト!」・・「罰金無しで3ヶ月で消える」と言うが、記録にはシッカリ残るのやね。

ゴールドにはマダマダ程遠い。・・「エッ!!5年??」・・すると、この次更新するのは70歳??・・「ギョエーーーーッ!!」。

チットは真面目にベルトもしなければいけないと反省。歳の所為でスピード違反は殆どしなくなった。超遠距離の場合は違うが通常の場合は・・である。仕事柄でよく違反切符を切られたのが「駐車違反」。ソレも今は無い。天高くとは関係ないが罰金も高いと思うようになったからだろう。

今日、友人の「寺さん」の会社に呼ばれた。商品の展示会をすると言う事であった。南港である。材木商である。立派な板を貰ってきた。何かを作ろうというコンタンである。・・ソレは又のお楽しみ。道中、コンテナヤードやら、やたらに大きな敷地の会社が続く。彼の会社も立派な会社だ。

阪神高速を行く。はじめての道を可也のスピードで車が「流れる」。分岐路で慌てる。「アー怖ぁ~~!!」状態である。「東洋一」と言われる橋を渡る。可也の距離である。・・「遠かったって話でっか?」と天の声。
「チャウチャウ、チャイマンネン」・・東大阪から森之宮まで1区間700円。僅か3分か5分の距離である。それに比べると今日のコース、マダマダ走ってもイッペン乗ったら700円なので・・コレなら許せるナ・・と思ったのレス。

どっちもどっちだが、問題はいま変ろうとしている料金体系である。変ればキット「高くなった・・」と思う人の方が多いと思う。昨日は食料/資源問題で今日も社会問題である。今度選挙が終わったら「消費税問題」になるのです。

「ハイ、お買い上げありがとう御座います。商品代100万円と消費税が20万円でゴザイマス」・・成りますよ、もうすぐ。・・買うなら今のうち・・と言うものでもlないし・・。公平なようで不公平なのが消費税なのレス。
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Vol. 303 ボジョレー ヌーボー 賜る

2007-11-16 21:17:02 | Weblog
ひところはコレを手に入れるのは大変だった。予約をして・・お一人様2本限り・・とか。
昨今のフランスのワイン事情は別な意味で大変だそうだ。他国の新しい産地からの安価なワインに押されて・・。時代の流れでしょう・・胡坐をかいて左団扇と言うのもいつまでもは続かない。

胡坐をかくと言えば、色んな所でふざけた商いをしているヤカラが摘発されている・・エゲツナイね。何処の何を信用すれば良いのか解らなくなる。・・拙者においては虚礼を尽くさねばならん人も少なく、とんでもない物を送って大恥を掻く事も確率として少ない。数少ない「節季のご挨拶」には、極くかるくて使い勝手の良い物にしているので先ず対価に不公平は起こり得ない。

むかしむかし、その昔。お稽古教室を始めた頃、玄関にビールの大ビンを山と積まれた事があった。今ならともかく、その頃はまだ「呑めなかった」・・のだ。
そこで、「これからは軽くて嵩の低いものが良いよ」という事になったのレス。

ところでこの「新酒」中々いける。若いだけになにやら香りもさわやかで、矢張り普段呑んでいるワインとはいささか違う。・・拙者酸味のあるワインに弱く、必然的に「重たい」ものになってしまう。そこで、何となくボルドーワインになってしまうのレス。・・美味いワインがのみたいなーーと思うが思うには任せない。結構高くつくのレス。

しみったれで言うのではないが(実は言うのだが)、お酒一升2500円としてもマー三日は保たせたいよね。二日しか保たない人はそんな高い酒は呑まん。コレもしみったれた話ではなく、酒の強い人は二級酒(昔で言う)の方が美味しいのだ。なぜならサッパリしているから。間口の広い話なのでアチコチへ飛んでいけない。

ワインに戻る。・・一本1250円・・と安めに見積もっても、コレを「二日保たせろ」と言われるとチョと辛い。「置いといたら味変わる・・」などと勝手な事を言いながら底が上になる。・・外で呑むことに比べれば何でも無いだろうが、晩酌と言うもの、そうもいかないのだ。

「呑めない人」・・羨ましい。相当大きな蔵が建つことだろう。タバコ一日4箱をやめたのは10数年前だけど、未だにその所為で豊かになった実感は無い。
先ほどまで、スグレモノのMDのレコーダーで曲間の区切りをつける作業をしていた。当事者で無いと解らない能力に感心していた。その中に・・。

「鹿児島小原節」・・があった。四国九州・・酒の強いことでは横綱格だろうが、こんなのがあって面白かった。
「♪焼酎千杯(せんべー)呑め 大釜で沸かせ 下戸の建てたる オハラハー 蔵は無い・・ハ、ヨイヨイヨイヤサット!」・・のん兵衛の言いぐさ、豪気なものである。

さー読者諸君も一緒に唄いましょう・・「花は霧島 タバコは国分」・・と同じメロディーです。ハイ!!。
・・上手く唄えましたか?。酒もおどりも乗ってくると今度はこんなおはやし・・唄ではアリマセン、囃し立てるのレス。「ちんちん茶釜の 蓋取る間もない おもーたニセドンの 袖引く間もない・・ハ、ヨイヨイヨイヤサット!」

「♪歌は良いもの 仕事も弾む 話しゃ悪いもの その手が止まる」・・津軽甚句より・・民謡はそんな楽しい歌詞にドップリ浸かれますよ。サーイッパイ呑んであとは唄や!・・「♪唄え唄えと わしばり責める わしが居ないなら だれ唄う」
・・北海道、道南盆唄より。

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Vol. 302 クローン・・問題

2007-11-16 00:34:44 | Weblog
寝ぼけマナコの写真・・免許の更新が近いので・・大型電気店の前にあったBOXでパチり!。使用目的を指示通りに、手順どおりにやると・・コレが出てきた。葬式の写真にはもっとマシな写真を・・と思う。急遽の「間に合わせ」だ。それでも3年間はお付き合いする顔だ。

コレが「クローン」と呼ばれるものだったら怖いね。コレが「松井秀樹」の9人のクローンだったら・・チーム全員が同じ顔で同じ優れた能力であったら・・どうなるのかな?戦績は・・。相手チームは同じ9人のクローン「イチロー」だったりして・・。結局は1対1の能力の対決になるのだろうか?。・・そうなるね・・。

9人も居なくても、もう一人のおんなじ自分が居たらどう思います?。気色悪いだろうね。同じ考えを持つかどうかは知らないが「見透かされている」以上のものだろうね。結局は一人の自分が頭の中で「自問自答」しているのと同じ・・と言うことになる・・ね。

牛馬ならね、同じパワーまたは同じ味・・と言うことで済むかも知れないが、人間に関しては・・どうかね?。今夜は妙な話になって来たが、現実に起こり得るコトかも知れないのだ。・・神を恐れぬ学者が居る事も・・事実だ。

このクローン、生まれたときは同じでも、その後の環境によっては変化して行くのだろうね・・育って行く訳だから。そうなれば先の「自問自答」と言うパターンからは外れる。・・当然だ。ソレが俗に言う「氏より育ち」かな?。環境の良い方にいたクローンが優秀になる・・筈だ。

しばしば話題にする教育と教養の問題はこういう事なのかも知れない。教育は大小の差こそあれ一定期間だ。教養を培うのはやろうと思えば一生できる。そうなるとクローンも姿形が同じと言うだけなら問題は多くないと言う事か?・・そうではないね・・キット。人工で作るのがイケナイのだ。拙者は絶対反対派レス・・ねんのため。

50年後の世界・・と言うドキュメントが放映されDVDに収めたが、ゆっくり見てない・・TVのお正月番組に飽きた頃に見ようかと思っている。チョイ見た限りでも、もう「情緒や趣きや」と言うものは何処にも残っていない。・・製作の意図が他を向いている所為もあるが・・でもキットそんな世界になるのでせう。

50年後は拙者にとって、水が無くても空気が無くても関係ないが、読者の場合は大きく違う・・筈だ。今生まれた孫が50歳になってひ孫が22歳。ひょっとして玄孫(やしゃご)が居るかもしれない。今のガソリンより高い水を買いに・・、外出はボンベを背負ってガスマスク。食べ物はカプセル入り。シャワーは真空脱垢・・そんな映像は無いが、そうなるかも。日本の地図は3分の2程に小さくなって・・。笑い事ではない。

昔な、おばあちゃんが若い頃「三味線チュウもんがあってな」・・そう言うべき当のおばあちゃんも「三味線」を知らない事になるね・・今生まれた孫だから・・。
読者の皆さん・・だから今の孫達に何か「古い日本」を教えておかねばならんのですよ。取り敢えずあなたが先ず三味線のお稽古をして・・ソレからレス。
その気に??なりませんか??ソウレスか・・残念レス。


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Vol. 301 お赤飯 あかまんま

2007-11-14 21:26:43 | Weblog
お赤飯である。
ブログ300号のお祝いではない。
近頃、サイもこう言う物を作るようになった。・・勿論、歳に不足は無いが。

拙者も、もち米は大好き人間である。お餅つきで、蒸しあがったもち米をつまんで食べた事のある人は多いと思う。・・実に美味い。ほかに中華蒸し・・なども。
この「もち米」で驚いた事が最近あった。

「もう新米の餅米取れたやろうから、これから赤飯も美味しいね・・」とある村の婦人に・・。
「もち米は、一年寝かせてから使うんやで・・」
「?????そうなん?????レスか?」
知らぬ事とは言え、ホンマなら知ってた方が良い知識かも知れない。
拙者的には、チョット柔らかめの方が良いのだけれど・・。

小豆はそんな事は無かろうと、道端で土日にお野菜を売っているおばチャンに「今年のデッカ?」と念を押して買った。下音羽と言う地区である。そのおばちゃんは・・と言っても拙者より若いはずだが・・拙者の事を良く知っていた。拙者は知らない人だが、少し話をしたら旧知の人につながって行った。「民謡はええな、習いたいわ・・」と、世辞かも知れないが嬉しい事を言ってくれた。

我が家で真に意味のある「お赤飯」を炊くのはこれからあと何回るだろうか。まもなくサイの「還暦」・・自分で作ってもらわないと仕方ないが。次には拙者の「古希」マダマダ先やな。誕生日毎にでも作らない限り、我が家にはもう名目が無い。

さてその300号。例によって記念にCDに入れる。記録のバックアップの心算は無いが、結果的にはそうとも言える。200号ぐらいでCDにコピーしたが、その時の驚きが又、拙者を感動させた。感動と言うのは適切でないな・・。
コレだけの文章を、クリックして1、2、3、と数える間に終了する。

「・・あとで使えるように・・します」と言うメッセージが出てからは、それでも1分くらいだ。CDの許容量から見ると、このVol.300全頁で1メガそこそこ。数値で行くとナルホドである・・例えばチョットした写真なら一枚で1メガは軽い。

疑り深いというか不安と言うか、別のPCで試してみる・・「入ってる入ってる!!」・・そこでホッとする拙者なのレス。かくして又400号・・いやその前の「1周年」を目指してコトコトとキーボードを叩く拙者でアリマス。

幼児語が方言かでアカマンマとも言う。アカマンマは犬蓼(いぬたで)の別称である。
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Vol. 300 つれづれに300号・・いみじくも

2007-11-13 21:07:07 | Weblog
いみじくも300号である。
いみじくも・・は、拙者的には「よくこそ」と解釈している。
また、3度目の小さな節目である。
初手に書くべきことだったが今になった。迂闊を反省する。

落ち葉もいろいろで美しいが、拙宅のアプローチ通路にこんなきれいな紅葉が落ちていた。真っ白い画用紙の上で写したが、辺りをも紅に染めるようで面白い。
拙者のたそがれ状態にはにはやや不似合いだが、もみじした葉は「枯れていない老い」・・であろうと納得する。・・妙な事に励まされる拙者なのレス。

神様・仏様・稲尾さま・・と言われた鉄人が亡くなった。七十歳との事。・・チョット待ってよ・・拙者あと五年しかないじゃない!!。あともうチョットの人生なのに心貧しく生きたくないな・・と思うが何事も思うには任せない。

つれづれなるままのブログでは決して無いが、自分の退路の道標に、または逃げ道の口実につけた「タイトル」であるには違いない。
さてその、「徒然草」である。

「つれづれなるままに、日暮し
硯に向いて 心にうつりゆくよしなし事を そこはかとなく書きつれば
あやうしこそ ものぐるほしけれ」

「暇をもてあましているままに 一日中筆を執って 硯に向って
心に浮かんで来る とりとめのない事を 何となく書き綴ると 
怪しく もの狂おしい」

吉田兼好と言う人が、およそ700年も前に書いた「随筆」である・・と言うことだ。・・例によって深くは知らない。
つれづれ・・徒然・・とぜん・・と読む・・肥後弁。
「とぜんなかーー」=「さびしいーー」・・と使う。
「身をやつす もみじ日暮れて とぜんなさ」・・如水・・とでも言おうか。

徒然・・は、秋から冬が似合うようだ。現象は通年同じであろうが、春うららの日和には、余りしっくり来ないようだ。・・そんな気がする。・・いまがつれづれなるままに・・何かする絶好機なのだ。・・三味線も、汗をかく頃より多く手にする。・・「秋ふかし・・」は正に見事な俳句である事を再認識する。

季節の移ろいに変化が起きているのは既に数年前からだ。去年は全山のクヌギがお正月まで色づかなかった。拙宅から東へ下ると茨木。下る途中やや南へ下ると「箕面」に出る。その道中の一部が「国定公園」になっている。この季節であれば「もみじ狩り」の観光客が引きも切らないところであるが、未だに色をなさない。
本来なら、ソレは見事な錦の風景を楽しめる所なのレス。

小豆島のもみじの名所「寒霞渓」においても然り。数年前に友人を案内した時も残念な思いであったことが思い出された。
古い歳時記を書き直す時代に突入したのかな・・と思う「心 とぜんナカ」秋の宵である。
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Vol. 299 付録 天然シメジ

2007-11-12 21:14:52 | Weblog
話題の天然シメジで~~ス。勿体無いけどタイミングで半分以上は採取不能です。来年出るかどうか・・可也原木が傷んできている。・・この写真は同じ原木の数年前のものです。
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Vol. 299 つる草・・名も知らず

2007-11-12 20:04:00 | Weblog
写真の日付は10月31日となっていた。前回小豆島行った時のものだ。
割り込み、追い越し記事が多く、時にタイミングをはずして没になる写真も多い。

何と言うつる草か知らないが、面白い形で実を結んでいる。ご存知の方があればお教えいただきたい。
ようやく今日辺りから風が冷たくなってきた。可也の強風が木の葉を散らす。冷たい雨も降っていた。強風に街行く人の傘が「ナバ傘」になっていた。
「ナンジャソリャ?」・・「強風で傘がそっくり返って・・」

肥後弁でキノコの事を「ナバ」と言うのレス。松茸の事は流石に「ナバ」とは聞かなかったが、キノコ狩り・・と言う意味なら総称して「ナバ取りに・・」で良いと思う。熟語として懐かしいのは、「きくらげ」=「木クラゲ」の類を「耳ナバ」と言った。懐かしい美しい響きだ。

我が家でもこの時季は落ち葉と格闘している・・サイが・・であるが。拙者はこの数十年来、落ち葉掃きをしたことが無い。「どうせマダマダ落ちるからもっと先にしたら?」と言うが「濡れ落ち葉になると大変・・」「???チョイ耳が痛いな」
ソレはそうである。まめに掃くのが良いが玄関前から府道までは2~30mはある。大変な労力だ。

「落ち葉焚き」等と言えば風流であるが、温暖化につながる・・と言われると、「ごもっともです・・」。また、持病の気管支炎にも煙は良くない。この時期田んぼのアチコチで刈り取った草を焚いている。谷間にたなびく薄青い煙は誠に風流であるが、喉を刺し咳き込む。拙者にとっては小さな公害である。

このつる草の実が赤くなるとは思わないが、小鳥が喜んで食べるなら良いね。
我が家の裏の朽木には今年も沢山のシメジが出来た。ズット以前に紹介したかも。シメジと教わったが、軸があんなに丈夫でない。触るとハラハラと崩れる。そーーっとザルにとって、・・すぐに食べないと色が変わる。「明日獲ろう」と思うと間に合わないのだ。傘の裏から変色していく。タイミングが非常に難しく、そのためこの味に出会える人は拙者意外は皆無に近い。

味と食感は絶妙で、今年は2度ばかりクリームシチューになった。思わず「スタンディングオベーション」状態になった。季節風の「ナバ傘」から思わぬところに話しが飛んだ。・・案外計画通りだったりして・・。

「一夜さに 嵐来たりて築きたる この砂山は なんの墓ぞも」
寒い夜は物悲しさも一入である。
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Vol. 298 ニューフェイス登場! MD→MD

2007-11-11 22:34:03 | Weblog
いたずらコメントが時々ある。今日の例で言えば、19:20の書き込みだった。拙者が開いたのは21:40であるからほぼ2時間あまりで消したのだが、その僅かな間にも読まれた方があるかも知れない。・・過去にもあったが短時間で消せるとは限らなかった。

拙ブログの読者には不快な思いをされた方も多いと思う。
顔が見えないとは言え、ハッカーと言いウイルス作成者と言い、本人が罪悪感を持たない限りとどめようが無いのも、電子通信機能または社会の垢であろう。
事の大小はともかく、ブログのいたずら書き込みは下劣と言う他に表現の仕様もないが、世の中には「自分をおとしめている」事を嫌悪しない人も居る。・・のだ・・ね。・・案外、若者と限らない場合も有るかもしれない。

さて、デジタルおじさんの今日の買い物は「MD→MD」コンポである。
ズット欲しかったが、案外探す努力をしない拙者は不便をかこっていた。友人に聞いて「そっか、あるのか・・」とそれから電気屋に出かける。「取り寄せになります」と紋切り型の返事で1週間は待ったろうか。これで「オニカナ」である。??「鬼に金棒」・・。

聞いて面白い話かどうかは判らないが、とりあえず高機能である。
カセットテープの整理をした・・ゴマンとある・・と言うけど、ホントに仰山ある。ダンボール数個分がホンの小さな引き出しに収まる。すると今度はお弟子のためにコピーをすると言う事態が起こる。盛んにMDを勧めるが、まだ大方はテープ派だ。・・蓄積したものがあるからね。

自分のために、寄せたり集めたり、色んな編集が出来るのが良い。音声が数字で出る訳ではないが、誠に管理しやすい仕組みになっている。次はビデオテープだ。コレも随分ある。編集するには「編集機」でやるが、ダビングなら「VT→DVD」は寝てる間に出来る。コレがまたミナサン、ご存知の通り凄い嵩(かさ)減らしになるのレス。編集の容易さはアナログの比ではない。
ソレと、古いテープはVTに限らずカセットテープでも使い物にならなくなっていたものも多かった。デジタルはその点、無茶をしなければ永久である、と聞いた。

誰に残すではないが、処分を考えると大いに楽であろうと思った。
電気屋・・大型店舗・・あれって、知らなかったけど値切れるんやね。・・コレはコレで競争の産物なんや・・。拙者は、出来る限り一人の人を決めて買う。・・ソレはそれで当たり前かもしれないが、その人が居なくても、名前を出すと効果がある。

何につけても「気の聞いた顔」の人が良い。このコンポ・・¥36800で出ていた。いかにも「勉強してマッセ」と言う値札だ。そこらに居た人に「幾らにナリマンネン?」・・「¥34600までなら・・」・・そこで「ご指名」「少々お待ち下さい」・・「毎度オオキニ」・・「なんぼになる?」・・「¥29800で・・ポイントなしでっけど・・」・・「OK」・・と言うわけだ。随分損をしていたな・・昔は。この値切りは昨年ぐらいからだ。値切りと言うと品性を問われそうだから・・交渉・・だな。

かくして又、デジタルおじさんの秋の夜は更けてゆくのレス。・・恩恵にあずかる人も、また多く生まれるのレス。

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Vol. 297 餃子 ギョウザ ぎょうさん

2007-11-10 20:02:33 | Weblog
海の向こうの住人が東京へ行って、ラーメン屋の記事。
こっちも負けずに「ギョウザ」・・。

近場では一軒だけ「らーめん」の美味しい店・・拙者のお気に入りと言うだけ・・の店が箕面にあったが、廃業した。その後、大したラーメン屋にも廻り合わない。
らーめん行脚をしている訳ではないので「廻り合わない」は不適当かもしれない。

この、ギョウザと言う代物・・コレが又、ナカナカ美味いのがない。ココは近場でのお気に入りだが、大将が喉頭癌を患ったらしく、お店は休んだり休んだり状態である。ゴッテリしたのでなくサッパリしている。・・ただ、焼き方に注意してくれると良いのだが、丁寧でないので焼きあがりにムラがある。・・担当は大将の息子だ。

「そうヤイヤイ言いなって!」と、天の声。「たかがギョウザではないか」・・。
僅かなご馳走だが、美味いに越した事はない。今夜ココに大盛りで登場させたのは、夜中にブログをご覧なる読者の腹の虫を騒がせようと言う「コンタン」である。・・「グーグー!!」

売り切れたのか、一度や二度は冷凍にしたものが供された。アレはイカン。しまった!と思っても後の祭り・・残す事になる。
「そんなに違いますか?」と、大将の息子が言う。「チャウチャウ、チャウで」と拙者。・・ソレは違いまっせ・・兄ちゃん。

ア、ちなみにコレは拙者の一人前。他所では二列(二人前)ぐらいだが、ココのは細くて小ぶりなのレス。・・パックンパックン。
家庭ではアンナ焼き方出来ないね。四角いギョウザなべに、並べてオイルをタラーーーッ!。スープをジャバーーッ。・・皮が柔らかく美味しく焼ける道理だ。

かつて、ひどく美味いギョウザを食べた事もある。何処だったかいつだったかは忘れた。忘却の彼方、昔の話だ。ココはスープで蒸すのまでは良いが、出来ればうすく片栗粉を溶いたスープだと、いっそう良い。焼き上がりにカリッとした「バリ」が出来るのだ。ソレはソレは香ばしくて美味しい焼き上がりになる。・・でも時々「真っ黒け」になって出てくる位の店だから・・点点点・・である。

「らーめん」と「そば」では方向が大きく違う。「そば」なら、近場でも1~2件は「納得」の店がある。コレは「そば行脚」と言っても差支えがない。ニュースやうわさで飛んでいく。近場とは車で30分以内が目安。そばの美味いのは「奈良」・・チョット遠い。

誰か教えて!・・うなぎや・・。マーーろくな店は無いね。和歌山だったかへ言った時かな?よく覚えていないがソコソコのお店があった。・・もうかれこれ半年は口に入ってないよ・・。食いもんの話になるとフルスロットル(エンジン全開)状態になるが、毎日ではないので、タマになら、折角なら美味しいものをと・・。
思う拙者なのレス。
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Vol. 296 おろし金 おろし??

2007-11-09 21:22:42 | Weblog
銅版で出来ているのはいかにも「おろし金」・・では陶器のは??。
「八ッツァンや、何て馬鹿なことを聞くのじゃ・・ソレはおろしザラザラ・・と言うもんじゃ」・・「何デンネン・・それ」・・「ザラッとした皿・・つまりザラ皿じゃよ」「???」

アチラの国にもチーズおろしがある。おろし・・コレはコレで無いと用を足さない。・・すり鉢では駄目だし、みじん切りでも用の役に立たない。
「とうとうブログネタに詰まったか??」・・と天の声・・「ナカナカ・・」と拙者。

おろしの道具で面白いものはワサビおろし。・・鮫の皮で出来ている。拙者も持っているはずが、今日、目に付かなかった。どっかの隅っこにはまり込んでいるのだらう。・・ワサビに限るが全くのスグレモノだ・・きめ細かにおろす事が出来る。
誰が考えたのか、今なら「特許ものだぜ!」・・でもないか・・。

鮫肌と言うが誠にもって言い得て妙である。鮫は肉も多いがあまり食用には向かないようだ・・が・・島根県出身の知り合い・・シイラの話で既出・・は、「食べるよ」・・・と言ってた。「そうレスか?」・・キレイな身だがアンモニア臭がするらしい。かの地では「ワニ」と言う。「延縄でぶりを釣ったら、バックリとワニに食いちぎられた・・」・・彼は元漁師であったが知り合った頃は漬物屋さんだった。

鮫/鱶(ふか)の区別は知らないが、アノ高級珍味「ふかひれ」は、これらがもたらす産物である。・・「どうしても食い気に走るのう・・」と、天の声。「ヘイヘイ」
鮫の皮の話でした。他には日本刀の柄(つか)の滑り止め・・又は鞘(さや)そのものに張りつける。・・昔の人は誠に上手に素材を使ったのだな。

コレも寄り道だ。おろし金の話。
安いものでは、アルミのがあったな・・。土生姜をおろす。上手くやらないとヒゲだらけになる。・・くるくると円をえがくようにすると細かくおりる。プラスティックのもある。陶器も・・歯が鈍いと汁ばかりになる。その上力が要る。

写真の代物は「有次=ありつぐ」作、である。知る人ぞ知る、知らんものは知らん刃物の鍛冶である。苗字は、いま出てこない。「切れない包丁は息が切れる」・・何でも切れれば良いと言う物ではない。・・おろし金もそうだ。コレでおろすとウソのようにおりる。・・ある時この歯に指が引っかかった・・スパッと切れて「まるで小さな刃物がならんで居る」・・のかと思った。キレイにおりる筈である。切れないものはこすり倒して、結果汁ばかりになるのレス。

「切れへんようになったら打ち直し出来ます・・」と言う。「???」「目を一旦全部つぶして、新たに歯を(刃ではアリマセン)起すのドス」・・京都の老舗なのレス。「3回は出来ますドス」・・と言うから一生ものだと言う事だ。詰まるところは「プロ仕様」と言うことか・・。これからダイコオロシが美味い季節だ。
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Vol. 295 立冬 冬立つ

2007-11-09 00:28:56 | Weblog
立冬と言えば「ピシッ」とした、冷たい風が頬を叩いたものだった。
今日、立冬と言うのになんと言う暖かさ。

やたらにクモの巣が目立った季節も終わり、自然は一様に冬の仕度に入る。
スズメバチの巣である。でかいよ!!。もっと大きいものは幾らもあるだろうが、数年前、我が家の軒先にぶら下がっていた物だ。
今は亡き、近所のおじいちゃんに取って貰った。拙者にはどうしようもない物だった。

恐ろしいよ!、スズメバチの大群は。何十匹も、ホントに「ブオンブオン!」と言う表現が当てはまる勢いで飛び回る。刺され所が悪かったら死に至ると言う。「わしは蜂に刺されても何ともオマヘンネン」・・と言うのが老人の口癖だった。事実、ネットもかぶらず、手袋も無しでコレを切り取ったのだ。ご承知のように茎一本でシッカリぶら下がっているのを、長い包丁で・・。取れるとなれば「壊さんと取って・・」と、勝手な事を言う・・拙者だ。

普通は、先ず煙攻め。灯油に浸した布切れを棒の先に巻き付け振り回す。炎もあるから当たった蜂は羽だけ燃えてボトリと落ちる。もっと効果的な発煙装置があるのだろうけど、コチラは田舎流だ。
この巣は切り取ったが、別のもう一回は軒板の割れ目から入り込んで中で巣を造った。外からは見えないのだ。「ダッタラ放って置けよ」・・と天の声。

そうはいかないのレス。ブオンブオン飛び回って危なくてしかたがない。そこで近くの窓から「殺虫剤」のスプレー。・・風の具合で上手く届かない。
そうだ!ガスバーナーだ!!。カセットガスボンベのバーナーでバオーーッ!と炎を送る。拙者をめがけて「コノヤローー!」と言う顔をして蜂が来る。バオーーッと炎を向けるとボトボト落ちる。

やったぜ!・・罪もない蜂だが、もっと他で営巣してくれたら、こんな殺生をしなくて済んだのに・・と自分に言い訳をする。?????煙が・・軒板からうっすらと煙が・・ワオーーッ!!一大事。バケツに水を汲んで、杓で必死に掛ける。
脂汗が・・怖かった・・ホントにゾッとした。アレで家が焼けていたらどうなる事か。

山道を歩いていて蜂に襲われた・・と言うニュースも時々聞く。頭を狙って来るらしい・・ね。
一説には「熊」が蜂の巣をよく狙うらしい。蜂の子が格好の蛋白源なのかも知れな
い。・・そこで黒いものが「敵」であると確信して襲うのだ・・と。だから蜂退治の仕事人は大抵白尽くめだ。ウソかホントかは知らない。熊の居そうにない地域でも人は襲われる。・・が又、熊と言うものも大抵の所には居るものらしい。

「昆虫食」の習慣も古い日本には当然あったようだ。イナゴ位しか思いつかないが、あれは「おかえび」だって。「蜂の子」はご馳走だったそうだ。2年ほど前に亡くなった友人(岡山県人)が「子供の頃は良く食べた、ほんまに美味しいンやで」と言っていた。テレビでもやってたな・・ついこの前・・炊き込みご飯だった。・・拙者はと言えば・・「どうかゴカンベン下さい」・・の方だ。

「食え!」と言われたら、天の声にでも逆らう・・だろう。
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Vol. 294 めしわん めし茶碗

2007-11-07 20:43:33 | Weblog
めし茶碗・・と言うよね・・フツウ・・。
茶碗はお茶を呑む容器です・・陶器屋風に言うと・・正確には食器屋かも・・。

普段何気なく使っている言葉だから、取り立てて「ワーワー」言うものではアリマセンが。・・ブログ風に書くとこうなるのレス。
日本語と言うもの、語彙(ごい)が豊かで面白い。非常に面白い。動物の数え方でも、ホントに色々あるのです。例えばウサギは??と数える。

今夜の話題は「陶器」である。正確には「陶磁器」と言った方が幅が広がる。そして写真のものは「磁器」である。
左の「網目」のめし碗・・コレが又同じ「ワン」でも、木へんの「椀」は「木地」からなる塗等の「おわん」の事であるからややこしい。

大(おお)気に入りで、震災にも割れず数十年使ってきたが、9月21日に割れた。・・「なんで覚えてんねん」・・と天の声。写真に取った日付なのレス。「割れたのに?」・・「そうなんレス」・・食事中に手を滑らせてテーブルのガラス天板に「バチッ!」・・見事にひびが入ったが飛び散らない。・・ココが粘りのある良い磁器の特徴でもあるのレス。・・悲しいかな、もう使えない。
代わって登場したのが、龍の絵柄のめし碗です。コレも食器屋時代の名残で、やっと日の目を見ることになった「シワワセモノ」なのレス。

さて、動物の数え方から持って回って「何が言いたいネン!」・・。
茶碗は1個2個でも構わないが正式には一客二客。そして呼び名が特別にあるのレス。
拙者の写真のものを、大きいから「大平=おおひら」・・対で小振りな物があれば「中平」・・更に小さい子供用となれば「小平」と呼ぶのレス。・・「ハイ勉強になりましたか?」

ご多聞に漏れず、上絵師も世代交代である。こんなキレイな網目模様がもう手に入らない。手描きなのです。美しいのレス。技術的にはどんな薄い食磁器も作れるが、風合いとなると話は別。安いものなら「転写」と言って、印刷してあるものが多いのレス。・・拘るも拘らないも、どちらでも構わないのレス。

今夜もご飯が美味しかった・・今まさに新米だからね。
明日は最早や立冬と言う。我が家ではオイルヒーターが働き始めたが、平地ではまだまだ冬の季節は感じられないだろう。冬は寒くないとアチコチで暖冬弊害が起き始めている。

小豆島の隣人から電話があった。・・狩野さん帰ってから、鯵がよう釣れてナ・・。「そうやろそうやろ」・・とふてくされる。
「今度はいつですか?」と問われるが、まだ予定が立たない。
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Vol. 293 おかあわび

2007-11-06 21:00:14 | Weblog
このところアクセス数がめっきり減っている。
ピーク時の70%ぐらいか。・・飽きられたかな?。
少しマニアックな記事と、天狗チックな?記事が多いのかもしれない。
しかし例によって、「ままよ」である。・・シッカリ読んでくれている方もマダマダ多い。

ものが日記だから、本質から言うともっと自分本意のシビアな言葉もあって然るべき所だが、コレでも八方に気を配って書いている心算である・・一応・・ね。
八方と言うとコレだな・・得意の八方出汁(だし)。

普茶(ふちゃ)料理とか精進料理とかあって、いわゆる日本流の「菜食主義」みたいなものか、・・仏道から来た物であるから長い歴史を持つ。
西洋の「菜食主義者」は、日本の精進料理の比ではない事を知っている。獣肉のスープ=お出汁=もNGなのだ。・・しかも自分個人で決める自分の為の戒律なのだ。もちろん誰に強制されるものでもない。

はじめて正式な精進料理を頂いたのは、飛騨高山の「天皇様も召し上がられた」・・「皇太子様」だったかな?と言うさる高級料亭であった。勿論興味からである。
よく出来ていたのは「うなぎの蒲焼」だった。湯葉をドウとかコウとかして、皮目には海苔を使って。・・見るからに「蒲焼」であった・・が・・味も「蒲焼」であった・・と言う事は???タレに秘密がありそうだ。

その次にちゃんと頂いたのは、高槻にあるナンチャラ寺、ここで普茶料理と言う言葉を知った。もう10年以上も前の事か。

落語にも出てくるが、酒は「般若湯」・・アレは/これは・・と適当にお肉なども召し上がっているようだ。・・「ソラそうじゃ!たんぱく質も摂らねば・・」・・と天の声。菜食主義と言うより、修行中の禁欲食と言う意味が強いとも聴いた。

話はたいそうになったが、写真の「おかあわび」である。
見てのとおりシイタケだが、実に食感が良い。・・肉厚の原木シイタケであるが、「足」をチャントとって、精進料理に紛れ込ませたい一品である。シイタケと言うもの、実に美味しい食材であるに加えて、絶妙の八方出汁で・・。コリコリとまるであわびをかむ食感と味。

絶対条件は炒めすぎないこと・・キノコの生焼けは怖いそうです・・気をつけて。
拙者の料理には「青山椒」がよく登場する。春に小さな髭枝も取って、ナマのまま冷凍するのレス。水気がなければサラサラのまま1~2年は大丈夫。
最初にごま油でシッカリ火を入れるのも肝心なことかな?。・・是非一度おためしあれ。
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Vol. 292 ほととぎす 不如帰 思帰鳥

2007-11-05 21:09:31 | Weblog
この花、ほととぎす?
間違っていたらすぐに教えてください。お詫びして訂正します。

漢字の当て字であるが、「不如帰」・・解りそうで解らない字・・かえらザルが如し・・かえらぬもの・・帰れないもの・・ではない。
ある文章の出展が知りたくて、YAHOOしたりGOOGLEしたりで見つかったのが「思帰鳥」・・しきちょう・・この方は前例と違い、帰りたい・・と言う方向かと思われる。・・まるで反対だが、今まで見たことのない当て字でコチラの方が拙者的には好ましい・・様に思う。

アノ、俗に「テッペンカケタカ」と言われる鳴き声も、何度聴いても合点が行かない。
ニワトリの鳴き声が「コッカドウドルドウ」・・と言われるのと同じぐらい納得できない。この花も我が家に無いが、どこかで見たような気がする・・テレビかな?。

ある文章とはこうである。
「♪ほととぎす 夜啼く声は有明の 海よりほかに 知る人ぞなし」
形的には、短歌の三十一文字(みそひともじ)である。
古今和歌集と言うほどの時代ではない。・・知っている方があれば速報下さいね・・くれぐれも。

昔に聞いて覚えたまま、その歌の環境をいまだ知らない。解釈から行くと、地位のある武将が、遠く九州に流されたか左遷されたかで自らが泣いているのをホトトギスに托して居るのではないか。
ホトトギスが夜啼く・・と言うのを知っているのは有明の海だけだ・・。と言うのではあまりに面白くない・・レスよね。

コレであれば、紛れもなく「思帰鳥」の方である・・だろうと、勝手に思うのレス。・・で、なんで印象深かったのか・・と言うと・・。
こんな拙者でも、若い頃は時に淋しい思いもしたのです。
天涯孤独とまでは言わないが、一人大阪に出てきた限りでは、見渡す周囲はみな他人ばかりである。そんな時「浪速の灯より 知る人ぞなし」・・とか何とか・・思ったのレス・・キット。

サイは得たが、子供に恵まれず、結局いつまで経っても孤独感は拭えない。・・が、持ち前の「ノーテンキ」で一見楽しげに暮らしている。その実も、普段は格別に気にもせずに暮らしている。・・もう既に父親より22年も長生きしているのだから。

その所為かあらぬか、友達を得たいと言う願望は常に大きい。その事は先日「友と呼べる人」言う記事で書いた。
花を見て、そんな事を思い出した。予報どおり外は雨。花は着物を縫ってくれるお寺さんの庭にあった。



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Vol. 291 又しても・・しがらみ・・である

2007-11-04 20:43:43 | Weblog
今日は日曜日で、・・拙者的にはサンデー毎日の生活だが・・数日前に造ったこの「しがらみ」をココに据え付けることが出来た。

「しがらみ」に就いての話は既に終わった。
ココに収まった・・と言うだけの写真である。・・ついでに、あまりにガラス窓に近かった巣箱もココへ引っ越した。

果たしてこんなややこしい巣箱に入る、慌てもんの鳥がいるかどうかは解らないが、以前の場所よりは幾らか良いかも知れない。写ってる手前のガラス戸がサンルームで、玄関は「その手前を左折」である。写真奥が離れ。

このしがらみの辺りから「のり」が下がっており、丁度けじめに良かった・・と自賛している。巣箱が乗っているのは、今夏切り倒した白樺の切り株。・・この高さに切って置いたのにはコレだけの理由があった・・のだ。・・すべて計画通りである。

コレを取り付けようと庭に出ると、すかさずサイが「芙蓉の実生が凄いよ、抜いて!」と言う。見てみると「ナントイウコトデショウ!」もやしのように、びっしりである。こんな事は過去に一度も無かった。「こんなに小さかったら抜かれへん、もうチョット大きいなってからや」・・と言うと「今でも力要るのに」と言う。10センチばかりである。「アホかいな?」と、抜きに掛かると「ナルホド・・」であった。

マー、二人して抜く事数百本。腐葉土の深い花壇であるから、茎と同じくらいの長さで根が育っている。「アー腰いた~~!」を、掛け合いのように言いながら、大方は成敗した。分けても大きいのは去年のものか・・2~3本は植木鉢に移した。拙者の大好きな芙蓉である。誰か欲しい人があれば上げたいと言う魂胆である。

植えた覚えの無い芙蓉が、ところどころで大きくなって既に花を咲かせる大人になっている。拙者的にはスコブル嬉しい。・・が今日の実生の数となれば話しは変ってくる。・・実生で繁殖する・・アレ、なんと言う現象なのレスか?。
そのほかに「つわ蕗」がひどく繁殖している。コレは又別、喜びの極みである・・歓迎である。ソレが「とんでもない」所に「飛んで」居るから面白い。

丁度今、まっ黄色な花を美しく咲かせている。つわ蕗だらけになれば良いと思う。春は「しゃが」だらけ、秋はつわ蕗だらけ・・良いね~~。毎年の事であるが、石楠花が数輪咲いている。・・何もかもがおかしい・・芙蓉も種の保存のために、一斉に発芽させたのだろうか?と、勘ぐりたくなる。・・素直に喜べないのだ。

ついでに庭を見て回る。杉/ひのきの実生がアチコチに・・引っこ抜く・・抜こうと思うが・・手ごわい・・。実生は真っ直ぐに根が下りて居る。植林した杉やヒノキはその時点で根の先が曲がっているから真っ直ぐ根が進まない。植林の山が台風などに弱いのはその所為である・・と聞いた。合点出来る気がする。
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