民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.. 311 鈴鹿の別荘を訪ねる 松坂牛

2007-11-23 23:25:57 | Weblog
是非、Vol.310-Aからお読み下さい。

フィンランドの針葉樹材のログハウスである。ログは丸太・・半割りであるから「半ログ」か・・ショーモナ。
大きな家である。敷地は270坪と聞いた。二区画を買ったのは隣と切迫したくなかったからだと言う。豪快な話だ。外は防水/防腐剤を塗るが、中は隅から隅まで木地なりの板張りだ。薪ストーブ「暖炉」がとてもよく似合う。

居間に拙者の一番お気に入りの絵を飾ってくれている。勿論お買い上げ。絵にも久しぶりの対面となる。オープンデッキが見事に広い。3mばかりの幅で南面と東面を取り巻いている。
この家で、一番素晴らしいと思ったのは床の高さである。地形の若干の傾斜はそのままに、高い所で1m80㎝はあろうか。・・森の中の家は湿気が大敵。コレは「チョベリグ=超ベリーグッド」なのだ。

その床下にも拙者の手が入っているのだ・・実は。
「この床下勿体無いね~」・・「どうしたら良い?」・・「物入れにしようよ」・・「材料は幾らか残ってるよ」

かくして、およそ1時間ばかりで見事な「床下納屋」ができたのレス。入り口の「ドアー」たるや、ソレは見事な出来栄えであった・・が写真に撮るのをうっかりした。
その後、「おっ家内が、いたく気に入ってもっと大きいせー言うんや・・」とご機嫌で、奥のほうへ広げたと言う・・現場を確認してきた。彼に用があると名古屋の奥方に電話をする・・「狩野です」と言うと声がひときわ明るく丁寧な声になる。大工の功徳か・・。

思ったすき焼きではなかったがお肉は美味しかった。去年行った時に「名古屋コーチン」の余りの食いっぷりに驚いたのか「今日は3k買ってあるぞ」と言う。「ソラなんぼなんでも・・」・・缶ビールを2本一気に飲み干し、腹ペコのお腹に肉を満たす。案の定1kの包みが空になると箸が止まる。4人で1kでも可也の量だ。

彼は胃を切り取って未だに大食はしない。酒は別であるが・・。
彼が家に泊まった時の面白いエピソードがあるが、日を改める。
時々外に出ては気分をかえる。「さーカラオケや!」・・「エエ?やるの?」・・「やるやる!」・・帰りの時間が気になる頃であったが、コレも浮世の義理である。一曲ずつにする事にした。

「ナナナナ 何と!!」拙者の「さざんかの宿」が99点をマーク!!。前代未聞、開闢(かいびゃく)以来・・見たこともない点数に一同絶賛!。絶賛は束の間・・何かとイチャモンを付ける。・・極めつけは「今度やってもそーは行かんで!」。

酒はイカン。拙者はお酒を飲むと前後不覚に陥る・・深酒の場合だが。他所では酒は呑まん事にしている。家でならゴロンと成れば済むので多少は呑むが。
一番良いのはビールチョビットと焼酎である。醸造酒と蒸留酒の違いは大きい。蒸留酒であればウイスキーでも焼酎でも泡盛でもブランデーでも狂う事はない。
彼がボチボチ酔っ払ってきた・・急ピッチで、もう5合は進んでいる。

帰ろうと言うことになる。
「しまった!忘れた!!」・・彼がである。コッチは良く覚えていたが言い出せなかった。が、「しまった!!!」はこちらの思いの方が大きい。

「おいコレ、お肉、持って帰れや」・・言った事をすっかり忘れているのである。
途中で電話が掛かって来たが「後の祭り」であった。その時はお腹イッパイであったが、こうしている今、「勿体無かったナーー」・・。
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