銅版で出来ているのはいかにも「おろし金」・・では陶器のは??。
「八ッツァンや、何て馬鹿なことを聞くのじゃ・・ソレはおろしザラザラ・・と言うもんじゃ」・・「何デンネン・・それ」・・「ザラッとした皿・・つまりザラ皿じゃよ」「???」
アチラの国にもチーズおろしがある。おろし・・コレはコレで無いと用を足さない。・・すり鉢では駄目だし、みじん切りでも用の役に立たない。
「とうとうブログネタに詰まったか??」・・と天の声・・「ナカナカ・・」と拙者。
おろしの道具で面白いものはワサビおろし。・・鮫の皮で出来ている。拙者も持っているはずが、今日、目に付かなかった。どっかの隅っこにはまり込んでいるのだらう。・・ワサビに限るが全くのスグレモノだ・・きめ細かにおろす事が出来る。
誰が考えたのか、今なら「特許ものだぜ!」・・でもないか・・。
鮫肌と言うが誠にもって言い得て妙である。鮫は肉も多いがあまり食用には向かないようだ・・が・・島根県出身の知り合い・・シイラの話で既出・・は、「食べるよ」・・・と言ってた。「そうレスか?」・・キレイな身だがアンモニア臭がするらしい。かの地では「ワニ」と言う。「延縄でぶりを釣ったら、バックリとワニに食いちぎられた・・」・・彼は元漁師であったが知り合った頃は漬物屋さんだった。
鮫/鱶(ふか)の区別は知らないが、アノ高級珍味「ふかひれ」は、これらがもたらす産物である。・・「どうしても食い気に走るのう・・」と、天の声。「ヘイヘイ」
鮫の皮の話でした。他には日本刀の柄(つか)の滑り止め・・又は鞘(さや)そのものに張りつける。・・昔の人は誠に上手に素材を使ったのだな。
コレも寄り道だ。おろし金の話。
安いものでは、アルミのがあったな・・。土生姜をおろす。上手くやらないとヒゲだらけになる。・・くるくると円をえがくようにすると細かくおりる。プラスティックのもある。陶器も・・歯が鈍いと汁ばかりになる。その上力が要る。
写真の代物は「有次=ありつぐ」作、である。知る人ぞ知る、知らんものは知らん刃物の鍛冶である。苗字は、いま出てこない。「切れない包丁は息が切れる」・・何でも切れれば良いと言う物ではない。・・おろし金もそうだ。コレでおろすとウソのようにおりる。・・ある時この歯に指が引っかかった・・スパッと切れて「まるで小さな刃物がならんで居る」・・のかと思った。キレイにおりる筈である。切れないものはこすり倒して、結果汁ばかりになるのレス。
「切れへんようになったら打ち直し出来ます・・」と言う。「???」「目を一旦全部つぶして、新たに歯を(刃ではアリマセン)起すのドス」・・京都の老舗なのレス。「3回は出来ますドス」・・と言うから一生ものだと言う事だ。詰まるところは「プロ仕様」と言うことか・・。これからダイコオロシが美味い季節だ。
「八ッツァンや、何て馬鹿なことを聞くのじゃ・・ソレはおろしザラザラ・・と言うもんじゃ」・・「何デンネン・・それ」・・「ザラッとした皿・・つまりザラ皿じゃよ」「???」
アチラの国にもチーズおろしがある。おろし・・コレはコレで無いと用を足さない。・・すり鉢では駄目だし、みじん切りでも用の役に立たない。
「とうとうブログネタに詰まったか??」・・と天の声・・「ナカナカ・・」と拙者。
おろしの道具で面白いものはワサビおろし。・・鮫の皮で出来ている。拙者も持っているはずが、今日、目に付かなかった。どっかの隅っこにはまり込んでいるのだらう。・・ワサビに限るが全くのスグレモノだ・・きめ細かにおろす事が出来る。
誰が考えたのか、今なら「特許ものだぜ!」・・でもないか・・。
鮫肌と言うが誠にもって言い得て妙である。鮫は肉も多いがあまり食用には向かないようだ・・が・・島根県出身の知り合い・・シイラの話で既出・・は、「食べるよ」・・・と言ってた。「そうレスか?」・・キレイな身だがアンモニア臭がするらしい。かの地では「ワニ」と言う。「延縄でぶりを釣ったら、バックリとワニに食いちぎられた・・」・・彼は元漁師であったが知り合った頃は漬物屋さんだった。
鮫/鱶(ふか)の区別は知らないが、アノ高級珍味「ふかひれ」は、これらがもたらす産物である。・・「どうしても食い気に走るのう・・」と、天の声。「ヘイヘイ」
鮫の皮の話でした。他には日本刀の柄(つか)の滑り止め・・又は鞘(さや)そのものに張りつける。・・昔の人は誠に上手に素材を使ったのだな。
コレも寄り道だ。おろし金の話。
安いものでは、アルミのがあったな・・。土生姜をおろす。上手くやらないとヒゲだらけになる。・・くるくると円をえがくようにすると細かくおりる。プラスティックのもある。陶器も・・歯が鈍いと汁ばかりになる。その上力が要る。
写真の代物は「有次=ありつぐ」作、である。知る人ぞ知る、知らんものは知らん刃物の鍛冶である。苗字は、いま出てこない。「切れない包丁は息が切れる」・・何でも切れれば良いと言う物ではない。・・おろし金もそうだ。コレでおろすとウソのようにおりる。・・ある時この歯に指が引っかかった・・スパッと切れて「まるで小さな刃物がならんで居る」・・のかと思った。キレイにおりる筈である。切れないものはこすり倒して、結果汁ばかりになるのレス。
「切れへんようになったら打ち直し出来ます・・」と言う。「???」「目を一旦全部つぶして、新たに歯を(刃ではアリマセン)起すのドス」・・京都の老舗なのレス。「3回は出来ますドス」・・と言うから一生ものだと言う事だ。詰まるところは「プロ仕様」と言うことか・・。これからダイコオロシが美味い季節だ。