粉雪舞い散る「上音羽」へ・・通りすがると言うか・・・。
別荘感覚で暮した40数年・・とても心地よかったが妻の免許返上とその不便さから
「天界」から「地上」駅前へ引っ越した・・もう足掛け3年にもなるか。
泉原付近までは雨・・少し進んだところから・・みぞれ⇒粉雪へと・・・。
その跡地にお世話になった方のお孫さんが新築・・若い人の感覚でそれなりに中々ヨサゲ。
開発&整地した後に気持ちよく新築されると言う事は誠に嬉しい限り・・万々歳でR。
そこを通りすがった本当の理由は・・・
時間を持て余すデイサの無い金曜日・・「そうやそうや!」・・と余野の肉屋「大安」へ。
何年振りかに猪肉を買いに行く事を思いついた。
店主は数年前に脳梗塞かなんかで倒れ今は回復しているとても気の良い男である。
仙人がぼたん鍋の店「十六屋」をお遊び程度に営業したのもここの猪肉に惚れ込んだから。
きょうはタップリ買い込んで・・半分は冷凍にする予定・・写真はその半分量。
鮎を食べに行く店も「冬場には是非ぼたん鍋を」と言うが・・行かない。
他でも一度くらいは食べた経験はあるが・・みな失望させて呉れる。
ので・・他所では・・絶対食べない。
ぼたん鍋の単価は比較的高い・・お肉そのものが高いからだ。
大きな皿に野菜をタップリ・・猪肉を「ペラッ!」と貼り付けて・・・。
お出汁も言うに及ばず・・そこで「仙人風鍋」を開発・・したっちゅう訳。
自画自賛乍ら・・美味に異議を唱えた人はいない。
これで3人前(450g)だから・・タップリ以上だ。
何年も使い込んだ専用土鍋は摩訶不思議な味を出す。
もうその鍋は処分した・・新しい鍋で同じ味・・は・・多分出ない・・でも自信はある。
それという程、仙人の味覚は・・・なぁ~んちゃって。
出汁の極意は教えても再現できまいと・・本気で思っているのデス。
さて・・明日のお客さんは・・・。