民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol. 287-B  もんぺ  もんぺい  山袴/雪袴

2007-10-31 21:25:53 | Weblog
記事は Vol.287-A から読んでね。・・お願いしマフ。

はい、ありがとう御座いました。
袖を奴に・・と言うのは拙者だけの台詞レスが、ヤッコダコみたいでしょう?。
笑っていただけましたか?足の紋・・でも揃っているだけ良いね。
紋を抜く・・と言うのも聞いたことがあるが・・えらい事が出来るんやね?。

コレで濃い目のストレッチ足袋でも買って・・。下には何を着るのが一番いいんやろう?・・などと・・背中の後ろではオイルヒーターが働いて、大きな音で民謡のレコードが回っている。頂いたLP12枚組の「日本民謡大全集」なるものだ。・・コレについては明日以降に・・。・・レコードからMDに写しているのレス。
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Vol. 287-A もんぺ  もんぺい  山袴/雪袴

2007-10-31 21:09:34 | Weblog
「もんぺ」漢字が無い・・と言う事は??
着物時代にも、作業するに便利・・裾を気にしなくて良いので。山袴/雪袴とも。
作務衣をいくつか愛用しているが、外に出れないような物や、紬で毎日普段には・・と思うものやらで・・帯に短し、たすきになんとやら・・。

拙者の着物、最近は近所のお寺さんの奥さんにお願いしている。太くて丸い体を包むように、実に上手に立体縫製?してくれるのである。・・「大変なんです・・」「そうでしょう、とても良い塩梅です」。・・サイもたたむのが大変・・と。

ある時、「もんぺ」の話しが出た。「フム!ソレは良い!」と早速お願いをする。「紋付がイッパイあるんですよ」「紋はね、何処へ行くか解りませんよ」「構いません、柄みたいで面白いかも」「では見本を・・」と言うわけで、見本に自前の作務衣を持って行く。

呉服屋の仕立ては「袴」のようでとても良い。今度は「もんぺ」である。十日ばかり経って今日出来た。早速履いてみる。「コレはなかなか・・」紋付もんぺの着心地は上々。勿体無いと言われただけの事はある。・・さて、紋はいずこに?。
袖には面白い位置で・・袂の辺り・・サイコウは写真-Bである。・・思わず噴き出す。「コリャエエワ!」・・受ける事間違いなし。

コレで、上に半天でもでも羽織れば文句なしに外出もOKだ・・問題は「写真B」である。・・でもお稽古ならOKやな・・と一人納得する。・・袖を「奴」に引っ張ったり、姿見に写したり・・チョット楽しい夜である。
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Vol. 286 しがらみ

2007-10-30 20:13:58 | Weblog
「恋のしがらみ」「浮世のしがらみ」・・いずれにしても気分的には可也やっかいなもの。

よく使う言葉なのだけれど・・どんな字かな?・・。
ホンマに便利なPC。・・今書いている所の真下に「辞書の検索窓」がある。
「柵」と、出た。「フムフム」意味は全く柵である。「そっかー」。使われない字に竹冠に冊と言うのがあった。・・その方が意味的にももっとピッタリやな・・と思った。

水の流れを緩やかにする・・と書いてあったが、土手などの土留めに多く使われる。・・ご覧になった方は多いでしょう。・・アレがしがらみレス。・・昔は可也の土木工事もコレで済ませる事も多かった。ただしその場合は丸太杭に丸竹である。又数年毎に修理が必要になるだろうが・・もちろん応急手当の域を出ない。

さて写真は、今日、チョット暇があったので・・いつも暇やけど・・目隠しの「柵」を作った。いまいまの思いつきではないのレス。何よりの証拠に竹が変色しています。
割って、こうしようと思ったのは昨年の門松時分であった・・余り竹なのレス。随分時間が経っているが、なかなか大そうで手が動かない。・・寄る年波とでも言おうか・・。
仕事的に言うと一人で組むのは実は大変なのレス。ツルツル滑るしパラッとほどけるし・・で。・・「好きでやってんでしょう?」・・と天の声。「ヘ~イ」と拙者。

あとは、青い丸竹に5箇所ほど、黒染めの棕櫚(しゅろ)縄で、飾り結びをすると、まるで本職の仕事のように・・見えないか??・・。これで結構幅4尺・高さ3尺の大物なのレス。また、建て付けたら写真でご覧に入れましょう。

しがらみと言えば「なかなか切れなくて困る」様な意味合い。恋も浮世もである。
恋について言えば、そんなつややかな心境にないし、「しがらみ」と思い悩む事もないのである。浮世となれば、「社会」に住む限り際限もない。・・なるべくなるべく遠ざかるように心がけて平らかに暮らすのレス。「フム、チョット身の回りが静かになったな・・」と、思ったら、見放されたのかも知れないね・・実は・・。

しがらみに思いをいたす秋の宵です・・外は久しぶりの雨・・可也大きい。
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Vol. 285 友人と呼べる人

2007-10-29 22:10:17 | Weblog
友人と呼べる人が何人居るのだろう。
知り合いと言うだけなら、おびただしい数に違いないが、事の内容によって選別するのは仕方のないことか。また拙者においても選別される対象である事は否めない。

「何をゴチャゴチャ言うてんねん」・・と天の声。・・ヘイヘイ。
さて、昨日来、島の友人のことを書いた。その一人の「はまちゃん」である。某団体で知り合ったため、やや高齢者が多いが、そう歳のことは気にならない。
先ず紳士である。今はすでに「好々爺」と呼ぶに相応しい。
昭和4年生まれと言うから78歳?・・まもなく80である。

「それで?」とまた天の声。
大阪で勤務していた頃は「化け学」を得意としていたそうだ。彼を紹介しても誰も面白くない・・でせう?。話しはココからなのレス。

拙者に限らず、大方の「パソコニア」は大して気にも留めないで「http:www」などとやっている・・筈だ。・・勿論ご認識の方には御免を蒙ります。
ある日、彼が・・・ペラペラペラッと・・・の頭文字や・・と、のたもうたのレス。チョットこのメモに書いて・・と言いました。

H・・・highper・・・・・高度な
T・・・text ・・・・・・文章
T・・・transport・・・・輸送する
P・・・plotcol・・・・・規定

パパン・・と膝を打った・・そっかー!知らんのは拙者だけでも構わん・・。
「ほなWWWは?」恥ずかしい気持ちはないので、聞く。

W・ ・world・・・・・・世界
W・・・wids・・・・・・広く
W・・・wave・・・・・・電波

パパンパン・・と膝を打った・・そっかー!・・でコロンは?
ソレは区切りやろ・・そんなに詳しいわけやない・・オソレイリマシタ。
「そんなに詳しいわけやない」に感動した。
もとより、老人を、ましてはまちゃんを侮(あなど)る気持ちは持ち合わさないが、思わず「フム」と思った。

コレより前に彼の知恵?・・知識と言うべきものだな・・を、授かった。
山の家の二階の天井裏に、イタチが住み付いて、おしっこするやら子供を産むやら、夜になったらガサゴソうるさい。終いには「クッサーー!!」・・状態。
バルサン焚くやら消臭スプレー撒くやら・・何をしても効果がない。
「はまちゃん、どないかならん?」「おしっこはな、アルカリ性やから酸で中和したらエエネン」・・希塩酸をお皿に入れて1~2箇所置いてみた。

「ナントイウコトデショウ!」見事に臭いはなくなり、それ以来イタチも姿を見せない。・・一向に欲の無い人で、未だに奥様の化粧品やさんの裏方をやっておられる。もう一人二人、島に素晴らしい友人が居る。彼らに友人と呼んでもらえると嬉しいが、望んで得られるものでもない。ひたすら正直に付き合おうと心がける今日この頃である。


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Vol. 284 帰路

2007-10-28 12:27:05 | Weblog
さて、読者の皆さん、ただいまデス。
少し書き足しましたので、面倒でなければ10月24日分、Vol.280からお目通し下さい。写真も入れ替えましたレス。

帰路、最悪のフェリー。島の福田港で機種交代。始発便と同じ臭いだ。換気の効果が現れるのに一時間はかかる。おまけに売店の準備がない。ビールの自販機は故障・・「売店でどうぞ」と張り紙が・・。どないせーチューねん。この「タコ!」と、思わず言ってしまいそう。

乗船の前に「イカ焼き」と待ち兼ね山の「ビール」を呑んだ。飲んでおいて良かった。この有様である。・・気持ちでは・・ゆうべのご飯やおかずを弁当にして、売店でビールを買って、熱いうどんを取って・・のんびり昼食の時間を過ごそう・・と思っていたのだ。・・サイ曰く「ようお箸持って来たこっちゃ」・・普通はうどんのお箸を当てにしているのだ。「オイオイ手づかみかい?」と、なる所だった。

とうとう最後まで不快な臭いは消えなかった。拙者の喉の我慢の限界を超えている。最上階のデッキに出るが、そういつまでも居られない。朝から暖かくてTシャツ1枚であったのレス。デッキでは寒くなってきた。結局いつもより長い1時間40分になってしまった。
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Vol. 283-B キス釣り

2007-10-27 22:21:07 | Weblog
台風の余波で出漁不可。ズワンネン。結局こんちゃんの店の人は連絡さえなかった。
代わりにのんびりした休日だった。隣の釣り名人とゆっくり話した。久しぶりの島は心地よくあっという間の3日間だった。今日の写真は拙者の釣り姿である。サイが撮ってくれたはじめての写真。

釣りとカメラは出会いが悪いものだ。海に落としてもつまらんし、手は魚と餌でひどく汚れる。最後のこんちゃんとの釣行で撮った写真は先だってご披露した。
結果から言うと今日の午後3時ごろから5時過ぎまで、家の前の沖で釣った。
今日の釣果はまずまずであった。「ハゲ」カワハギを拙者だけが3枚釣って彼をもってして「名人」と言わせた。キスも自家用に足りる程度ではあるが、昨日までの事を思えば上出来である。

一人乗りのプラスチックボートに、免許のいらない「2馬力未満」のエンジン。
静かな内海には充分である。それに比べると拙者のアルミボートは4人乗りであるから立派なものだ。・・が、まだ一度も浮かべた事がない。・・たいそうなのだ。

そのボートに二人で乗ってプルプルプル・・。・・その窮屈な事・・でもまた楽しかった。どうせ釣れないだろうと高を括ってボックスを持って行かなかったので、足元でピチピチパタパタ。

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Vol. 283 よう飲んだ

2007-10-27 01:04:56 | Weblog
昨夜は弾んだ。お開きは早かった。

今日、釣具を買いに行った。名人は何でも「ルアー」で釣る。スズキ/鯛/ヒラメ・・何でも「ルアー」・・キス/ベラ以外は。今日の買い物は陸からイカを釣る仕掛けだ。投げ竿+ルアー。

いざ・・さっぱり釣れん。・・名人もだ。一人小さなボートで「見て来ます」。赤潮です、とのこと。名人でも釣れない。明日は、こんちゃんの店の人とキス釣り。こんちゃんは不調でピンチヒッター。

もう多分こんちゃんと釣りに行く事はないだろう。もう80歳だ。何かあっても大変だし。・・島の人たちと仲良くなってもう13~4年にもなるのだろうか。拙者も50歳位だった事になる。・・へー若かったんや・・と今更思う。

何人かの内のもう一人の友人「浜ちゃん」も76~7歳。彼が舟を出さなくなってからでも、もう4~5年は経つ。・・だんだん遊んでくれる人がなくなっていく。
仕方のないことレスが・・。そこへ無類のつり好き「名人」の登場である。やたら嬉しい。彼は32歳、大工さんだが今年から独立したそうだ。大成してくれると良いな・・と思っている。
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Vol. 282 やっぱりね!魚屋のじいちゃん

2007-10-26 09:35:11 | Weblog
心配してた魚屋さん。じいちゃんの魚屋はしまったまま。「♪どうすりゃ良いのさ思案ばし」。
朝から隣のばあちゃんが、太刀魚を持って来てくれた。まだ8時や・・頭クラクラ・・。
細い魚を刺身に。自家用には十分だが、問題はお土産だ。太刀魚を刺身ではじめて食べたのは、小豆島だ。大阪ではそんな機会は少ない。ソレとサワラ。
実に美味いと思った。

今夜は隣の名人家族と食事を一緒に。「ひうち」と言うらしいお肉を引っさげていった。「ユッケ=おさしみ」である。ソレと火を入れたもの。大いに大いに喜んでくれた。まだ、満足にお魚が口の入っていない・・。のレス。
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Vol. 281-B 桧風呂??

2007-10-25 23:32:24 | Weblog
島の家には桧風呂??。あるんですよ。??。知る人ぞ知る、知らん人は知らん。今日はその桧の板にニスを塗った。・・なんで??。
面白い話は帰ってカラノお楽しみ。何しろ、携帯のチコチコは疲れるし文章全体が見渡しせないのがつらい。明日は、家の前で隣の名人とあおりイカを釣る約束。

追記です・・島に行って始めの頃、こちらから行った仲間が、その夜の宴席で言ったのです。「ヒノキ風呂が・・・」
相手はフェリー会社の社長さんだ。小豆島の言葉で「もったさん」=「お金持ち」
そのもったさんに言ったのレス。

「ほほう!!ここらではコレをヒノキ風呂と言うのですか?」・・シッカリいやみの冗談をいわれた。ソレもそのはず、雰囲気作りに廻りの壁をヒノキで張ったのレス。ちなみに浴槽はステンレス・・。ソレを肴に話が弾んで結果オーライと言う所か。楽しい夜になったのを思い出した。
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Vol. 281 あおりイカ

2007-10-25 21:22:12 | Weblog
あおりイカである。イカの認識を変えねばならん。海の人には笑われるかも知れないが・・。

昨夜9:30ごろに着いたので、その上いつもの魚屋さんはもう営業してないし、で、今夜はあきらめてお肉でいつもの晩飯になりかけた頃の事だった。表から呼ぶ声に返事をすると今釣ったばかりのあおりイカが三杯・・隣の名人である。

イカが白いと言う認識は塗り替えられた。
クラゲのように透明なのだ。言うまでもなく美味しかった。刺身にする為に水を使うたびに透明から白色になっていくのがわかる。甲イカのようにずんぐりしていて甲がない・・と言う事は身が大きいのだ。・・誰かに似ている??。
剣先よりもっとねっとりして甘い。冷凍にして味が変らないのはこのイカだけだそうだ。特に耳が美味しい。

名人の話である。
「来たヨーー」と声をかけたら「え?明日じゃなかったんですか?」
「その心算が今日になって・・」「今日10杯ばかり釣れたのを上げちゃんたんですよ」
「・・・ズワンネン」「またつれますよ・・」と言う仕儀。
しかし、コレが中々釣れないのレス。
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Vol. 280-B 姫路港。これからフェリーに。

2007-10-25 00:08:41 | Weblog
ノンブル・ナンバーは帰ってから付けます。この携帯からの投稿ははじめてなので、とりあえず順番ガタガタれす。
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Vol. 280-A 久しぶりに小豆島

2007-10-24 23:54:38 | Weblog
今日は霜降、そうこうと言われる日。朝から何度もテレビで。日曜日に帰る予定なのでそれまではショートメール。隣の釣り名人が、明日かと思って、今日釣れたあおりいかよそに上げました。ズワンネン。でもまた明日釣れますよ、だって。拙者もガンバろう。記事は帰ってから書き足します。
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Vol. 279 「まんじゅうこわい」・・ちりとてちん!

2007-10-23 20:21:44 | Weblog
民謡の記事はお呼びでない・・方も居られましょう。陶器もね・・。
そこで今夜は「まんじゅうこわい」・・落語は聞いて知っているが、ココに書くほどではない。
拙者はまんじゅうも、酒と同じように「こわい」のでソレこそ怖い・・のレス。

茨木銘菓「石州」・・黄身餡/大納言小豆の二重餡。八角形の大きな焼き菓子である。普通のおまんの5~6個分はあろうか。ズッシリと重い。・・茨木城をかたどった・・と書いてある。

茨木の城主は片桐且元(かつもと/たんげんとも)。今なお、秀吉ゆかりの井戸もある。
石州は「茨木城主の甥」に当たる「片桐石州斎」のこと。
茶道「石州流」の始祖である・・と書いてある。
将軍家綱公に茶道師範として仕え広く天下に知られた・・そうだ。

小豆の餡は大別して、つぶ餡とこし餡。さらし餡と言うこともあるから水に晒すのでしょう。拙者はつぶ餡党だが、絶対にこし餡・・と言う人も居て面白い。
つぶ餡は小豆そのものの風味と言うか味を楽しむ。世の中には「豆くさい」のを嫌う人も案外多い。

豆を茹でて、つぶして中だけにして・・おまけに晒して・・贅沢と言えばこの上もない。・・そのことを喜んでいる人もあるのかも知れない。
いかにもあっさりしているが、つぶ餡党から見るとやや頼りない。
伊勢の名物・・赤福・・美味しいね・・って食べていたのが「練り直しの蒸し直し」だったりして。笑うに笑えない・・永久に追放すれば良い。

なぜ追放まで言うのか・・と言えば、真面目な零細お菓子屋が、逆立ちしても届かん「全国シェア№1」の座に胡坐をかいて、やりたい放題。消費者はズット「なめられ」放題なのだ。肉屋も鳥屋も何もかも。「ナメトンカーー!!」と言ったら「ナメテンネンーー!!」と返事が来そうだ。

これから先の、本当の「口福者」は、自分で作物を作り、近所で鶏肉を分けてもらい、ついでにタマゴも。たまに魚を釣りに行って(コレも怪しいが・・)大昔の日本人に戻れた人だけに限られそうだ。そうそう、豆腐も作ろう。漬物や味噌醤油は言うにや及ぶ。お肉はスーパーで買わず「デッタイ信用の置ける店」をキープ。そのうちドブロク位は自家製OKになるだろう。

漉し餡で話しが飛躍。贅沢のきわみと言えるが、まんじゅうにはもう一つ「ぜいたく」を現す言葉があるのレス。・・なんだと思います。
メッチャむかつくけど「まんじゅうの皮をむく」と言う言葉です。
今でもありそうな話だが、時代設定をちょっとタイムスリップして・・。

どっかの大店(おおだな)の「こいさん」・・
「ばあや!このまんじゅう皮むいて」「そのまま上がらはったらよろし」「いやや、このコペットとしたノンがかなん」・・このアホタレ!!。と思うが、まかり通るのレス・・そこの世界では。
「例え言葉」はまんじゅうそのものを指して言うのではありません。目に余る無駄、又は贅沢を指して言うのレス。

ちなみに、船場言葉と言うのだと思いますが、お姉ちゃんは「とうさん」下は「こいさん」何人も居たら「しらん」・・。
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Vol. 278 香炉/清風与兵衛

2007-10-22 22:57:04 | Weblog
昨夜、酔いに任せて書き込みが遅くなったら・・「まだ書いてヘンの?」というメールが届いた。・・言葉は違うがそのような意味の事であった。・・本気で嬉しかった。が、アノ体たらくであった。今朝少し書き足したので、面倒でも読み返して頂くと有り難い。

今夜の写真。先ずはトックリご覧うじろ。・・若い人のためにルビを打つなら「ごろうじろ」・・と読む。
又、トックリとは徳利(とっくり)ではなくトックリなのだ。
なにやらのっけからややこしい。

形はともかく、細密な絵柄である。面相筆といわれる細い筆で書かれる。
清風与兵衛は上絵師である。
ご承知のように、釉薬(ゆうやく=うわぐすり)は、高温で焼き付けると書いたときの色とゼンゼン違った色に焼きあがる。勿論、長年の経験の上で書いているのだから、拙者らがとやかく言わんでも「わかってはる」のだ。

値段を言うと非常にイヤラシイが、言わんと解らんのも事実だ。今の相場で7~80万を下らんと思われたい。・・ココに銀の美しい網状の蓋を誂えるのレス。
大きさは直径15cmほどか。こう言った物が震災以来在庫不足になって居るのだ。
生地はいわゆる「磁器」である。銭は「おあし」と言うくらいで右から左に走って去るが、物と言うものはシッカリ残る物だな・・と、改めて思う今日この頃レス。

非常にマニアックな物であるから、あと数十年もすればすこぶる珍重されるであろうが、その頃はもう戻って来れない世界に旅立ってしまった拙者なのレス。
そんな事を言えば何事にもキリがないが、手仕事の良いものが益々造られにくくなる状況には違いないのレス。このようなものが求められにくくなるのもまた、相応する理の当然となるのレス。

本日の棚卸はコレにて一件落着。




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Vol. 277 梅若会45周年記念大会

2007-10-22 01:11:36 | Weblog
実に多くの人に逢った・・コレがお祭りや!。
ソレで良かった・・お祭りや!。
心の動きは無いけど・・それでもお祭りや!。
そう沢山呑んでないけどベロベロで・・やっぱりお祭りや!。
明日は真面目に書こうと思う・・今日はねぶたい・・皆さんゴメンよかんべんな!。
凄い罪悪感が拙者を責めるが今夜だけは・・かんべんな。
呑んでない心算が・・そうとう呑んでるのかも。
それでも皆を振り切って帰ってきたのだ・・エライ!!
帰り着くのにタップリ2時間は掛かる・・。
明日書き直すかもしれないけど・・。
「45周年バンザーーイ!!」・・と言うでもない・・何かが物足りないのだ。


けさ、開いて読み直したら「何とバカな事を書いているのでしょう」
でも、敢えて消さないでおきます。こんな日もあるのだ。

民謡は、ソコソコ歳を重ねんとよく無いな・・昨日のゲスト・・若い娘は声は良いが・・味わいとなると・・。
反対に昔の面影の無い人も居る。お客は勝手なもので、身内でもない限り聞いたままを評価または批判をする。地元で聞く唄の中にもソレはあるが、ソレはそれでこれから育っていく期待の方が大きい。・・他人のことは何とでも言えるのレス。中々出来ない事なのだが・・プロにはつい要求してしまう。

三味線(伴奏)を聴いていると「早く帰って弾きたいな」と言う気になる。いい歌を聴くと・・地元で聴きたいな・・と思う。ドップリ浸かると言うのはどんな気分なんだろう・・とか。
郡上のアノ賑わいの中に居たい、越中で咽ぶ唄と胡弓に付いて歩きたいとか。・・観光であっても充分に味わえる。

今度隠岐へ行ったら「アノお婆さん」の唄を是非聴きたい。まだ唄えるのか、いつまで唄えるのか・・勿体無い気がするのだ。そもそも拙者と隠岐の交わりは「名人/福浦くに子」であったし、「スナック/ひばり」であった。その人たちが地元でどんな評価なのか拙者にはアマリ関係が無い・・ひたすら感動したのである。それ以来、隠岐在住の素晴らしい歌手の唄も多く聴き、その歌い手の多さにも驚いている。

又新しい気分で、次の行事に向おう・・と思う「今朝」なのレス。
記事は追加したが、日付は昨夜のままにしておこうと・・。
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