民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol. 292 ほととぎす 不如帰 思帰鳥

2007-11-05 21:09:31 | Weblog
この花、ほととぎす?
間違っていたらすぐに教えてください。お詫びして訂正します。

漢字の当て字であるが、「不如帰」・・解りそうで解らない字・・かえらザルが如し・・かえらぬもの・・帰れないもの・・ではない。
ある文章の出展が知りたくて、YAHOOしたりGOOGLEしたりで見つかったのが「思帰鳥」・・しきちょう・・この方は前例と違い、帰りたい・・と言う方向かと思われる。・・まるで反対だが、今まで見たことのない当て字でコチラの方が拙者的には好ましい・・様に思う。

アノ、俗に「テッペンカケタカ」と言われる鳴き声も、何度聴いても合点が行かない。
ニワトリの鳴き声が「コッカドウドルドウ」・・と言われるのと同じぐらい納得できない。この花も我が家に無いが、どこかで見たような気がする・・テレビかな?。

ある文章とはこうである。
「♪ほととぎす 夜啼く声は有明の 海よりほかに 知る人ぞなし」
形的には、短歌の三十一文字(みそひともじ)である。
古今和歌集と言うほどの時代ではない。・・知っている方があれば速報下さいね・・くれぐれも。

昔に聞いて覚えたまま、その歌の環境をいまだ知らない。解釈から行くと、地位のある武将が、遠く九州に流されたか左遷されたかで自らが泣いているのをホトトギスに托して居るのではないか。
ホトトギスが夜啼く・・と言うのを知っているのは有明の海だけだ・・。と言うのではあまりに面白くない・・レスよね。

コレであれば、紛れもなく「思帰鳥」の方である・・だろうと、勝手に思うのレス。・・で、なんで印象深かったのか・・と言うと・・。
こんな拙者でも、若い頃は時に淋しい思いもしたのです。
天涯孤独とまでは言わないが、一人大阪に出てきた限りでは、見渡す周囲はみな他人ばかりである。そんな時「浪速の灯より 知る人ぞなし」・・とか何とか・・思ったのレス・・キット。

サイは得たが、子供に恵まれず、結局いつまで経っても孤独感は拭えない。・・が、持ち前の「ノーテンキ」で一見楽しげに暮らしている。その実も、普段は格別に気にもせずに暮らしている。・・もう既に父親より22年も長生きしているのだから。

その所為かあらぬか、友達を得たいと言う願望は常に大きい。その事は先日「友と呼べる人」言う記事で書いた。
花を見て、そんな事を思い出した。予報どおり外は雨。花は着物を縫ってくれるお寺さんの庭にあった。



コメント
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