21日に参加したオンパクに引き続いて申し込んだのがこのプログラム「祈りの時間・天使の聖母トラピスチヌ修道院 」。
15:15にこのミカエル像前に集合。
競争率10倍の難関をくぐった25名が晴れての参加。
参加料2,500円をお支払いして受付完了。
21日のオンパクプログラム同様、男性の姿が数人とは寂しいものでした。
ガイド役は市の方。
この建物は「旅人の聖堂」。
修道院の庭を訪れてお祈りをなさりたい方のために二千年の大聖年を記念して建てられたもの。
靴を脱いでだれでも自由に入ることができます。
いよいよ内部へ。
一般的に入れる男性は、皇族、総理大臣、道知事、市長のほか、職務上必要な方のみ。
今回入れたのはオンパクのスタッフの積極的な呼びかけとこれに応えてくださった院長のおかげと聞きました。
院内は撮影禁止。携帯電話のスイッチはオフにとの注意が。
非公開の「聖堂」を見学したあとは、集会室で院長との対談がありました。
院内で作られた「チョコとマダレナ、紅茶」が添えられていました。
15分ほどのビデオを見せていただき院の概要を知りました。
院長の「何でもお聞きください」の声にあちこちから手が。
これに対する院長の答えは次のようでした。
①ここに入るための条件は?
洗礼を受けたカトリック信者で、3年を経過していること。
3年間の社会人生活を経験したこと。
囲いのなかでの生活に耐え、人間的に完熟していること。
心身ともに健康なことなど。
②食事の準備は?
院生に数年の期間で専任させている。
調理師資格を持っている者もいて栄養配分に気をつけている。
原則、四足動物は口にしないが、鶏肉は年数回食卓にのる。
③自給自足と聞いているが?
そうはいかない。
米や麦は作っていない。
野菜のとれない時期には、信者さんや当別の男子修道院から援助の手がある。
④年齢構成は?
平均60歳代で、最高齢は100歳、若い方は26歳。
私(院長)は、26歳でこの世界に入った。
⑤外出は自由なの?
病気治療、選挙投票、親族の不幸には許される。
このあと信者聖堂で20分間の「晩のミサ」に参加。
心を洗い流しました。
帰りには院内敷地で収穫された「ぶどう、三種のジャム、お菓子マダレナ」を頂き笑顔に。
外に出たら真っ暗、正面には裏夜景が広がり、自転車をこぐ顔に冷たい風が流れて行きました。
関係者の皆さん、お世話になり有難うございました。
貴重な体験をさせていただき本当に感謝です。
お疲れ様でした。
日頃の行いの良さ?
ミサにも参加されて、お土産もいただいて、素晴らしい体験をなさいましたね。
同じ町内にある施設ですので是非見学をしたい旨、申し込みの葉書に書き添えました。
それが当選の恩恵になったのでしょう。
その日の風向きにもよりますが、修道院の鐘の音が聞こえてきます。
傍には川が流れ、環境のよさに満足しています。
昨年のクリスマスイブミサにも当選し、参加できたラッキーボーイ(本当は爺ですが・(笑)です。
ミカエル
亡き両親の古い白黒写真に修道院が写っているものがありました。経済的にも、もっと函館が発展するといいですね。それ以上に、函館の善さ魅力が失われないことを祈ります。