真冬日をもたらしたシベリア寒気団。
ようやく去って、やわらかな日差しと暖気がやってきた。
今日は青空が広がって、絶好の散策日和。
町内にある女子修道院へと足を運んだ。
訪れた方なら誰でも礼拝できる庭園内教会の周辺は、ご覧のとおり雪の山。しかし、入れるんですよ。
マリア像から望んだ北側の建物群。
11時15分とあって、午前の仕事終了の鐘が中央尖塔の鐘楼から響いてきた。
このあと、お祈りがあって、11時30分から昼食である。
「どんな修道女が鳴らしているのだろうか?」。
想像の心が動いた。
現院長は改革派。
男女を問わず住民を院内(一部)に招き入れてくれる。
しかも、お土産つき。
敷居の高さが薄らいできたのは喜ばしいことだ。
ルルドの洞窟は南向き。
お日様がよくあたる場所とあって雪解けが早い。
周辺には「ゆきつり」があって、和洋折衷の光景に微笑む。
庭園内の木々はまだまだ深い冬眠中。
広い駐車場には、大型バスが2台。
園内ですれ違った方は、外国からの観光客数名のみ。
今なら落ち着いた雰囲気の庭をゆっくり歩き、眺めることができる。
贅沢だと思う。
本格的観光シーズンまで、あと二ヶ月。
この静寂さを、これからもしばらくの間、体感したいと思う。
あっ、そうそう。
園内売店での買い物なら「マダレナ」をお薦め。
修道女の手作り菓子。常温で保存できます。
この修道院のクッキーがおいしいですよね!
こちらも今日はとても暖かかったです。
早く春が来ないか待ち遠しい限りです。
夜が明けるのが早くなって、六時にカーテンを引きます。
売店では、全国修道院の菓子を販売しておりますよ。
もうすぐ北陸にも「スプリングハズカム」。
心開いて飛び跳ねましょう!
ミカエル