ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第526号 龍馬が居間に居る

2010年05月29日 | 旧跡、史跡

NHK大河ドラマで放映中の、「龍馬伝」。
これに合わせるように、京都では「大龍馬展」を開催中。
会場は「幕末維新ミュージアム・霊山歴史館」だ。

ここでは過去にも、龍馬展が開催されており、そのときのポスターが我が家にある。
毎週日曜日には居間に掲げ、テレビ画面と対比しながら観ている。

龍馬の写真といえば、よっかかりの立ち姿が定番。
こんな座り姿を見るのは初めてだった。

  

函館でもドラマに放映に合わせるように、昨年暮れ「北海道坂本龍馬記念館(アクセス先)」がオープン。
連日、ファンで賑わいをみせている。

夏には、龍馬の後継者になった新政府役人・坂本直が勤務した「箱館奉行所」が完成し、公開される。

皆さんのご来函を、心からお待ちしております。

一週間ほど続いた、季節外れの蝦夷梅雨がようやくあがり、青空が広がってきた。
明日は市立小学校の運動会。
子供たちの元気な声が聞こえてきそうだ。

 

               

 


第525号 名水ふきだし公園

2010年05月26日 | 旅行  

今月上旬、バスによる道南桜見物ツアーに 出かけた時、この「名水ふきだし公園」にも寄った。
所在地は、羊蹄山麓の京極町。
目標は、道の駅・名水の郷京極「名水プラザ」だ。

 

この駅から徒歩5分ほどで、下へ向かう木製階段があって下りると、すぐ傍にこの名水ふきだし口がある。

 

ふきだし口といっても、それはミニ滝。
ごうごうという音をたて勢いよくふきだしている。
左にある木製樋に分流された名水は、汲みに来る人々で大いに賑わっていた。

 

この日本一の名水は、蝦夷富士と呼ばれる「羊蹄山」に降り注いだ雨と雪が数十年の年月を経て、京極町に湧き出ているという。
町の上水道として利用されている。

四季を通じての水温は約6℃。
水量は1日あたり約8万トン。これは30万人分の生活用水に匹敵するというから驚きだ。

備えてあったカップで飲んでみた。
「うーん、まろやかでおいしい」。さすが日本一の名水だ!。

異常気象化が進んでも、枯れることなくふきだして欲しいものだ。


                

 


第524号 じゃが、じゃがのプレゼント

2010年05月23日 | 美味満足技処、買い物処

先日我が家に来られた知人から、「じゃが」のつくお菓子を二種類頂戴した。
なんといっても北海道は「じゃがいも王国」。
「これを使った新製品はできないものか?」。
二社とも、そう感じながら開発に力を入れたに違いない。

こちらは、ポテトチップスで有名な「カルビー 製菓・千歳工場」の製品で「じゃがポックル」。可愛らしいネーミングだ。
皮つきのスティック状のポテトチップス。
小袋包装で10袋入り。

      

そしてこちらは、洞爺湖温泉街にある「わかさいも本舗」の製品で「じゃがッキー」。
「じゃがいもが、サクサクしっとりな、クッキーになりました」がキャッチフレーズ。
名前にちょっとヒネリを入れたのがいい。12枚入り。

 

どちらも北海道限定品。
お土産のお仲間に、ぜひどうぞ!


                

 


第523号 五稜郭ざくらも満開

2010年05月20日 | 町の話題

函館の桜の眺望地で有名なのが、お菓子の六花亭本舗。
この時期、五稜郭ざくらが眺めたくて毎年のように訪れる。
大窓からの眺めがこれ。

 

買い物や喫茶コーナーでくつろぐお客さんで、大人気。
壁に大きな絵を嵌め込んだようで、経営者の用地選定の高い先見性を感じた


                

 


第521号 桜を求めての肌寒い旅 ③ 地獄谷 

2010年05月16日 | 旅行  

三番目の桜名所の見学地は、登別温泉街の桜並木だった。
この桜並木は現天皇のご成婚を祝って、JR登別駅から温泉街まで2,000本の「エゾヤマザクラ」を地元有志が植樹したもの。
ここも開花には早く、車窓からの花のない寂しい眺めで通過し、地獄谷に着いた。

 

この地獄谷を観るのは二回目。
小学校の修学旅行以来だから約55年前になる。

 

米二合を持ち、第一滝本館に泊まった想い出がある。
その時と比べると、地形が大幅に変化しているように見えた。
噴煙も少なかった。
この土地の所有者は室蘭市の民間企業という記事を読んだことがある。

九州の別府温泉とその湯量を競う登別温泉。
これからも豊富な湯を出してほしいものだ。


      
          

 

 


第520号 桜を求めての肌寒い旅 ②

2010年05月13日 | 旅行  

茅葺の神社は珍しくないがお寺となると初めてみる。
建物の建立は210年前と聞いたから、間宮林蔵が樺太を探検したころ。
当時、和人は少なく、アイヌ民族が多く住んでいたころである。

 

道南の噴火湾に面して建つこの「有珠善光寺」は、昨年、建立210年を迎えた浄土宗の寺院。

1804(文化元)年に徳川幕府から「蝦夷三官寺」に指定されたから格式はたかい。

しかし、その歴史はずっと古く、1613(慶長18)年に松前藩主・慶広が如来堂を建てたことが始まり。
また、それ以前にも小さな祠(ほこら)があったことが伝えられる。
とにかく、北海道でもっとも古い寺院である。>

古くから桜の名所として知られ、昭和初めには有珠駅前から寺まで、数キロにわたって桜並木が続いていた。(その多くは戦後の混乱期に燃料として伐採されてしまった)。
花見は庶民の数少ない娯楽のひとつで、季節になると「桜列車」が出るほど賑わったそう

勿論、いまも境内に咲く桜を見に、多くの観光客が足を運ぶ。

そして、忘れてはならないのが名木「石割桜」である。

 

残念ながら開花前なのと肌寒さで早めにバスに戻った。

 

こうして、桜の名所二箇所とは、早めのご対面になってしまったのである


             

 


第519号 桜を求めての肌寒い旅 ① 

2010年05月10日 | 旅行  

四月上旬、阪急交通社の「旅ネット旅仲間」に掲載してあった「静内二十間道桜並木」の案内に興味をもっていたところ、旅仲間から「行ってみないかい?」の誘いがあって参加することにした。

天気予報は終日雨。
でも、奇跡を信じて家を出た。
二日間の旅。前後するが思い出を掲載したい。

「二十間」という冠言葉で有名なのが、函館西部地区にある「二十間坂」。
函館山に要塞を築くため、大砲運搬道として造られたので知られている。

静内二十間道桜並木」は、太平洋に面する静内町に位置。
その後、平成の大合併によって「新ひだか町」になった。
旅行会社の観光コースに加えられてからは、北海道の新しい桜名所になった。

旅二日目のこの日は、曇り時々雨でしかも肌寒かった。
桜が咲いていればこんなイメージ。
(写真、お借りした。)

この日はまだ蕾が硬くて、咲いていなかった。


 

この道路の歴史を振り返ってみた。
1872
(明治36)年、開拓使長官・黒田清隆の手による。

積雪が少なく、野草の多い日高地区は産馬改良に適していると進言。
この結果、約7万ヘクタール(東京ドームの14,000倍)にもおよぶ広大な新冠御料牧場が開設された。

二十間道路は、1903(明治36)年、皇族が牧場を視察する際の行啓道路として造られた。
ほぼ同時期に建設された皇族らのご宿舎「龍雲閣」は今も残り、往時を伝える。

桜が植栽されたのは、その13年後。
牧場職員が3年かけて、近隣の山から移植。
構成は、エゾヤマザクラが7割、カスミザクラが3割。

並木の幅が20間(36m)であることからこの名で呼ばれるようになった。

五月の開花時に開催される「しずない桜まつり」には、20万人以上の観光客が訪れ賑わう。

このお祭りが開催中。
私は「大豆ハンバーグ・200円」を買い求め,
シルバー食べ歩きを満喫した。

 

それにしても、臨時仮説トイレの長蛇の列には驚いた。
位置もそうだが、数にも配慮がなされるべきと感じた。


         

 


第518号 ようやく咲いたスイセン

2010年05月06日 | 我が家のもろもろ

我が家の庭のスイセンがようやく咲き始めた。
約一週間の遅れ。
場所は居間の出窓の下。
南向きなので花にとっては一等席。
よく陽があたり、しかも風は避けて吹く。 

 

 

内地ではとっくに終わったであろうスイセン。
北海道はこれからが花盛り。

遅れていた五稜郭桜は、3日にほんの少しの樹に花を見つけることができた。
今度の土日には、花見客で賑わうことと思う。

咲き乱れる花の下、あのジンギスカン鍋をつっつく人々の姿。
北海道の花見にとっては、なくてはならない光景。
今年もビールよりも「かん酒」になりそうな気温。
知ってる人から「ミカエルさん、食べていかない?」の声。
そんな都合のいい偶然が、あったらいいのになぁー。



               


 


第517号 台所のすぐれもの

2010年05月03日 | 我が家のもろもろ

ミケがデパートの家庭用品売り場で見つけたすぐれものがこれ。
「シリコン水切り なんでもござる」。 

 

シリコン製だから、金属やプラスチックのザルではできないことがいろいろできる多機能ザルだ。
レンジや・冷凍もOK!

小さくおりたためるので収納にも便利でキャンプ等にも最適。 

【アイデア次第で使い方いろいろ!】
●水切り ●絞り込む ●ニンニクの薄皮むき ●果汁搾り ●塩もみ ●瓶の蓋開け ●フードカバー (電子レンジであたためる際のカバー)●アク取り ●米とぎ etc... 

サイズ=直径20.5cm、高さ8cm 重さ85g
価格=900円

我が家では、野菜を洗ったあとの水切りに大活躍。
野菜をざるの中に入れて、タオルを絞るようにして使う。
水分が面白いほど切れる逸品だ。

これから、いろいろな使い方を試すのがとても楽しみだ。
「サンキュー ミケ!」。