ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第844号 福はうち、鬼は必殺!

2014年02月03日 | 町の話題
今日は「せつぶん」。
季節の分かれ目と書く。

今日の午前、近くのスーパーへ豆を求めて出かけた。
昨日まで入り口に山と積んでいた豆は見えなくなっていた。
レジに「豆は?」と尋ねたら「あちらです」と。
それは、目立たない隅に追いやられていた。

先取り展示の早いスーパーのこと。
うなづけた。

最近の豆製品は、種類が多く、味も多種多様。
子供のころ、豆菓子といえば、池田バンビの
「うぐいす豆、あさひ豆」が主流だったのだが・・・。



せつぶんにもユーモアが必要。
「日本酒・鬼ころし」もまくことに。
雪の上に静かにまき、これを拾いあげ料理に利用する。



多分、鬼は大笑いしているかも。
まぁー、上の写真の豆をつまみに、いっぱいやって下され!


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第838号 さらば正月飾り!「どんど焼き」

2014年01月07日 | 町の話題
暮れに飾った正月用品。
しめなわ、しめかざり、ごぼう、まゆだまなど。
今日はそれらを神社へもって行き燃やす。
これを「どんど焼き」と呼んでいる。
ここから生じる煙を体にかけると、無病息災とかで、皆がそのような動きをする。



ここは「上湯川稲荷神社」。
道路沿いにある大鳥居から、石階段上部にある社務所を見る。



鳥居の横には、守り神の「おきつねさま」が見張り番。



飾りをもって来る善男善女のなかには、餅も持参し、この火で焼いて食する姿もある。
効果は、一層あるらしい。

年に数日より開かない社務所もこの日はオープン。
縁起物を扱っている。



社務所横には「馬頭観音像」。





その横には、安産の神様も安置されている。



この神社の境内は、小さいちいさいながらも、「日本の原風景」を演出しているように、思えてならない。
幼少にかえって、「かくれんぼ」をやりたいなぁー。

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第782号 さすが病院!心くばりに感謝!

2013年02月27日 | 町の話題
私が通院している病院は、先号でご紹介済み。
この病院では、通院者に対して細やかな心くばりをしている。

外来者向けの「手の消毒液」の配置は、珍しくはない。
が、ここでは、さらにマスクの無料配布も行っている。
「さすが病院」と、感謝感激。



いろいろな病気が流行している現在、医療機関が対応する予防手段は多種。



これらのご配慮にあまえながら、健康体に勤めたいものである。


ミカエル

第781号 病院は競馬場の指定席?

2013年02月24日 | 町の話題
市内堀川町にあった多科病院・函館協会病院は、5年前に営林局跡地に新築移転した。
町名は駒場町。
この地には広大な面積を誇る「日本中央競馬会・函館競馬場」がある。

新築した病院は、この競馬場と境界を接している。
夏季より供用されない勿体無い競馬場であるが、もともとは海岸町にあった施設を、明治時代に移転したもの。
競馬場観覧席からは津軽海峡が見渡せ、涼しさが一段と増す好位置。
夏の函館観光をも盛り上げてくれる大きな施設である。

最上階・6階のレストランからは、競走路がよく望める。
手前のBOX建築物は、競走状況監視塔。
ビデオ撮影などが行われている。



現在、競走路は雪景色。
夏季は芝生がまぶしく目に飛び込んでくる。

市街地に位置しているだけに、高層マンションの姿も多い。



日替わり定食・650円をいただいて、眺望にも満足。
次回は「麺類」を味わってみたい。

病院は新しいことも原因してか、すこぶる快適な環境。
スタッフのかたがたの親切さにも、好感を得た。
「ここに通院して、本当によかった」と、心から思った。


ミカエル

第779号 気を取り戻したバレンの日

2013年02月15日 | 町の話題
昨日は聖バレンタインデー。
「聖」に相応しく、真っ白で大きな雪が舞い落ちていた。
近年は、我が家にそのチョコ姿を見ることが少なく、これは私の年齢と交際範囲の狭さかな?
と、思っている。

妻からの「愛チョコ」は、毎年、事欠かないのだが、今年は膝関節不調で買い物は無理。
プレゼント実現は、夢の如しと思わざるを得ない。
聖バレンタインデーは、国民的行事なのに、我が家にチョコの姿がないのは寂しすぎる。

雪が降る中とぼとぼと、近くのスーパーへ。買い求めたのが、この3種類。



居間のテーブルに並べて見た。
ミケが「まるで孫へのプレゼントみたいね!」と、にっこり。
私も確かにそう思った。「孫が来たらあげようか?」という、かすかな思いがはたらいていたのかも。
雪はますます降って、景色は白さを増してきた。

「間もなくお昼ね。なんにする?」と、ミケ。
そのとき、「ピンポーン」。息子一家だった。
約ひと月ぶりに見る孫は、大きくなって、しかも元気そう。
「よく来たね!さぁー早く入りなさい」。ジジ、ババの顔をシゲシゲと見る。

「お父さん、聖バレンタインデーおめでとうございます。どうぞ、召し上がってください」とお嫁さんが差し出したのは、「ゴディバ」のチョコ。



高級すぎて、暫くはお飾り品に。
有難う、ママさん。大雪のなか、本当にうれしかった。

此の夜、朝の落ち込んだ気持ちは何処へやら・・・
ベッドへ入ると間もなく、「品のない大イビキだった」とさ。


ミカエル

第773号 病院に、嬉しい安らぎのスペース

2013年01月12日 | 町の話題
ミケが入院していた「函館五稜郭病院」。
ここには入院患者向けのデイルームがあって、テレビを備えた談話室的存在。
お見舞いに来られた方との面会室にもなるから、快適な入院生活をおくれるため、安らぎを覚える。

一方外来患者さんなどのため、1階に「ラウンジ」を設けている。
窓に沿って長いテーブル。数台の丸テーブル。全部で30名ほどの席になる。
インターネットを見れるパソコン数台(有料)、自販機、大型テレビもある。
昼時ともなると、食事をする方で満席。利用価値の高い施設だ。







この病院は、
① 地域がん診療連携拠点病院
② 日本医療機能評価機構認定施設
③ 臨床研修指定病院 として日夜最大なる医療サービスを提供中。
なかでも、スタッフの親切さ、優しさには驚く。
外来患者であふれているのは、その証拠。

これからも、ベストな医療をお願いしたい。


ミカエル




第772号 正月煙がたなびく「どんど焼き」

2013年01月08日 | 町の話題
昨日で正月の松が明け、街は本格的にエンジンがかかり始めた。
それとともに、正月飾りなどを燃やす「どんど焼き」が、市内あちこちの神社境内から煙があがる。

私も近所の「稲荷神社」へと。
石造りの急な階段をのぼり、小さな本殿とご対面。







飾りのほかに古くなった賀状やまゆ玉、不用になった人形なども煙となって空にのぼる。この煙を体に浴びせると無病息災で過ごせるという言い伝えがある。
そこで早速私もそのお力をいただいた。





火の見張り番は、近所の氏子さんたち。「ご苦労様。暖まっていきなさい」と、声をかけてくれるから嬉しい。

奥地では、15日の小正月に行う。
これは、明治2年5月に箱館戦争が終結。新政府は直ちに、蝦夷地開を主目的とする開拓使を設置。全国の藩にその作業を委ねた。したがって、各地域には、文化・風俗を異にすることになったのである。

この日、買い物があって車で五稜郭へ。
排雪が行われていない道路は車線減。それにアイスバーンとが重なって大渋滞。
私どものように時間がフリーな者とは違い、深刻なのが配送業者などであろう。
約束の納入時間が迫って、心理に限りない悪影響。
その心には同情できる。
なんとかして欲しいこの雪。国、道、市の三者作戦を明らかにすべきだ。



ミカエル

第758号 帆船の貴婦人・日本丸が寄港 

2012年10月18日 | 町の話題
15日、独立行政法人・航海訓練所に所属す練習帆船・日本丸が海岸町の中央埠頭に接岸した。
目的は物資の補給とか。

その美しい姿を見に出かけた。
風が強く、帽子が飛ばされそう。

長い船体、高いマスト。私が持っているコンパクトデジカメでは
一枚に収めることは無理だった。

 

 







甲板下にある居住区の丸窓の多いこと。驚いた。
今回は、実習生112人と教官なども含めた総乗船人員は166名だ。

船体の全長約110m、全幅約13m。総トン数2,570。
マストは4本。40m級3本、38m級1本。
1984(昭和59)年の建造で2代目だ。
最大速度は14.3ノット。通常は13.2ノットで走行する。
(1ノット=毎時1,852m)
帆船の正装は、帆を張って走行するときで、この船はその姿が
美しいことから「貴婦人」とも呼ばれている。

出航は19日。
船内公開もなければ、マストセレモニーもない寂しいお別れ。

世は「省エネ」を奨励する時代。
天然の風の力を巧に活かす帆船は、ルネッサンス期を迎えている。

ところで、帆船を見ると思い出すのが、箱館戦争の際に江差沖で破船沈没した開陽丸。
明治元年のことだった。
この船は、江戸徳川幕府がオランダに建造依頼した木製軍艦。
どのような性能を持っていたのか?

排水量2,590トン。全長約72m。全幅約13m。マスト3本。高さ43m級。
最大速度12ノット(動力使用時) 定員303名。
荒っぽい表現をすれば、日本丸を長さ38m切った位の大きさ。

天気予報、通信手段が確立されていない時代。
蝦夷地の荒海に消えていった開陽に、涙を流した「榎本武揚」の心境が浮かんでくる。


ミカエル

第756号 非情なカミナリ!

2012年10月12日 | 町の話題
昨日の当地の天気予報は、「雷雨」だったが、
軽い雨のみですんだのは幸運。
今年は全国的にカミナリの出没?が多かった。

江戸時代の絵画を見ると、彼は頭に角2本を持った鬼で、
虎皮パンツを穿いて、背中には豆太鼓を背負っていた。
この頃でも、恐ろしい存在であったのが証明されている。

数ヶ月前、大阪郊外のライブ公演会場に雷鳴が響いた。
開始前とはいえ、観客は相当数。
大方は近くの既設公衆トイレに逃げ込んだが、
入れなかった人たちは、このトイレ近くの木の根元に避難。
雷雨から身を守ろうとした。

しかし、カミナリは容赦なくこの木を襲い、2人の人命を
奪ったという。
人生は紙一重で、幸、不幸に分かれるものだと、改めて思い知らされた。

函館での落雷による死者は、ここ十年はなかったような。
しかし、今から20数年だったと思うが、信じられない落雷死者が出た。

新婚旅行に函館を選び、楽しんでいた若い二人。
函館山麓にある函館公園で悲劇は起きた。
雷鳴が鳴り響いたために、公園内にあった「東屋」に避難。

「東屋」の構造はすごく簡単。
外壁兼内壁は腰の高さまで。
カミナリは、ご主人のズボンベルトバックルに落ちた。
即死だったと新聞は伝えていた。

美しい夜景、ロマンあふれる町並みをご覧になりたくて、
楽しい記念となる新婚旅行に函館を選んで下さったのに・・・。
お見舞いの言葉がうかんでこなかった。


ミカエル

第713号 就職されたみなさんへ

2012年04月06日 | 町の話題
難関をくぐりぬけて、あこがれの企業に就職されたみなさん、
おめでとうございます。

少しは慣れましたか?
まだまだ、研修中で、第一線には出れないかもね。

最近、放映されなくなった「ぽぽぽぽーん」で始まる標語。
今一度、口ずさんでみませんか。

「あいさつするたび、ともだち、ふえるね」と、言われています。
あいさつする人に、仲間は集まる。
あいさつする人は、にんきもの。
あいさつは知っている人とも
知らない人とも
なかよくなれる
さあ みんなこえにだして
いってごらん

「こんにちは」
「こんばんは」
「さようなら」
「おやすみなさい」

「いただきます」
「ごちそうさま」
「おはよう」
「ただいま」
「ありがとう」

このような、単純な挨拶ことばが、職場でも家庭でも丸くなって、
潤滑油のような働きをするのでしょう。
さぁー、声を大きくだして、今日もがんばりましょう。

◎ 校正しないまま、誤って投稿してしまい、大変申し訳ありませんでした。
おわびいたします。

ミカエル

第696号 顔がほころぶ除雪車の出動

2012年01月27日 | 町の話題
年が明けてから、降雪は少ない日が続いている。
それでも雪かきは3回。パウダースノーだから軽くて楽だ。
このところ、スーパー寒波のせいで、雪はなかなか融けないでいる。

こんな状況のなか、今日、除雪車がやってきて作業開始。
力強く道路の雪をかき集めダンプで運んでくれた。

 

 

 

我が家の前面、横とも幅員6メートルの市道。
横道路は、結構通過する車両が多い。
綺麗になって走りやすくなった道路。
嬉しくなってきた。

ご近所の方々も外に出てきて「よかった!よかった!助かるわ!」の声。
市当局のご配慮に感謝するとともに、
「運転手さん、本当に有難う。ご苦労様でした」と、労った。


ミカエル

第691号 50年前、心に残る成人式

2012年01月10日 | 町の話題
昨日は成人式。
繰り上げて行った市町村もあったが、
やはり全国的には昨日が圧倒的に多かったよう。

ここ函館でも約2360人が新たに大人の仲間入り。
うち、約1500人が市民会館などで行われた式典に参加した。
「おめでとう」。

一時期、新成人が式典会場で暴れ出し、厳粛さを壊してしまった事もあったが、
それは過去の出来事になってしまった。

私に成人式の案内状が送付されてきたのは、およそ50年前。
当時は市民会館や市民体育館がまだ計画の段階。
会場は千代台公園に隣接する中央中学校(現・凌雲中)体育館だった。

会場の飾は、質素そのものだった。
BGMは、”夜明けのうた”。
岩谷時子・作詞、いずみたく・作曲、岸洋子・歌。

夜明けのうたよ あたしの心の あふれる想いをわかっておくれ♪夜明けのうたよ あたしの心に おおきな望を抱かせておくれ
この曲を何度も聞いているうちに、胸からこみ上げてくるものを感じ、
これからの生き方の心構えになったと思う。

これといったアトラクションは、なかった?
が、確か紅白の饅頭をもらったような。

家では母が、握り寿司と日本酒の小瓶をちゃぶ台に並べ「おめでとう」と、
、祝ってくれた。嬉しかった。

それからおよそ50年。
定年を迎え、第二の人生がスタート。
当時はどんな誓いを立てたのだろうか?
記憶が薄れていくのは、やはり寂しいものだ。


ミカエル

 

第690号 さらばお正月~どんど焼き

2012年01月07日 | 町の話題
函館は、今日7日が正月飾りを燃やす”どんど焼き日”。
道内奥地では15日が多いと聞く。
私が住む町内には、この行事を行う神社が2社あり、今年は古くある
村の鎮守さま的存在のお稲荷様に持ち込んだ。

 

 

階段を上り、杉木立の中にあるお社はこじんまり。
年に数回より開かない扉が開き、室内は華やいだ雰囲気た。

 

これで松が明け、お正月ともお別れだ。
気を引き締めて、日常の生活にカムバック。
お昼か夕食には”七草かゆ”をいただいて、体調を整えるつもり。


ところで、今年の市内神社の初詣客のベストスリーは、
①亀田八幡宮、②函館八幡宮、③湯倉神社の順。

明治2年の箱館戦争では、亀田八幡宮周辺が、明治政府軍と榎本軍との
刀や鉄砲での激戦の地。
社殿の板外壁には、そのときの弾痕跡が残る。
そして、この社殿で、降伏調印式が行われ、近代国家への道を歩み始めたのである。


ミカエル

第668号 天候に恵まれ行楽地は賑やか

2011年10月09日 | 町の話題
大型連休のなか日、天候に恵まれ行楽地は人出で賑わったようである。
ここ函館牛乳の直営売店も人の波で埋まった。



私は100円で牛乳飲み放題を。
ミケは、モカソフト250円也をそれぞれ求めた。

芝生を敷き詰めた庭園には、お日様と風を求める人達でいっぱい。
駐車場は、空待ちの状態。
札幌ナンバーや奥地のナンバーが多く見られた。



明日は残念ながら雨の予報。
我が家は、納戸の整理で終わりそうである。

函館牛乳あいす118のHPはこちらからどうぞ・



ミカエル




第650号 お待ちしております。五稜郭観光案内所でーす。

2011年08月03日 | 町の話題

これまで函館観光案内所は2箇所。
JR函館駅構内と元町公園内。
4月、この五稜郭観光案内所がオープンし、計三箇所
体制となった。
場所は丸井デパート前から行啓通りを下り、右側数軒目。
間口は小さいが三階建てのお洒落な建物だ。

昨年、特別史跡・五稜郭跡に箱館奉行所が復元オープン。
この案内所は、奉行所人気で増加する観光客の皆さんの
利便を図るために設置されたものだと思う。
もともと五稜郭は函館観光のシンボル地。
いままで、ここに観光案内所がなかったのが不思議なくらい。

       

他の案内所にはない設備やサービスがたくさんあり、
魅力的だ。
①授乳室、ベビーベッド
②無料LAN
③携帯電話充電器
④フリースペース
③手荷物無料預かり
④レンタサイクルなど



入ると正面に受付カウンター。
現在、中野所長含め女性6人の精鋭スタッフ が、親切、
丁寧にご案内中である。

 

二階のフリースペース。
調度品や内装もなかなか気品があり、落着ける雰囲気。
ここを無料で提供して下さるとは、太っ腹。嬉しいご配慮だ。

 


 

しかし、改善の余地がある。
それは案内所の位置アピール強化だ。
やはり、案内所前歩道を横断する頭上看板を取り付けなければ、
存在そのものが薄れている。
関係団体と協議され、早急に実現して欲しいものだ。

観光客だけではなく、市民の皆さんもお気軽に立ち寄られたら
いかがだろうか。
観光パンフなどの情報は、次から次へと更新されている。
新たな函館、道南の諸々の知識を得ることが出来るはず。
皆さん、ぜひお出かけを。

「こんにちは!新しいパンフある?」
「昨日入りましたこれは如何でしょうか?」。

がんばれ、がんばれ、六人衆!

五稜郭観光案内所のHPは、こちらからどうぞ!

また、スッタフブログは、こちらからどうぞ!