ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第167号 函館裏夜景の穴場 城岱牧場

2007年08月31日 | 展望処

所在地=函館市郊外七飯町城岱(しろたい)

暑さが一段落した30日、久しぶりに二人で国定公園・大沼へぶらり出かけることにした。いつも通る「高速道・函館新道」を避け、眺望のよさで知られる「城岱牧場」経由のルートをとった。
国道5号線に面している七飯町役場の右横の道を山めざして進むと、「城岱スカイライン」に通じ、上りきった所にこの牧場とともに雄大な眺めを望むことができる展望台がある。

(画像をクリックすると拡大できます。)
 
展望台の標高は約600m、目の前には函館山、函館湾、大野平野がパノラマのように広がり、ただ見とれるばかり。
ここからの夜景も素晴らしく、裏夜景の穴場になっていて、特に週末は賑わいを見せている。

育成牧場の広さは160ヘクタールというから後楽園ドームの32倍。
昨年は、乳牛355頭、和牛232頭、馬41頭を預かり、放牧料は1頭1日あたり
100円~280円になっている。

 
乳牛=左ホルスタイン種と右濃い乳をだすジャージー種。

牧場の気象は、5月~10月は最低気温5度、最高気温22度と真夏でも涼しく快適な環境。初雪が10月下旬、融雪が4月下旬~5月上旬で、6月~7月は海からの北東の風により濃霧が多発することがある。
見かける動物は、エゾシカ、ヒグマ、キタキツネ、エゾタヌキ、エゾユキウサギ、エゾリスと多い。

このスカイラインを下ると、大沼周辺に出ることができる。
次回は、目的地の大沼についてご紹介する予定です。

                      ミカエル 


 

 

 


第166号 函館ひかりの屋台 大門横丁

2007年08月29日 | 美味満足技処、買い物処

所在地=函館市松風町7番5号 JR函館駅から徒歩3分

北島三郎さんの大ヒット曲「函館の女(ひと)」。
その中に「♪ 灯りさざめく 松風町は 君の噂も きえはてて 沖の潮風 こころにしみる ♪」とある。
この松風町に、東北以北最大の屋台村がオープンしたのは平成17年10月。

 

昭和30年代までは、この地域が市内最大の繁華街で、多くの商店・飲食店が軒を連ね、不夜城そのものの活況を呈していた。
その後、函館経済の大黒柱であった北洋漁業の縮小、居住地域が郊外へ拡大、大型店の進出などで衰退、繁華街は五稜郭地域へと移動していった。

そこで、近代的な函館駅の完成、そして駅前地区区画整理事業の完了にあわせ、大門地域の再生へ向け、大きな期待をかけて生まれたのがこの屋台横丁であった。

店内席は8人、14人の二タイプ。
小じんまりとしているだけに、店主とお客さんとの会話は大きく弾み、味にうまみが増す。ランチサービスのお店もあって、昼間でも人の出入りが多い。
夜はアルコールも入って、楽しそうな笑い声があちこちから聞こえてくる。
皆さんも、26ある人情豊かなお店にお出かけしてみてはいかが。

「大門(だいもん)」の由来について
明治40年の大火以降、西部地区にあった遊郭が隣の大森町に引っ越してきた。
その入り口には巨大な門がそびえ、人々はいつしか「大門」と呼ぶようになり、この辺一帯の町名の呼び名へと変わっていったが、昭和9年の大火で焼け落ち、再建されることはなかった。
しかし、その後も「大門」は、大森町・若松町・松風町地区の代名詞として生き続けている。

                      ミカエル 

 


 


第165号 危ない扇風機、再活用してあげたい。

2007年08月27日 | 我が家のもろもろ

最近、死傷者まで出している火災原因の一つに、「30年以上前に製造された扇風機」が指摘され、社会問題になっていますね。
一部メーカーでは、該当製品の公表にふみきりました。
我が家にも、そのシルバー扇風機が現役で活躍しています。

             

この扇ちゃんは、36年前に初代ミカエル家が完成したときに、同僚から「新築祝い」として頂戴したものでタイマー、首ふり機能がついています。
以来、一度の故障もなく、ただ黙々と冷風を送ってくれる「丈夫で長持ち派」なのです。

長持ちの理由は、内地と比べますと暑さが厳しくなく、出番が少ないことと細かな手入れ。
それを裏付けるように、近年では平成14,15年は真夏日がゼロでした。
扇ちゃんに大活躍してもらったのは、駒澤大学付属苫小牧高校が夏の甲子園で優勝、準優勝した年。
これらの年、納戸にしまう時にはリボンをつけ労いました。

「使用すると危険」と烙印を押された扇風機。
長年黙々と働いてくれたのに、単純に捨ててしまうのは勿体無い感情がわいてきて、活用方法を考えています。
皆さんなら、どのように再活用されますか?

                        ミカエル

 

 


 


第164号 ナッチャンに乗っちゃった!

2007年08月24日 | 我が家のもろもろ

正式名称=函館ー青森間 新高速フェリー「ナッチャンRera」
就航会社=東日本フェリー株式会社

 

9月1日から就航する「ナッチャン」の試乗見学会に当選し、今日の午前に1時間のクルージングが行われた。
「ナッチャン」とは、、船体のイラスト画をデザインした京都市の小学2年生、川嶋なつみさんの愛称。
「Rera」はアイヌ語で風という意味。

試乗会に招待されたのは、当選者のほかに、近くの函館市立港小学校5、6年生を含めた定員いっぱいの約800名。
好天と凪に恵まれ、新造高速船の船室は華やいだ雰囲気に満ち溢れていた。

社長のご挨拶とともに出航、津軽海峡を目指しながら徐々に速度をアップ、すべるように走るその速さを楽しませてもらった。
折り返し地点からは速度を落とし、普段見ることができない海からの山並みを見ることが出来たのも貴重な体験だった。
あっという間にクルージングは終わり埠頭に着岸、新装なったターミナルビル前ではアトラクションも行われ、我々を迎えてくれた。

 
エグゼクティブクラス(片道10,000円)ペアシートとエントランスラウンジ

 
ビジネスクラス(片道6,000円)シートとエコノミークラス(片道5,000円)シート

旧青函連絡船、現フェリーともに3時間50分かかっていた青函間が、「ナッチャン」なら僅か1時間45分と半分以下。
これに眺望のよさ、揺れの少なさ、設備の豪華さが加味され、満ち足りた船旅が期待できそうだ。
既に、来月下旬に「ナッチャン」を往復利用する旅に参加申し込み済みである。

東日本フェリーの皆様、今日はお世話になりました。
そして、記念品、冷たい飲み物も頂戴し本当に有難うございました。
「どうか、ナッチャンに栄光の風が吹きますように!」。

                      ミカエル 

 

 


第163号 夏祭り最後の華・いさり火まつり

2007年08月21日 | お祭り

名称=第42回はこだて湯の川温泉いさり火まつり

お客様への感謝の気持ちと天然の温泉への感謝の意をこめた「いさり火まつり」が、18,19の両日、湯の川温泉街で盛大に行われた。主な行事は、
初日が、灯篭流し、花火大会。
二日目は、味覚・陶器市、いさり火献湯・仮装行列、いさり火ライブ。

 

献湯行列に先立って、源泉井戸前で神事が執り行われ、威勢のいい掛け声とともに神輿は温泉街へ繰り出した。

その後には、自由に参加できる「仮装行列」の一団が続く。
豪華な賞品を目指してどこのチームもアイディアに苦心したもよう。
「まぁー、可愛い!」「頑張ってね」の声援が飛ぶ。
温泉街を抜け、市電通りを終点の湯倉神社まで行進、西に傾いた夕日がジリジリと照りつけ暑い。
汗だくの行列は無事に到着した。

 

これで、函館の主だった夏まつりはすべてが終わり、学校の2学期は始まった。
海峡のイカ釣り船の「いさり火」が一段と明るさを増し、間もなく秋風が吹き始める。
お湯がたくさん出ますように、お客様が大勢訪れますように、温泉街の繁栄を願った。
関係者の方々、お疲れ様でした。

                   ミカエル 

 

 


第162号 遺愛ホワイトハウスの公開

2007年08月18日 | 教育施設

所在地=函館市杉並町23番11号
名称=学校法人遺愛学院ホワイトハウス(旧遺愛女学校宣教師館) 
五稜郭電停から、湯の川温泉へ向かう市電通りにある敷地に、一歩足を踏み入れると、そこは静寂さと緑の香りがする別世界。
奥に建つホワイトハウスは清楚な姿で迎えてくれた。

(全て写真をクリックすると拡大できます。)
 
ここの学院には、5つの文化財がある。
1.このホワイトハウスが国重要文化財。
2.遺愛学院本館が国重要文化財。
3.遺愛学院講堂が国登録有形文化財。
4.謝恩館が国登録有形文化財。
5.函館山麓、西部地区にある遺愛幼稚園が函館市伝統的建造物。
これらの建造物は、函館市民が誇りとする貴重な傑作建物であり、後世に伝え残していきたいものである。

ホワイトハウスは、外国人宣教師の住居として1908(明治41)年に本館とともに建てられた。白壁と尖塔、1,2階を仕切る胴蛇腹が作り出す外観の美しさが目を引く。
例年、夏休み前に一般公開され、今年もその時期に訪れてみた。

 
玄関と地下室の明り取り。レンガはイギリス式積み、アーチ部分も丁寧だ。

 
珍しい軽井沢彫りの家具。宣教師の研修会が軽井沢で開かれたときに求めたという。身も心も温まる暖炉。燃料は石炭だったようだ。

 
オルガンと高さ約110センチの旅行ケース。当時としてはかなり機能的デザインと思う。キャスターは付いていなかった。

 
ハリポタに出てきそうな古風なベッド。故郷アメリカを思いながら眠ったのであろう。
食堂。椅子、テーブルは最近のものに見える。

 
本格的和室もあり、日本文化を理解しようとした心が伝わってきた。
お茶、お花、礼儀作法などを学んだのだろうか?

 
談話室。夜や休日にはここに宣教師が集まって語らいを。奥が食堂。

 
木製の冷蔵庫。昭和40年代初めまでは、函館のお屋敷でも見た記憶がある。
右の大きな冷蔵庫は、アメリカの自動車メーカー「ゼネラルモーター社製」。

 
浴槽が日本製とは面白い。釜は循環式。
これらは、あとになって付け替えたのでは?と思われる。
洗濯機の脱水は、2本のロールの間をくぐらせる。

函館はペリー提督が黒船を引き連れてやってきた翌年の、1855年に国際開港場となった。
間もなく多くの外国人宣教師がやってきて、布教に努めるかたわら、教育、福祉などの向上にも心血を注いでくれた。
その中に、アメリカ人宣教師MCハリス夫妻の姿もあり、元町の地に「日々学校」を開いたのがこの学院の前身になっている。

受付と案内はこちらの女学生が担当、親切で礼儀正しい応対ぶりに好感が持てた。見学を終えたら、広い前庭の樹木の下で冷たいお茶を出して下さり、とても清清しい思いでホワイトハウスをあとにできた。
学院の皆様、有難うございました。

                    ミカエル 


 



  

 

 

 


第161号 また買っちゃったー

2007年08月16日 | 我が家のもろもろ

先月末「箱館戦争銘々伝」上下巻が、新人物往来社から発売された。
この戦争の本の類は、これまでも多く出版され、その都度求めていた。          

           
               (写真をクリックすると拡大できます。)

そのせいで、2階納戸の書棚は満員、このパソコンデスクの下にも置いている始末。
もう買うまいと、思っていたのだが・・・。

でも、ペラペラとめくって見ているうち内容に誘惑され、2冊持ってレジに立っていた。
箱館戦争に関連する42人の生きざまを描き出したもので、地元函館の郷土史家が執筆している、次の人物の描き方に興味がそそられた。
「坂本竜馬を斬った男?とされる今井信郎」~近江幸雄氏
「蝦夷共和国総裁・榎本武揚」~須藤隆仙氏

他に
新撰組・島田魁、最後の新撰組隊長・相馬主計、父子で戦死した中島三郎助、土方歳三を撃ったとされる松前藩士・米田幸治、土方歳三を撮った写真師・田本研造、
超美男で遊撃隊隊長・伊庭八郎、フランス将校・ブリュネらの名がある。

ほかに、この戦争で箱館市街地はどうだったのか?
住民の暮らしぶりは?にも筆を伸ばしているのが面白みを増している。
「あ、そうか!あそこでこんなことがあったのか」、
「あれ、以前読んだ作者の説とは反対な事を書いているなぁー」
「増税に苦しんだろうに」と、思いながらページをめくる。

約140年前、この町で明治政府軍と旧徳川幕府脱走軍とが信念をかけ血を流しあった「箱館戦争」。
この2冊から新たな説も学ぶことができ、掟を破ってまでも求めたのは価値観で消されてしまった気がする。
さて、読んだあとはどこに置く?悩んでいるミカエルなのです。

                       ミカエル 

「白い恋人」が「黒い恋人」になってしまい、道民の一人としてとても恥ずかしく思っています。

                             

 

 


 

 

 

 


第160号 これは珍しい~修道院ビール

2007年08月13日 | 美味満足技処、買い物処

函館の西部地区を歩いていたら「修道院ビール」という珍しい看板が目に飛び込んできた。
取り扱っているお店は、トラピスト製品とともに70年以上も歩んでいる老舗。  

                  
               (この写真をクリックすると拡大できます)
名称=十字屋食料品店
住所=函館市末広町5番18号
電話=0138-22-1777

店内に入ると、陳列棚にはズラリ「トラピスト修道院ビール」が並んでいた。
「いらっしゃいませ!」の掛け声とともに奥から出てきて店主は、このビールについて、次のとおり説明して下さった。

 

修道院ではかつて、知識と情報収集に勝る修道士たちにより、質の高いビールが
醸造され、彼らの飲用とともに訪れる巡礼客らにも提供していた。
多くの修道院が醸造し、12世紀ごろがその最盛期だった。

その後、時代の変化とともに、このビールは二つに分類された。
ひとつは、醸造権利と名称を私企業に委ねたもので、商品名は「僧院ビール(BIERE D”ABBAYE)」。

一方、引き続きビールを醸造している修道院は、ベルギーに5箇所とオランダに1箇所だけ残り、商品名は「トラピストビール(BIERE TRAPPISTE)」。
これら修道院で組織するトラピスト会では、製品について次の厳しい条件を付している。
①シトー教団の修道院の修道士たちによって醸造されること。
②品質は、上面発酵で色はブロンズ~濃茶、発酵度が高いもの。
瓶詰めの段階で酵母菌を数度添加し、瓶内発酵を促すことによりワインのような味わいからシャンパンのような味わいまでを楽しめるという。

このような説明をお聞きしたあと、私が求めたのは「ベルギーのサン・レミ修道院製のロシュフォール8」。
330CC、アルコール度数は9.2%、価格は630円。
この瓶を眺めていたら、ヨーロッパの石造りの堅固な修道院で、一心不乱にビール造りに打ち込む修道士の姿が浮かんできた。

さて、この珍しいビールはどんな味がするのでしょうか?
ビール大好き友人へプレゼントし、感想を聞くことにします。

                    ミカエル  

 

 

 

 


 

 

 


第159号 飛び立つ前にひと風呂いかが?

2007年08月10日 | 温泉

名称=丘の上温泉富士  
所在地=函館市高松町575番地の7 (函館空港そば) 
電話=0138-36-5300

 

私が普段利用している温泉はここ、家から車で5分と超近い。
朝9時からの営業で料金は390円、別に500円を支払うと今流行の「岩盤浴」も利用できる。
高温サウナ、低温塩蒸気サウナ、水風呂、低温、高温、薬草の3浴槽に露天風呂があって十分くつろげる。
風呂上りには大広間の掘りコタツ席で軽食、ゴックンビ-ルも楽しめご機嫌にもなれる。

(一番乗りして撮影、写真をクリックすると拡大できます。)
 

この温泉は、空港から徒歩10分と近いため、最近はクチコミでやって来られる旅行者の姿も見かけるようになった。
少し早めに空港に着き、搭乗手続きを済ませてから来た方、レンタカーを返す前に寄ったという方もいる。
世間話の片隅に方言が混じり話に花が咲く。

先日のこと、大阪弁が耳に入ってきたので、思いきって「最近、もうかりまっか?」と声をかけてみた。
すると「ぼちぼちでんなー」と返ってきた。
この会話がきっかけとなり、北海道の感想を聞いたり、私の大阪観などを話してすっかり打ち解け束の間の友になってしまった。

皆さんも、ひと風呂浴びてさっぱりしてから、函館空港を飛び立ってはいかがでしょうか?お薦めの温泉です。

                    ミカエル 

 


第158号 さようなら~函館港まつり

2007年08月07日 | お祭り

今月1日から開催されていた函館最大の行事「港まつり」が5日間の日程を終え、無事終了しました。
期間中は、雨が降った日もありましたが、函館港で打ち上げる1万発の「花火大会」、JR函館駅・大門地区と五稜郭地区を練り歩く「ワッショイ函館」、「いか踊り大会」、「ポテトカーニバル」は曇り空で行われ、多くの人で賑わいを見せ、短い夏の祭りを満喫したようでした。

 
(画像をクリックすると拡大できます。)

我が家の町内会も5日が結びの踊り大会。
多くの子供、大人が名残惜しそうに、踊りの輪を大きく広げ楽しみました。
お楽しみ抽選会は、特賞が「最新型自転車」。
2番違いで外れ、その他の賞に期待をしましたがこれも見事に外れ、結局は残念賞のティッシュペーパー1函でした。

こうして、今年も盛り上がり楽しんだ「港まつり」。
一方、水害や地震の被害に遭われ、いまだに不自由な避難所生活を余儀なくされている方々のことを思うと、複雑な気もします。
舞台の解体は始まりました。
来年も元気な姿でこの舞台に集まり、踊りの輪が広がりますように。
お世話して下さった町内会役員の皆様、本当にご苦労さま、有難うございました。

                  ミカエル  

 

 

 


 


第157号 暑中お見舞い

2007年08月04日 | 我が家のもろもろ

内地のみなさん、梅雨が明け本格的な暑さが到来、夏バテはしていませんか?
お見舞い申し上げます。
函館は2日に真夏日を迎えましたが、またもや涼しが戻ってきました。
八月お盆を過ぎると海に入る人はまばら、秋風が吹き出します。

 
        (拡大する

庭の片隅に、キュウリ、ミニトマト、ナスを植えています。
キュウリが一番乗りで実をつけました。
どのくらい大きくなるか?と、かまわないでおきましたが、先端が着地したのでカット。
長さ36センチ、ウェスト16センチもありました。
これだけ大きくなると流石に皮が気になります。
やはり、ほどほどの大きさが美味しいようですね。

これから台風が本道に再上陸する予報、庭の飛びそうな物は片付け、様子をうかがっています。
雨、風ともに強くなってきました。
何事もないように静かに通り過ぎますように。

                    ミカエル 

    

    


第156号 小江戸からも応援~チンドン初デビュー

2007年08月01日 | お祭り

皆さんの町の老舗商店街は、寂しくなっていませんか?元気ですか?

「奥さん、きょうは白菜が安いよ!」 「じゃ、もらおうかな!」 「有難うございます」。
「旦那さん、きょうはいきのいいマグロが安いよ!」 「マグロは昨日食べたから、さんまをもらおうか!」 「はいよ!有難うございます」。
「奥さん、いいメロンが入ったんだけど、いかが!」 「そうね、あすお客さんが見えるから2個頂戴!」 「はい、いつも有難うございます」。
通路は人であふれ、体がぶつかるほど活気がありましたね。

 

そんな状態に少しでも戻って欲しいと、店主らがスクラム組んで、何と「チンドン」を立ち上げてしまいました。すごいですね!
ここは、古くから開けた函館西部地区の大黒通り商店街。
運営するのは、「遊源会社大黒笑事」というユーモアあふれる架空会社。

先月29日に行われた「大黒通りフェスティバル」で初デビュー。
小江戸・川越、札幌からもわざわざ応援に駆けつけてくれたチンドン仲間と、楽しく演奏行進、見物に来た市民からはユーモラスな動作と懐かしさに大きな拍手と歓声が沸き、商店街には活気と笑いがあふれました。

 

第一歩を踏み出した「大黒笑事チンドン」、これからのますますの活動に期待しながら、祭り会場をあとにしました。
チンドンのみなさん、お疲れさまでした。

                      ミカエル