ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第575号 熊の気持、理解できる!

2010年10月31日 | 町の話題

今年の秋、異常な熊の出没。
その対策に地元市町村は足りない予算から経費を捻出している。

熊出没の原因は、「どんぐり」の不作にあるという。
実をつける「みずなら」の木が、害虫に食い荒らされ大きな実を
つけられないのが実情。

近くの街路樹の「ななかまど」も、色づき始めたが、実の大きさは
例年の7割ほど。
山でも平地でも「実」をつける木々は皆不作のようだ。

 

人間ならば、食料が不足になったら、コンビニやスーパーで
簡単に補充可能だ。
しかし熊にとって待っているのは「冬眠」。

 

必死になって腹を満たさなければならない。

このななかまどの実。
果たして小鳥たちは厳寒を乗り越えられるのだろうか?
心配である。

 


                       


第574号 アダモ(雪)君、今年も来函!

2010年10月27日 | 町の話題
昨日朝の函館は、寒かった。
カーテンを引くと「みぞれ」が強風で斜めに飛ばされていた。

正午のテレビニュースを観ていたら「初雪観測」が報じられていた。
10日ほど前から、雪虫が盛んに飛んでいたから、「雪近し」とは
思ってはいたのだが・・・。
やはり自然からの予告便りは、間違いがないと思った。

昨年の初雪は「11月2日」。
タイヤ交換もこの日にしている。
積雪状態ではないけれど、寿命がきたスタッドレスタイヤを
新品に交換するのも間近だ。

例年、文化の日を過ぎると10日間ほどはポカポカ天気が続き、
その後に本格的冬到来となる。
それまでに、庭の整理整頓を行わなくちゃあー。

明日から体操を兼ねての作業開始。
「アダモ君」、この作業が終わるまで、ご来函は待っていて欲しい。
前期高齢者夫婦からの切なるお願いだよん!



                

第573号 地下救出大作戦、成功せり!

2010年10月21日 | 町の話題
人類が果てしなく向かっていた宇宙。
しかし、今回の「チリ崩落事故」は、「地下作業」の出来事を思い知らされた。

深度600メートルといえば、スカイツリー並み。

食糧、照明、通信手段はやや確保。
条件が整っていたにせよ精神的負担が大きくのしかかったと思う。
「必ず救助される」。その一心で毎日を過ごしたと思う。

「どのような手段で救助するのだろうか?」世界中の目が見守った。
あらゆる知能を集め、3本の救助穴が掘られた。
「それからどうするのだろうか?」疑問が。

それを打ち消すかのよう登場したのが「カプセル」。
およびもつかなかった。
素晴らしい考案だと思った。

最初の救助者が、カプセルから出てきたときには、涙がでた。
人類のちから、命を救う力、なんて素晴らしいのだろう。
最後に救助された方が乗っていたカプセルは、ボロボロ。
本当にお疲れ様。

日本国内では、原子力発電の廃棄物を地中深く埋設するという。
事故がないように願う。


                     




第572号 おさがりは嬉しいものだ

2010年10月15日 | 我が家のもろもろ

秋が深まってきた。
半袖から長袖へ、薄物から厚物へと衣替えのシーズン
にもなってきた。

息子は30歳を過ぎた頃から、上着サイズがMからLになった。
Mサイズは、私が「おさがり」として貰い受け、着る様になった。
これが結構なブランド物。 
色彩と柄とでイメージアップ。「お父さん、若くなったわよ!」とミケ。
「いやー、それほどでもー」と照れる私。

退職してからは、おさがりで代用。
新品を買う必要がなくなったので、たいへん助かっている。

おさがり」といえば、小さい頃を思い出す。
私は次男。1歳半上には兄がいる。
長男だから・・・と言われ、兄はいつも真新しい服などを
身に着けていて、私はおさがりが多かった。

高校は同じ道立。使用した教科書も同じだったから、
これもおさがり。
でも、このおさがりは役にたった。
一学年上の兄の気配りで「ここ、試験に出たぞ。
これ国家試験に出るぞ」などのメモ書きが添えられてあった。
だから、試験は実力がなくても高得点。救われた。

さて、今日午後からはミケと外出。
どんなおさがりを着て、若返りをはかろうか?
目下、思案中である。 


                  


第571号 難しくもあったが有意義な講義だった

2010年10月12日 | 我が家のもろもろ

退職後、あり余る時間を活かして多種多様な講義、見学会に
参加している。
今月3日は、西部地区の大寺4箇所の見学会に。

そして9日は、駅前のホテルで「函館の近代建築遺産」
の受講を

主催は、函館市内にある短期大学以上の教育機関と市。
公開講座名は「函館学2010」。会場は約200名の受講生で
満席。人気の高さが窺えた。

       


最初に講師の鈴木教授は、函館市内の建造物の歴史的
背景や技術力について解説された。

~「函館の町は、五稜郭、旧開拓使書籍庫、道庁函館支庁、
ハリストス正教会、大谷派別院、旧ロシア領事館、中華会館、
金森倉庫群、近代オフイスビル群、都市型住宅等がよい形で
とけ込んでおり、多様性と個性さを誇っている。

さらに、坂道から望む港の眺望美も加わり、豊かな観光資源と
なって全国ブランドの魅力・人気を造り出している」~と、
函館を、このように評価してくれたのは嬉しかった。

 

講義のしめくくりとして、「文化資源という視点」を図式で解説
されたが、どうも私には程度が高くてよく理解できなかった。

明治村の話が出ないものか?と期待していたが、それは残念
ながらなし。
二人で行ったのは40年前。
広々とした敷地は、まさに明治村そのものだった。
「もう一度行ってみたいなぁー」そう思ったりもした。

今回の講座の運営にあたった皆さん、お疲れ様でした。
とても勉強になり、有難うございました。


               


第570号 これでお仕舞い

2010年10月09日 | 我が家のもろもろ

猫の額ほどの広さの我が家の菜園。
近頃の函館は朝夕の冷え込みが感じられ、
今年の収穫はこれでお仕舞いとなった。

     

キュウリは3本を植え付け、本当にたくさんの実をつけてくれた。
最盛期には毎朝数本も。
漬物、味噌汁、酢の物、直接味噌をつけて丸かじり。
そうそう、お隣にもお福分けをした。

ミニトマトは赤、黄がそれぞれ3本。
こちらもよく生ってくれた。
今年は暑く、適度な雨があったからか?
バジル、レタス、生ハムと付け合せして味わった。

最後の収穫したあとは、日本酒を撒いて労った。
「頑張ってくれて有難う。また、来年も宜しくね!」。



                      



第569号 ノーベル賞受賞、おめでとうございます。

2010年10月07日 | 町の話題
昨日の臨時ニュースで、北大教授の鈴木章さんの化学賞の受賞が決定した。
しかもご本人は道内の出身者。
大いにお祝いしなければと思う。
そこで、下手な句を。

① ノーベル賞 クラークの瞳に 光りかな 
② ノーベルさん 道産子化学者に ありがとう 



                        


第568号 止めて欲しい「つば吐き」

2010年10月04日 | スポーツ

道民が、せめてクライマックスシリーズ進出を期待していたプロ野球「北海道日本ハムファイターズ」。
残念ながら惜敗で4位。がっくりの日々となった。

特にミケは、道路まで聞こえるほどの大きな応援の毎日。
落ち込みが大きく、元気がない。
函館にはドイツのハム職人・カールレイモンが十字街で毎週金曜日に製品販売。
このトレードマークを取得したのが日ハム。それだけに日ハム
ファンハは熱狂的だ。

いつも気になるのは、バッターボックスに入っての「つば吐き」。
これはマナーとして止めて欲しい行為だ。
球団名と選手名を特定することはしたくない。

ボックスに入ると、テレビ画面は大写し。
まるで応援している視聴者に「つば」を吐いているようなもの。
ダッグアウトで事前処理するとか塁に出てからの処理まで待てないものだろうか?

選手は、吐いているグランドから収入を得ているのだから、サラリーマンにしてみれば会社の床に吐き捨てるのに等しい。
小企業事業主ならば、従業員のこの行為は即解雇へとつながると思う。

両リーグとも、選手マナー向上研修に務め、この不愉快な行為を止めるように改善して欲しいものだ。
そして、迎える両シリーズ。
爽やかな気分で観戦したい。