ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第466号 白ネクタイ姿は最高の喜び

2009年11月28日 | 我が家のもろもろ

私は今年の一月に高齢者の仲間入りとなった。
礼服を着る機会はたびたびあっても、それは黒ネクタイの席。
それが今日、義姉の孫娘の結婚式に出席。
実に七年ぶりの白ネクタイをきりりと締めることができ、とても嬉しかった。

孫の実家は東京。花婿さんの実家は沖縄。
孫の我がままを聞いてくださって函館で挙式。
遠路はるばるのお越しに、心から謝々。

会場は、赤レンガ倉庫群の一角に5年前に出来た教会風の赤レンガの建物。
周囲の環境に溶け込んでいて、人気が高い。

 

敷地はレンガ塀で囲まれ、左側の塀の裏は運河。

 

これが、その運河。
夜になるとライトアップされ、幻想的で美しい。
雨に濡れた木製デッキも情緒あふれる光景だ
右の塀裏が会場建物。

 

式場では、最初に総勢20名ほどの両家紹介が。
そして、新郎の入場後、新婦が父とともにバージンロードを通って入場。
パイプオルガンの演奏とともに、女性の声量あふれる透き通った独唱も添えられて、式はクライマックスに。
指輪交換などを行い、20分ほどで式は無事に終了した。

皆に祝福されて、幸福階段を踏みしめながら、前庭に下りてきた。
花吹雪が舞い「おめでとう。お幸せに!」の祝福の声があがった。
「ありがとう。ありがとう」と、二人の口元が緩んだ。
人生で最も美しい微笑み顔だ。

向かい赤レンガで買い物をされていた観光客からも、「おめでとう」の温かな祝福の声をいただいた

有難いこと、そして、日本って平和だなぁーとも思った。

 

会食は、近くのホテルへ移ってフルコースを。
会場からは函館港を一望でき、旧青函連絡船・摩周丸の姿も見える絶好のロケーション。
料理の味が一段とアップする環境だ。

席札の裏に肉筆で、お礼の言葉が書き添えてあったのは、孫の普段からの優しい心配りかと思えた。

 

ウエディングケーキ入刀後、そのケーキで二人のモグモグタイム。
実に微笑ましく楽しそうだった。
そして、羨ましかった。
時代とともに演出は進歩するものだ。

 

こうして、感動の式と楽しかった会食はお開きとなった。

新郎のお父さん、お母さん、ご親族の皆様。
はるばる遠い北海道までお越し頂きまして有難うございました。
どうぞ、孫娘を宜しくお願い致します。


                 

 

 


第465号 成るか、ダイエット!

2009年11月25日 | 我が家のもろもろ

「天高く馬肥ゆる秋」は、シーズンの幕を下ろそうとしている。
今年は果物がとても美味しく、ついつい食べ過ぎてしまい、体重増加という副産物が。
3キロ太ってしまい54キロに。

これからは下着が厚くなるので、ズボンがきつくなるのが心配。
そこで、TV放映中のダイエット食品を取り寄せ減量にチャレンジすることにした。
商品名は「カロリー専科生粋(いきいき)の雑炊セット」。

 

味付けの種類は、
①ほたて雑炊、②鯛みそ雑炊、③梅しそ粥、④赤だし鮭雑炊、⑤野沢菜わさび雑炊、⑥たっぷり野菜のかに雑炊の6味。
熱湯をかけ、出来上がりはご飯茶碗7分目ほど。

一食あたりのカロリーは、32~38。
通常ご飯一膳分のそれは約190だから、かなりの低め。
満足感がないので、「もう一食」の欲望がないわけでもない。
でも、我慢、我慢で乗り切らなくちゃー。

価格は各5食入りの計30食で送料込み6,400円。
単価は213円となる。
おかずが要らないから確かに安いとも言える。

朝昼夕全てをこれですませると、かなりの空腹感が襲う。
私はお昼だけにすることに。
さて、効果はいつごろに?   


             
                 

 


第464号 パリのたい焼き?

2009年11月22日 | 町の話題

息子が「お父さん、珍しいたい焼きを売っていたので買ってきたよ」。
「うーん。どれ、どれ」と紙袋から取り出して驚いた。

 

一枚毎にビニール袋入りで、しかも三色のカラフルさ。
そして、ふわっとしていて柔らかい。
「もちもちたい焼き」という名称で新食感がウリとか。
どうやら皮には餅米を使用しているようだ。

ピンク=イチゴミルク
白=小倉あん
黄=レモンヨーグルト

3時ごろ口にしたら、6時になってもまだきつい。
腹持ちがかなりよさそうだ。

伝統あるたい焼きがおしゃれに変身。
国際商品になりそうだ。
「泳げたい焼き君」が見たら、腰を抜かすに違いない。 

 

      ※ 日ハムパレードに、11万人の観衆!

今日、11時から札幌で行われたパレードはお天気に恵まれ大盛況。
テレビから二人揃って感謝の言葉をおくった。
「有難う、ファイターズ!」。
お歳暮も「日ハムだ!」。

 

 


                 



第463号 早めの準備が裏目に! 

2009年11月20日 | 我が家のもろもろ

年賀状の差出は、いつも早め早めにと考えている。
今年もその考えは変わらず、今週からPCの住所録の整理に取り掛かった。
喪中通知のあった方はご冥福を祈りながら削除、転居された方は新住所へ書替え、今年新たに友人になった方を加えたりする。

ところがである。
PCの住所録ソフトは、その都度アップデート。
昨年の操作手順とは違っていた。
18日、ちょっとした誤操作があってか、息子の分のデーターも含め、全てが消滅。
大きなショックと焦りを感じた。  

幸い、一覧表が残されていたので、その夜は徹夜して私の分は19日朝まで入力が完了。
午後から、息子のデーターの入力開始。
ミケが手伝ってくれたのは嬉しかった。
その夜はぐっすり寝た。 

そして、只今20日の午後3時。入力中の休憩タイム。
残り20数件ほどで、夕方までには完了すると思う。
ホッとする気持になれるのも間もなくだ。 


     
                


 


第462号 ファイターズのティシュ

2009年11月17日 | 町の話題

今年のプロ野球でリーグ優勝を果たした「北海道日本ハムファイターズ」。
この業績を称え、地元製紙会社が「ボックスティシュペーパー」を作り、スーパーで売り始めた。

ファイターズの大ファンであるミケは早速10箱買い求めてきた。
値段は200組(400枚)で200円とお得。

 

22日には札幌市内をパレード。
たくさんの紙吹雪が舞う事だろう。

来年こそ日本一を目指して、頑張って欲しいものだ。

      
               


 


第461号 今週はワンコインランチで

2009年11月14日 | 美味満足技処、買い物処

たまには豪華に、そして質素 にと、相反するランチを求めて行ったのが市民会館前の「なこし」さん。

 

ワンコインランチのメニューを手にとった。
お願いしたのは「辛味噌豚丼」。

 

辛味には強い私だったが、汗がしたたり落ちてきた。
ミニ丼ながら、家のご飯の3倍のボリューム。
完食は出来ずまたもや失礼してしまった。

先回お伺いした時の記事は
こちらから。


                

 


  


第460号 庭も紅くなって

2009年11月12日 | 我が家のもろもろ

我が家の敷地は海抜10mほど。
そして盆地形成。
ようやく木々が紅葉化してきた。

これは、ジュンベリー。
たくさんの実をつけてくれ、有難う。
来年もよろしく。

      

この紅葉は、詳しい品種は不明。
今年は枝の半分が病気に。
枯葉が二種類になってしまった。

 

今年の函館は真夏日がゼロ。
地球全体では温暖化が進んでいるのに・・・。

これから生命を受けてくる子供たちには「安全地球」を保障してあげたいものだ。

               

 

                  


第459号 夫の応援料理 ②

2009年11月09日 | 我が家のもろもろ

妻・ミケの体調を見ながら時々台所に立つ。
今朝のクッキングは①色ご飯②
炒め煮に挑戦してみた。

① しらすご飯。
ゆでたしらす(100円×3パック)+人参(小3分の1)+えんどう豆(おつまみ用で十分)。
味付けは、粉末昆布茶+大さじ1のめんつゆ。
水加減は米3合に対して3.5。

② 炒め煮。
材料はキャベツ(ザク切り)+天かま(細切り)+焼き豆腐(手の中で握りつぶす)。
味付けは、粉末昆布茶+薄めためんつゆ。
作って見てから緑と赤があれば綺麗かなと思った。

これに、「ほうれん草+ブロッコリー」を添えた

「手早く作ったのね!」とミケ。
「いやぁー、コツが分かってきたからね!」。
さて、次回は何に挑戦しようかな?

料理を作る楽しさは、「食べてもらって、少しでも褒め言葉をもらえること」だと思うようになった。
ミケの料理に「褒め言葉」をたくさん贈らねば。
「永い間有難う。これからも宜しくね!」。


北海道日本ハムファイターズ、ご苦労様でした。
道民に与えてくれた数々の夢、希望、感動。
故障者続出でもファイトで戦ったチームの底力に感激。
ゆっくり静養してください。
有難う、有難う、ファイターズ。

 

                

 


第458号 息子の温泉一泊招待に涙!

2009年11月06日 | 温泉

毎年2回、息子から父母の日合同と誕生日合同のお祝いとして、温泉一泊の招待がある。

4日は、旧椴法華村(とどほっけ・現在は平成の大合併により函館市に編入された)にある温泉施設・恵風(けいぷ)だった。
家から車で約一時間の距離。
湯の川温泉よりも、海、山、前庭の水工作、泉源の恵山噴火口も観られ、スケールの大きさに心和ます風景がお気に入りだ。

 

もともと漁村だけに、足湯は漁船を利用。
ユニークな発想に感心した。

 

夜の食事のお品書き。
オードブルは絶品。
柿のへたをカットし、実をくり抜いて料理を詰め込み再びへたでふたをしたもの。
実に美味しかった。また食べたい。

 

息子の手前、残さずに食べたが苦しかった。
その状況を見ていた息子から「お父ちゃん、頑張ったね!」と褒められた。

 

夜になると前庭の池に照明が点り、幻想的。
部屋の窓を開けてパチリ。
実像はもっと綺麗なのだが。
私の技術ではこんなもの。ごめん。

 

朝食はバイキング。
昨夜、窓から見えていた漁火はイカ釣り船。
早朝、ホテル傍の漁港で水揚げ。
だから、このイカ刺しは超新鮮。
コレを目当てのお客がとても多いらしい。

実は我が家もそうなのだが。
皿に山盛りのお客が多い。
次から次と接客員がイカ刺しを運んでくれる。
でも、直ぐになくなる。
それだけ人気が高いメニューなのだ。
私としては、こりこりとした「耳」の提供を望んでいたのだがそれがならなかったのは残念。
でも、満足した「イカ刺し」だった。

 

大浴場には三回入浴。
二回目は5日の三時に30分。
三回目は4時の90分。これで満足の温泉三昧だった。

私は三歳で父を亡くした。
ミケの父は生まれる前に戦死。母は結婚前に急死。
たった一人の私の母を旅行に連れて行くことはできなかった。

それだけに、息子がこうして旅や温泉に連れて行ってくれることは本当に嬉しい。
二人そろって、その思いやりの心に、涙があふれた。 
「有難う、息子さま!」。

  

  ★ 「ガンバレガンバレ ファイターズ!」

 

           

 


第457号 杉 板子って何者?

2009年11月05日 | 珍話、懐古品、珍品

この看板が設置してある場所は、市道と国道とのT字交差点。
「杉 板子(すぎいたこ)」の文字が飛び込んできていた。
いつも青信号で通過。ゆっくりと見たことがなかった。
ここの事業所(木材屋)の駐車場に車を止めて、ゆっくり見ることに。

「也」があるから、共同選挙事務所?
これ以外には考えられないと思ったのだが・・・。 

      

近づいてみると、「漁船用」の文字も見えた。
「あっ、そうか!小型漁船が床として使う杉製のいたこのことなんだ!」と気がついた。 

      

漁師はよく「いたこ一枚下地獄」と言う。
納得して駐車場を出た。
看板は人目を引き付けPRするのが目的。
広告主の鮮やかな表現力に脱帽した。

   ★ 「ガンバレガンバレ ファイターズ!」
    北海道で優勝を決めて下さい。お願い。    
                   

                

 


第456号 夫の応援料理 ①

2009年11月03日 | 我が家のもろもろ

妻・ミケの体調を見ながら、時々台所に立つ。
今朝も「何か一品作ろうか」と思い、冷蔵庫を覗きこんだ。
取り出したのは
①つきこん②キャベツ③魚肉ソーセージ④玉子

①は三分の一にカット②はザクザクカット③は乱切り④はとき玉に。

熱したフライパンに油をひき、①~③を一緒に炒め、最後に④をまんべんなくまわし混ぜる。
仕上げ調味料は、粉末昆布茶とウスターソース。 

 

「さぁー、低カロリーを召し上がれ!」。
「美味しいよ、お父ちゃん。またお願いね!」。
題して「キャベツとつきこんの炒めもの」は、合格点をもらったようである。
「豚もおだてりゃ木に登るー」。
近々、私も木に登ることだろう。


   ★ 「ガンバレガンバレ ファイターズ!」


                

 

 


第455号 ガキ大将の頃の味

2009年11月01日 | 我が家のもろもろ

最近の我が家のお菓子といえば、綺麗に、そして豪華に飾られた洋菓子ばかり。
たまには、昔懐かしい駄菓子はないものかと近くの大型店へ。
種類は少ないものの陳列されていたのを見たときは嬉しかった。
その中で、心が動いたのがこの「あめせんべい」。

薄くて、やわらかな2枚の煎餅にはさまれた中には「水あめ」がたっぷり。
1袋に2セット入っていて105円也。
3袋も求めてしまった。

 
この味を知ったのは、小学校高学年のころ。
近くの同学年数人とガキ大将の地位を競っていた。

この頃でも古新聞回収業者が来ていた。
新聞紙は立派な包装紙。また、加工し紙袋として再生された。
おじさんが来るのを知ると、ガキ仲間は家から新聞紙を持ち出した。
対価として渡してくれたのが「あめせんべい」。
広場の大きなポプラの下に集まって皆で頬張った。
「うだでうめーなー。やめられないなー」。

こんな昔の事を思い出しながら、かぶりついた。
そこからは昔の味がした。
しかし、食べれば食べるほど差し歯にあめと煎餅が絡んで四苦八苦。
ロマンを求めて買った「あめせんべい」だったのに・・・。