ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第808号 上湯川町におられる「子育て、安産」の神さま

2013年06月22日 | 教会、寺院、神社、墓地、碑、像
市電・湯の川終点から、女子修道院、南茅部地区へと道々を進む。
松倉川を渡ると、セブンイレブン、ローソンが連なる。

間もなく右に赤い鳥居が見えてくる。
勾配のきつい石階段を上ると、「稲荷神社」だ。
正確な創建は不明だが、1845年(明治維新の23年前)には、収穫物奉納の記録があるようだ。
周囲は杉木立。正月の「どんど焼き」も行われることから、「村の鎮守さま」のようだ。



この本殿の左横に位置しているのが、「石神神社」で、創建は明治10年ころ。
地元に古くから住む方々は「石神さま」と呼んでおり、
子育ての神、安産の神として信仰されている。



大きさは、たたみ3枚ほど。
近年、改修し、綺麗に変身した。



祭行事は年2回行なわれ、1月16日と8月16日。
小正月とお盆と記憶すれば覚えやすい。
同じ町内に住んで43年になるが、一度もお祭りを観たことがない。

昨年5月に生まれた「マドモアゼル初孫」は、安産だったので感謝。
あとは、「子育て」を、息子夫婦にかわって祈願。
「どうか、よい孫に育ってくれますように!」。

(※ 明治元年初冬。大沼駒ヶ岳の北にある森町鷲の木に旧幕府軍榎本艦隊は上陸。
直ちに新撰組副長・土方歳三を隊長にし、噴火湾沿いに南下。
五稜郭を目指した。川汲峠で官軍と交戦し撃破。
この上湯川でも夜営し、翌10月26日(旧暦)、五稜郭に入城した。
野営地は、この神社境内が有力のようだ。

土方の大ファンである私。話が横道に曲がってしまい申し訳ありません。)





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